次にスッキリ晴れるのは・・・

ノダっち

17年9月13日(水) 17:01

ボヤンとした天気ですね。

一方で、宮崎市内は
昨日の蒸し暑さは収まって、
落ち着いた暑さに感じます。

秋雨前線の北に入ったためです。

昨夜から秋の空気になってきたため、
宮崎市内も日付が変わる前に
25度を下回って、
熱帯夜としての記録は残りませんでした。

そして、きょうのこの雲は、
台風の外側を北上してきた雲・空気が
もう影響しているとも言えます。

昨夜から、
台風の北側を北上した
上・中層の雲が九州上空にも入り、
きょうは、九州のすぐ南海上に停滞する
秋雨前線の影響もあって、
雲がやや分厚くなったようです。

高気圧に近く
前線から遠い北部を中心に晴れて、
各地で日差しも出ていますが、
南部ほど雲の多い空で経過しています。


前線は、あすにかけても
九州の南であまり動きませんが、
台風の影響で前線の活動が強まり、
前線付近で
活発に雲ができやすくなってきて、
県内にもかかるところが出てきそうです。

雲が多く、所々でにわか雨の予想で、
晴れ間がのぞく可能性もありますが、
晴れ間が見えたり、日が差しても
油断できない空模様でしょう。


あさってには、前線が北上してきて、
本格的に雨が降り出してきそうです。

前線の南には、
台風の外側を回る熱帯由来の空気が
流れ込んでくるため、
前線の活動が強まる可能性があります。

このため、あさってから
雨が強まる所も出てくるかもしれません。

そのまま、台風が通過するまで
大雨となる恐れがあり、
総雨量がかなり多くならないか心配です。

台風自体は、
中国大陸のあまり影響を受けないあたりで
向きを東寄りに変えてきそうな
予想になってきました。

日本の南にある
太平洋高気圧が弱まってきていて
台風が
北寄りに進んできているためでしょう。

まだ海水温も高めのため、
あまり弱まらない状態で
接近する恐れがあります。

台風の進路の予想が
内回りに変化する傾向が続いていますが、
台風の進路が、県内よりも
南を通る場合ほど、
雨の量が増えやすくなると思われますので、
そのあたりの、
台風の進路にも注目していきましょう。

また、暴風域に入る場合には、
風や波の災害にも
警戒が必要になる恐れがあります。

なお、台風が東シナ海を東進してきて、
前線が
県内より北に上がったタイミングで
雨は少し小康状態となるタイミングも
あるかもしれません。

また、
今の予想されている進路、進度だと、
日曜日の日中には
天気が回復してきて、
運動会もできそうな
天気になる可能性もありますが・・・

おそらく、
金曜日には体制を決められるでしょうし、
テントなども
いったん撤去の必要もあるでしょうから、
早めに通過して日曜日の天気が回復しても、
開催は厳しいかもしれませんね。

月曜日の敬老の日には
回復する可能性は高いので、
この日に振り替えられれば、
助かる保護者の方も多いでしょうか。

いずれにせよ、
あすにかけての雨の弱いタイミングで
早めの対策もお願いします。

次にきれいに晴れるタイミングは
台風一過となりそうです・・・

170913_1
午後3時の
衛星画像
(気象庁HPより)

台風の中心では
目がハッキリしてきて、
台風が
発達してきています。

また、
台風の北側の雲と
秋雨前線の雲が
一体化してきました。

九州の南では
発達した雲も
出来始めています。

一方、九州付近から
本州付近に伸びる雲は
上空の風の流れを
示していて、
北緯30度より北は
偏西風があり、
この流れに乗って
台風が向きを変えることに
なりそうです。
170913_2
昨夕は
MRTニュースNextでも
見ていただいたように、
きれいな虹が
あちこちで見えたようです。

こちらは、
視聴者提供の
宮崎市内のもの。

二重に見えたようです。

台風の影響で、
夕虹は晴れ、
のことわざが
きっちりと
当てはまりませんでしたね。
170913_3
一方で、昨夕の
西の空は、
空気が澄んで
山の稜線まで
くっきりと
見えました。

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