上空の高気圧は感じますが・・・

ノダっち

17年7月11日(火) 17:39

錦江湾南部を震源とする
M5.3の地震がありました。

桜島は、地震後も
表面上の目立った変化は無いようです。

主に桜島より北の錦江湾に広がる
姶良カルデラより
南に外れた場所が震源ですし、
桜島との
直接のつながりはないかもしれませんが、
きのうの桜島の火山情報でも
「姶良カルデラ地下深部へのマグマの供給が
継続している」となっていますし、
地下のマグマが
揺り動かされた可能性もありますので、
ココ数日の間は、活動に変化が無いか
ちょっと注目しておきたいと思います。


桜島は、山頂付近を
雲が覆っていて、
ライブカメラでは
ハッキリ見えないのですが、
これは、湿った空気が
流れ込んでいることを示しています。

この湿った空気で
やはりきょうも不安定な空の県内です。

平野部は
やはり昨日より日差しが多くなり、
その分、暑さも強まりました。

最高気温は、
宮崎空港で35度近くまで上がっています。

一方で、所々に雨雲もかかっていて、
サッとにわか雨もあったでしょう。

宮崎市は良く晴れて、
梅雨が明けた様な
空も感じられたかもしれません。
上空では高気圧が強まったのを
感じる空です。

高校野球も、きょうも
しっかりと試合が行われています。

梅雨前線は、あすにかけて南下して、
今夜には九州北部付近で、
あすの朝には、九州中部付近に南下し、
さらにあすの夜には、
九州南岸付近に伸びると予想されます。

ただ、上空の太平洋高気圧の中に入り、
前線の活動自体は
あすにかけて次第に弱まりそうです。

このため、あすの雨の時間は
あまり長くなく、
山沿いが中心で
平野部は雨の時間が短いか
ほとんど降らない所も多いでしょう。

午後を中心に晴れ間もある見込みです。

蒸し暑さも続きますので、
引き続き
熱中症にならないようにご注意下さい。


その後、あさってから週末にかけて
前線が再び九州南部付近で
しっかり活動しそうな
資料にはなっていません。

太平洋高気圧が
週末にかけて次第に強まりそうです。

このタイミングで、
梅雨明けが発表される可能性もあります。

ただ、気になるのは
来週中頃に
太平洋高気圧が弱まりそうな
予想があるためです。

日米の主要な資料が
来週中頃に太平洋高気圧が
しぼむ予想になっています。
一方で、ヨーロッパの10日予報資料は
来週も
あまり太平洋高気圧を弱めていません。
(前半はやや弱めになる傾向はありますが、
 日米ほどではない感じ)

ヨーロッパの資料は少数派で、
多数決的には
しぼみそうなのですが、、、

さて、どちらが正解となるでしょうか。
170711_1 昼前の
MRTから西の空
170711_2 午後4時ごろの
MRT上空

太平洋高気圧の
存在を感じる
青が濃い空に
なってきましたが・・・
170711_3 昼過ぎの桜島
(気象庁HPより)

午後4時現在、
目立った噴火の
観測は
発表されていません。

投稿月