えびの高原になごり雪も

ノダっち

17年3月27日(月) 17:21

福岡でも
土曜日に開花が発表されたものの、
宮崎は、先週もお伝えした通り、
やはりマダマダです。

今年も、去年のように
九州の桜前線は
北から南に進んでくることに
なるのではないかと思います。

宮崎の標本木のつぼみは、
あすにかけての
日差しで成長が進む可能性もありますが、
その後にまた雲が多くなって
気温が上がりにくくなるので、
今週後半でも、
微妙かもしれません。

ただ、先週に比べると
一週間でしっかりと成長していました。
確実に進んではいるようです。

じっくり待ちましょう。

次は、水曜日、雨が降り出す前に
行ければ観に行ってみます。


きのう、
つぼみの写真を撮りに行ったときは、
日差しもたっぷりあって
風もあまり強くなかったので、
寒さは弱く、
春の陽気も感じられました。

一方で、土曜日は
やはり真冬のような昼の寒さを
感じられたでしょう。

土曜日の昼間は、
予想通り気温が上がりませんでした。


きょうは、朝から晴れていますが、
風は冷たいです。

強めに吹いているので、
気温の暖かさを
掻き消すくらいの冷たさを感じます。

けさ9時の鹿児島上空1500m付近は
-1.7度なっていて、
真冬並みでした。

この寒気の影響で
えびの高原は雪化粧をしていて、
エコミュージアムセンターによると
午後1時の積雪が
2センチくらいとのことです。

寒気による雲が
県内の山沿いに流れ込んで、
ホトンドの所が雨ですが、
山の上では
えびの高原以外でも
雪になった可能性があります。


あすは、春の移動性高気圧に
しっかりと覆われそうです。

高気圧の中心付近が通り、
スッキリと晴れるでしょう。

洗濯日和です。

寒気の抜けは緩やかで、
朝にかけては、
放射冷却も効いてきて
けさより冷えるでしょう。

農作物の管理にご注意下さい。

あす日中は、この時期らしい
ポカポカ陽気の所が多くなりそうです。


あさってには、
もう高気圧が東に抜けて
高気圧の後ろ側になるため
雲が広がってきそうです。

午後には雲が厚みを増してきて、
次第に雨が降り出すでしょう。

木曜日も雨マークがついていますが、
ココの雨は微妙です。

金曜日が雨の可能性は高く、
その前後の日にも
かかるかどうかという所でしょう。

金曜日の雨も、
また昼の気温が上がりにくくく、
真冬の寒さの可能性があります。

宮崎市は、先月、
20度を超えた日があったのですが、
今月に入ってからは
まだ1度も20度を超えていません。

もしこのまま、20度を超えなければ
1927年以来、90年ぶりの
珍事ということになるのですが・・・

木曜日が、雨があまり降らずに
晴れ間が出た場合、
20度に近づきそうな予報があるため、
土壇場木曜日の気温次第でしょう。

そういう意味でも、
木曜日の日照具合と気温に注目です。

20度を数日超える日が続くと、
一気に桜のつぼみの成長が
加速するのですが、
じわじわしか成長しないのも
この低温の影響もあるのでしょう。

170327_1
標本木のつぼみの
成長具合。

19日(日)

26(日)の
一週間で
これだけの
成長です。

このレベルのつぼみが
増えてきていますが、
この状態からは
10日~2週間程度かかります。

この先の
気温の予想からすると、
一気に加速しないでしょう。

これが5分咲の頃の
ツボミとしても、
今月中の開花発表は
難しいかもしれません。
170327_2
今日の桜島
(気象庁HPより)

桜島では
25日の午後6時3分、
南岳山頂火口から
火砕流を伴う
噴火が発生しました。

最近静かでしたが、
カルデラ深部の
膨張を示す
データ変化が続いていて、
今後の推移に要注目です。
170327_3
雪化粧している
えびの高原・硫黄山
(気象庁HPより)

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