霧島を見ながら

ノダっち

17年6月26日(月) 17:14

福岡にお勉強に行ってきました。

土曜日も梅雨空の県内でしたが、
飛行機が上昇して、
下層雲を抜けると、
中層雲との間に
雲の少ない領域があることも
飛行機に乗ってみて
はじめて感じられることでしょう。

下層雲を抜けてしばらくすると
南側の窓の下の雲海の中に
黒い塊が見えました。

霧島連山です。

それは、まさに
雲の海の上にぽっかり浮かぶ島で、
霧島と呼ぶにふさわしい
光景でした。

土曜日は、梅雨前線が
九州北部にまで北上したため、
福岡にも強い雨雲がかかり、
かなりの蒸し暑さを感じたものの、
日曜日にかけて
さっさと九州南岸まで
南下してきたようです。

昨夕の雨の隙間で走った時には
まだ蒸し暑さを感じたものの、
きのうの夜には、
再び涼しい風になってきていました。

前線の北に戻ったようです。

この週末の雨で、
西米良の国道沿いで
再び土砂崩れがあったと
新聞記事に出ていました。

この週末も、県内は
大雨の警報は出ていませんが、
またしても土砂崩れがあったようです。

これは、
今の現実として受け止めましょう。

これは、もしかしたら、
やはり熊本地震などの影響が
出ているのかもしれませんし、
ただ、熊本地震の以前にも
警報レベルに行かない雨で
崩れたケースもあったと
記憶していますので、
この要因は
それだけではないでしょう。

いずれにしても、この先の雨でも
警報が出なくても
急傾斜地を中心に
(大規模ではないにしても)
土砂崩れには注意しておいた方が良い
思っておいていただければと思います。

とくに、現在、
日南・串間付近を中心に
地面の中の雨の量も多くなってきました。


きょうも、前線北側での
弱い雨雲が時おりかかっています。

午後になって
やや活発な雨雲も出来てきましたが、
週末ほどの
まとまった雨雲ではありません。

前線の北側なので
きょうの昼間も
蒸し暑さが抑え目になりました。

あすも前線は九州南岸で
あまり動かない予想ですが、
きょうよりも
やや活発になるタイミングがありそうです。

きょうの資料だと
そのタイミングは午後になっています。

土中の雨が多くなっている南部ほど
雨が強まりやすい予想ですので、
注意しておきましょう。

土の中の雨の量を指数化して、
その土地に合わせて危険度を
色分けして示す気象庁の
土砂災害警戒判定メッシュ情報は、
こちらです。

注意報レベルの黄色がつくまで
危険度が迫っているかどうか分からない
不親切な気象庁の情報ではあるのですが、
黄色がかかってきたエリアの
急傾斜地では
注意を十分にしていくという
目安にはなるでしょう。


あさって以降は、
徐々に南海上の太平洋高気圧が
強まってきそうです。

それによって、梅雨前線も
少しずつ北上傾向になって行くでしょう。

木曜日くらいまでは
前線が近くて
雨雲がかかりやすい予想ですが、
これは、前線の北上の度合い次第です。
早ければ、
早いタイミングで回復に向かうでしょう。

金曜日からは、
太平洋高気圧が張り出してきます。

夕立などは起きやすい
不安定な状態ながらも、
夏空が広がってくるでしょう。

暑さも強まってきそうです。

猛暑の夏に向けて暑さに体を慣らしつつ、
無理せずに熱中症の予防にも
十分に気を付けましょう。

しかし、ちょうどこの週末には、
日南市内の海水浴場と
宮崎市のサンビーチ一ッ葉で
海開きがあります。

また、今週後半、
週末の暑さが
ハッキリ見えてきた時点で
各海水浴場の海開き予定を
お知らせしましょう♪
170626_1 土曜日の午前の
福岡に向かう
機上から見えた
霧島連山
170626_2 昨夕、
走りに出たら
途中で
大きな水たまりがあって
引き換えしました^o^;

悔しいので
写真を撮って
帰りました^o^;
170626_3 大淀川は
流れが早くて
茶色く濁っていました。

帰りの飛行機は
宮崎市より北側の
下層雲が
少ないエリアで
下層雲の下にもぐり
日向灘で旋回して、
海側から空港に着陸。

機上からは
川から流れ込む
茶色く濁った水で
海も茶色く
濁っているのが
見えました。

一方、新月の満潮近くで
増水もしていた川面には
漁船が浮かんでいました。
シラスウナギ漁の
船でしょうかね

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