今月7個め

ノダっち

17年7月26日(水) 17:31

相変わらず不安定です。

水蒸気が多い白っぽい空で、
気温が上がった午後は
所々で雨雲が沸いてきました。

一方、南の海でも
次々と雲が沸いています。

フィリピンの東海上で、
きょう正午、今月7個目の台風、
9号が発生しました。

6号、7号、8号は、
弱まっていったので、
現在は、5号と9号が存在しています。

5号は、今後西寄りに進んで
日本の南に進んできますが、
その後の動きはまだわかりません。

9号の発生によってより一層、
わかりにくくなりました。

二つの台風共に、
台風を動かす風が弱い場に入り、
動きが読みにくいですし、
もしも二つが近づくと
相互作用をして
複雑な進路になることも考えられます。

この二つの台風が
日本上空辺りで下降気流を生んで、
太平洋高気圧を強めると
台風の接近をブロックするのですが・・・

それならそれで、
海へのうねりがいつまでも続いて、
海水浴などへ注意が必要な状況が
続きやすくなるでしょう。

いずれにしても、
念のためにも注目しておきたい
台風5号と9号の動きです。

きのうの3か月予報のように
太平洋高気圧に覆われて
晴れやすくなりそうな雰囲気が
今のところ、台風の影響もあって
来月初めまでは
はっきり見えませんが、
下降気流が強まる状況になると、
その可能性が見えてきます。


きょうも、
朝から各地で日差しもあったため
気温も上がっていて、
加久藤では35.8度まで上がる
猛暑日になりました。

一方で、上にも書いたように
雷雲も
山沿いを中心に沸いてきていて、
激しい雷雨となった所もあります。

支流の河川では
洪水注意報レベルに
なった所もありました。
中小河川は
急な増水、流れの変化に
注意が必要な状況になったと
思われます。


あすも、同じように
不安定な状態が続きそうです。

午前を中心に各地で日差しがあるものの、
午後は、山沿いを中心に
所々で雨雲が湧いてきて、
激しい雷雨の恐れがあります。

急な強い雨や落雷の発生に注意し、
激しく降ってきたところでは
突風や道路の冠水にも注意しましょう。

また、中小の河川は、
上流で降った雨による
急な増水にもお気を付けください。

週末にかけても、
山沿いを中心とした
午後の雷雨の可能性があります。

さらに、来週にかけては、
台風の動きや、
台風の効果で高気圧がどうなるかによって
変わってくるでしょう。

こちらも、最新の予報でご確認下さい。
170726_1 正午の衛星可視画像
(気象庁HPより)
170726_2 きのう現在の
海面水温
(気象庁HPより)

真夏ですので、
日本の南は海水温が高く、
海上にある台風は
広く発達しやすく
弱まりにくい状況です。

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