陽性型の梅雨か!?

ノダっち

17年5月24日(水) 17:20

昼頃からパラパラと
降り出してきました。

午後3時ごろまでは
傘をさすか刺さないか、
ぎりぎり刺さなくても
短距離なら大丈夫かな
というくらいの弱い雨が
中心になっています。

朝は、気温があまり下がらず、
少し日差しもあった南部で
少しムシムシと感じられ、
きのうの予想よりも
少し気温が高めになって
半袖で良いくらいかな?と思うくらいの
25度前後まで上がりましたが、
雨が降り出した後は、
やはり半袖だと
少しヒンヤリと感じてきています。

前線が東シナ海に延びてきていて、
活動が活発になって、
前線上には低気圧が発生し、
この低気圧が午前にかけて
九州の南を通過しそうです。

このため、あすの午前にかけては
しっかりと雨雲がかかりやすく
低気圧や前線に近い南部を中心に
活発な雨雲がかかる可能性もあります。

午後は、低気圧が東へ離れるため
次第に雨が止んでくる見込みです。

ただ、気圧の谷が
すっきりと離れにくい
資料になっているため
いったん止んだ後で、
再びにわか雨もあるかもしれません。
お帰りの時間まで
傘が必要になる可能性もあります。

雨の間は、日中の気温上昇が弱く、
ヒンヤリと感じる所もありそうです。
いずれにせよ暑さは弱いでしょう。

明日午後も、洗濯物を干すときは
空模様を見ながら対応してください。


あさってには、
しっかりと晴れてくるでしょう。

お急ぎでない大きなものは、
もう一日待ったほうが良さそうです。

そのまま、来週中ごろまでは
おおむね晴れる見込みです。
崩れても局地的なにわか雨程度でしょう。

梅雨入り平年日の31日まで
きょうの週間予報から
梅雨入りの雰囲気は感じられません。

ただ、その後、
雨が予想されるタイミングがあったり
湿った空気が入りやすくなったり、
不安定な気配があります。

明日以降の予報でも確認していきましょう。


きょう発表された3か月予報では
6月から7月にかけて
降水量が平年並みか平年より多い予想です。

梅雨時期の多い降水量は、
そのまま災害への心配が高まる
ということになります。

気温も高めになっていますので、
前線が北に上がりやすいか、
晴れ間があって気温が上がることを
示していると思いますので、
いわゆる陽性型のように、
降るときはまとまって降って、
(大雨が心配な降り方をして、)
晴れ間もしっかりあるような
梅雨になるのかもしれません。

気温が高いということは、
南からの暖かい空気が流れ込みやすく、
雨雲が発達しやすいことになるのですが、
その暖かい空気を流れ込ませる
太平洋高気圧の存在も
重要になってきます。

ただ、今現在、
太平洋高気圧の強まりが
まだ見えません。

どこからその
陽性型のステージに入るのかは
来月に入ってから
考察していくことになりますね。

だらだらと雨が降るよりも
雨が降るときに
まとまって降る型の方が
災害は心配です。

梅雨入りが発表されたら、
一層の防災意識の向上と、
通常時以上に
最新の天気予報の確認をお願いします。

8月は、気温が平年より高い予想で、
降水量は平年並みの中で
平年より
やや少なめで予想されています。
ただし、40,30,30ですので、
なんとも言えませんね。

まぁ、夏はちゃんと暑くなりそうですよ、
ということでしょう。
今年も、暑さに対して、
徐々に体を慣らしていく必要もありますね。

その夏を迎える前に
災害が起きないことを願いつつ、
大雨の際に、災害が広がらないように
頑張って情報を出していきます。
170524_1 九州南部の
3ヶ月予報
(気象庁HPより)
170524_2 3ヶ月予報の要因
(気象庁HPより)

チベット高気圧と
太平洋高気圧が重なると
かなり暑くなりやすい
型になるのですが、
さてどうでしょう。

なお、
この図にあるように
太平洋高気圧の軸
(等圧線がとがった部分)
が県内より北にあると
県内には湿った空気が
東から入りやすく
にわか雨が起きやすい
不安定な方になることも
あります。

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