なるほど超大型

ノダっち

17年10月23日(月) 17:22

さすがに、
超大型台風だったでしょうか。

県内からは、
やや離れたところを通過して、
発達した雨雲は
あまりかかってきませんでした。

ただ、台風の進行方向左側で
暴風域にも
入らなかったにも関わらず、
最大瞬間風速が
延岡で32.7m
古江で30.9m、
油津で25.8mを観測しています。
いずれも北寄りの風です。

暴風域が
もう少し広かったのかもしれない
とも思えてくる数字で、
この風でケガをされてしまった方も
いらっしゃいました。

一方、台風が直撃した地域、
台風東側や北側の時間が
長かった地域では、
大規模な災害も
発生してしまっています。

台風西側では、
北からの冷たい空気と
台風が持ち込んだ
暖かい空気がぶつかって
雨雲を発達させた面も
あったように見えました。

超大型台風は、
きょうは次第に関東から
東北の東海上に
抜けて行っていますが、
県内が強風域から
完全に抜けたのは昼まえです。


県内の雨は、
昨日の夕方からだんだん止んできて
夕方には晴れ間も見えてきました。

キレイな夕焼けが
見えるのも期待しましたが、
台風が大きすぎたため
西風にならずに
北風が続いたため、
下層の雲が残って、
期待したほどではなかったですね。

下層の雲も
少し色がついていて、
隙間からは
中上層の色づいた雲が見えたので、
下層雲が少なければ
キレイな夕方になったことでしょう。

超大型台風の取り扱いについて、
勉強にもなった事例でした。


きょうは、朝から
スッキリと青空が広がっています。
10日ぶりの青空でしょうか。

昼頃から
やや低い雲が通過していますが、
洗濯物は、久しぶりに
しっかりと乾かせたと思います。

晴れてきて、
新燃岳の様子も、
久しぶりにしっかりと見えました。
噴煙は大きく上がっておらず、
降った雨の影響か
火口全体から
湯気が上がっているように見えます。

ということは、
9月の前半にかけて
雨の後もきょうのような
湯気の上げ方はしていなかったので、
火口の中が全体的に
温度が上がっているのかも、
とも思ったのですが、
気象台の発表によると、
「火口内のくぼ地には
 水たまりも見られた」
とのことです。

火口全体が
熱くなっているわけでは
無さそうです。


一方、県内の陸上は
朝は少しひんやりとした後、
日中は過ごしやすい陽気になっています。

そして、今夜からあす朝は、
またややヒンヤリとしてきそうです。

先週は、昼間が日差しがなくて
昼の気温が上がらずに
ヒンヤリ感じましたが、
朝の気温は平年より高めでした。

今夜からあす朝にかけては、
平年並みか
平年より低めになってきそうです。

先週に比べると、
朝にかけては
肌寒さを強めに感じられるのでは
ないかと思います。

体調を崩さないように
お気を付けください。

ただ、南部を中心に
やや雲が出やすい所があって
放射冷却が弱い所は、
あまり下がらない可能性もあります。

あす日中は、南部を中心に
やや雲が増えて、日差しが
弱まることがあるかもしれませんが、
大きく崩れることはないでしょう。
北部を中心に
日差しもたっぷりとありそうです。

あさってから木曜日も
おおむね晴れて、
朝はヒンヤリ、
日中は過ごしやすい陽気になります。


そして、今度の週末は、
怪しい予報になりました。

この怪しい予報の原因は、
いま、グアム付近にある
雲の塊です。

つまり、熱帯低気圧で、
あすにかけて
新たな台風になると
予想が発表されています。

ただ、
この新たな台風の動きについては、
まだハッキリしません。
ひとまず、台風になってから
また見解をお伝えしていきましょう。

ということで、
週末の予報については、
あす以降の新しい予報で
ご確認をお願いします。

171023_1
けさの青空
171023_2
昼前に
パノラマで
青空を
撮ってしまいました♪
171023_3
きょう昼の
新燃岳火口
(気象庁HPより)
171023_4
きょう午後3時の
衛星画像
(気象庁HPより)

フィリピンの東に
怪しい雲がいます。

一方、
台風21号の雲は
スッカリと形が崩れ、
きょう午後3時に
温帯低気圧になりました。

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