また注意報レベルでも・・・

ノダっち

17年6月21日(水) 17:13

帰ってきたとたんに
大暴れをした梅雨前線で、
日南海岸の国道沿いで
大きめの土砂崩れが起きています。

警報が出ていた日南市ですが、
浸水の大雨警報と洪水警報で
土砂災害の大雨警報基準には
なっていなかったですし、
国道の通行規制の基準雨量にも
到達する前に
落石による通行止めもかかりました。

はい、今回もです。

警報基準になる前に
土砂災害が起きています。

この先も、雨の際には
注意報レベルでも
十分に気を付けましょう。


きょうは、前線が少し南下しました。

雲が多く、
午前は雨が降った所もありますが、
日中は、
きのう少しお伝えしたように
日差しも出ています。

平野部は強めの風もあって、
洗濯物もしっかり乾いたでしょう。

あすは、再び前線が北上しそうです。

前線の活発な部分が通過して、
南部を中心に発達した雨雲が
かかる可能性があります。

このタイミングは、
資料によって異なっていて、
前線上の活発な部分の動向次第です。

早ければ朝から昼前ですが、
遅ければ午後になるでしょう。

あす朝からお伝えする
新しい情報でもご確認をお願いします。

また、
雨は抜けきらない状況ですので、
これから来週にかけて
地盤がだんだんと
緩みやすくなっていくでしょう。

きのう載せたリンクなどで
警報などの発表状況も確認しつつ
最新の情報をご確認ください。

土砂災害の警戒レベルや
雨雲の様子、予想など
詳しい解説は、
OAでもご確認をお願いします。


あさっては、
いったん前線が南下しそうですが、
湿った空気が残って
不安定な可能性もあって、
ハッキリしません。

土日は、昨日までよりも
もう一段ほど北に前線が上がり、
前線の南側に入る可能性があります。

前線の南は、雨雲がより一層
発達しやすいエリアです。

また、南西からの風になり、
県内で雨が強まりやすい中心が
山沿いになってきます。

いずれも、前線の動き次第です・・・

南北動が読みにくいため
タイミングやブレの幅で
天気が変ってきます。

でも、動いている間は
強い雨が降っても続かないので、
まだマシなのです。
これが南北に動かないと
大災害につながっていきます。

新しい予報をご確認ください。


なお、来週の後半になると
さらに太平洋高気圧が強まって
梅雨前線を押し上げそうな
資料にもなってきました。

そうなると・・・

夏の空が見えてきそうです。

きょうは
二十四節気の一つ夏至になりました。

来週前半までの
雨を乗り切れば、
来週後半には
夏に至るような気圧配置が
見えてくるでしょうか。

170616_1
青空が見えてきていた
朝の増水していた
大淀川下流部。

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