警報級の可能性の運用開始

ノダっち

17年5月17日(水) 17:31

日差しはたっぷり出てきましたが、
薄雲が残った空です。

その残りの薄雲は
日暈(ハロ)を作っていました。

気圧の谷の前面の雲で出来るハロは
下り坂のサインになりますが、
今回は
下り坂のサインとは言いにくいですね。

どちらかというと、
回復に向かうなかでの
最後の雲で出来ているのですが、
空にまだ気圧の谷が残っていて、
やや不安定な大気であることは
示していたといえるでしょう。

夕方を中心に
雨雲が所々に出来る可能性があると
きのうからお伝えしていましたが、
やはり、午後になって
局地的にレーダーに反応が出ています。


あすは、気圧の谷も抜けて
しっかりと高気圧に覆われます。

朝からスッキリと晴れそうです。

午後のにわか雨の可能性も
きょうよりは低めになります。

きょうよりは、と書いたように、
熊本県境付近と霧島山付近では
可能性が少しありますので、
念のため、
山沿いではお気を付けください。

朝はまだヒンヤリが残りますが、
日中は各地とも
この時期らしい陽気に戻るでしょう。

明後日から土曜日も
良く晴れそうです。
南部を山沿いを中心に暑くなるでしょう。
運動会の練習など
熱中症にお気を付けください。

日曜日以降も晴れマークですが、
曇りが先行になっています。

ココは、長い距離を流れてくる
東風が入りやすくなる可能性があって、
それによって
雲が増える可能性があるのです。

東からの空気の流れ込み具合によっては
GW後半の3~5日ごろのような
空模様になる可能性もあります。

ということで、
新しい予報でご確認ください。


さて、きょうから気象庁より
<警報級の現象のおそれを積極的に伝える
 「警報級の可能性」及び
 気象警報等の危険度を分かりやすくした
 「危険度を色分けした時系列」の提供>
というのが始まりました。

これだけだと何だか
分かりにくいかと思いますが、
画像欄に気象庁HPにあった
サンプルを載せておきます。

ようは、画像欄にあるように、
何時ごろから何時ごろのまでの間に
警報級の雨が降る恐れがあります
というのを今までよりも
よりはっきりと気象庁が発表します、
というものです。

これらは、気象庁HPの注警報のが
ページで確認することが出来ます。

たとえば、宮崎市はこちらです。

こちらの宮崎県一覧から
市町村をクリックすると、
各市町村ごとに時系列での
警報級、注意報級の現象の予想を
確認することが出来るものと思われます。
(きょうは安定しているため
 確認できていません^o^;)

一方、5日先までに
警報級の現象が出る可能性については、
一次細分毎に発表されるようです。
(一次細分=南部平野部、北部平野部、
 南部山沿い、北部山沿い)

今後、シビアな現象が予想され、
実際に発表されてきましたら、
また改めてご案内します。

いずれにしても、
この情報についても、
時中に向かってどんどんと
情報が更新される
類のものになると思いますので、
詳細な情報になればなるほど、
新しい情報を
随時確認する必要は出てくる
と思っておいてください。

つまり、
最初に見た情報をうのみにせず、
今まで通り、防災という観点では
新しい情報に頭の中も
随時更新していくようにしましょう。
ということになります。
170517_1 昼前に
県庁近くで見た
クスノキと
ハロ
170517_2 危険度で
色分けした
時系列の例
(気象庁HPより)

大雨の所の
黄色と赤の
網掛けは、
警報に変わる可能性
を示していて、
警報になった場合は
赤く塗られます。

予想最大雨量も
明示されます。
170517_3 5日先までの
警報級の可能性
(気象庁HPより)

高と中の
2段階で発表されます。

高は警報級の
予想になる可能性が高い、
中は注意報級だけど、
場合によっては
雨雲が急に発達して
警報級になる可能性も
考えられます。
心構えをしておいて、
といった情報かと
理解しています。

 

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