山沿いは雪による影響に注意

ノダっち

17年2月9日(木) 17:23

寒くなってきましたねぇ!

昼にかけての
気温の上がり方が鈍くなっていて、
山沿いでは、朝よりも昼のほうが
気温が下がってきている所もあります。

朝にかけて
通過した気圧の谷による雨雲では
山沿いで、
になったところもあるようです。

標高が高い、
五ヶ瀬ハイランドスキー場と
えびの高原のアイススケート場からは
朝から雪の報告が来ています。

平野部は、昼前から
次第に晴れてきましたが、
冷たい風が強まってきました。

寒気が南下するときに強まる風です。

今夜には、上空1500m付近で
-6度以下の寒気に包まれ、
あすは、
県南上空で-8度以下、
県北上空で-10度以下になってきます。

さらに、あすは
九州上空5500m付近が
温度の変化が大きい場所となり、
上空の前線が通過する予想です。

こういう場所では雪雲が
発達しやすくなりますので、
強い風に乗って
九州山地を超えて
県内に入ってくる
雪雲が増える可能性があります。

山沿いは、
標高が高い所を中心に、
所により
大雪となる恐れがありますので、
ビニールハウスの管理や
積雪による通行規制などに
十分にご注意下さい。

弱い雲だと
県内に入った雲が山沿いまでで
平野部に来ることに弱まって
晴れ間が出るものですが、
発達した雲だと
山沿いで弱まりきらずに
平野部まで流れてくることもあるのです。
ということで、あすは、平野部にも
流れてくることが十分にありえます。

晴れていても
にわか雨やにわか雪に注意して
洗濯などの対応が必要です。

平野部でも、もしかすると、
舞っている雪を見るチャンスが
あるかもしれませんので、
外の様子に注目してみましょう。

宮崎市でも、
去年に続いての
雪の観測があるかどうか
注目しています。

今シーズンも雪が観測されれば、
3シーズン連続になるのですが、
3シーズン連続となるのは
02’03’シーズンから
05’06’シーズンにかけて
4シーズン続いて以来です。

気圧の谷の影響はありそうなものの、
上空5500m付近の寒気としては
それほどのパワーがないのも
気になっています。
あとは、日差しが多ければ
溶けて雨になっちゃって
初雪にならないかもという部分との
微妙な攻防がありそうです。

さて、どうでしょう!?


あさっても強い寒気が続くものの、
上空の気圧の谷が抜けるため
雪雲は弱まりそうです。

このため、あさっては
山沿いの所々に雪雲がかかるものの、
平野部にまで流れ込むほどの
パワーがなくなってくるでしょう。

ただし、寒さは
明日と同じくらいになります。
平野部では、日差しが増える分、
あすよりはマシになるでしょうか。

一方で、九州の東シナ海側は、
あすもあさっても降雪があり、
平地でも積雪の可能性があります。

九州道など高速道路や鉄道に
影響が出るかもしれませんので、
週末にかけて
各地に移動予定の方はご注意下さい。
とくに、あすの降り方が酷い場合は
影響が長引くことも
考慮しておく必要があるでしょう。

土曜日や日曜日に
九州各地へ移動予定の方も
あすの熊本、鹿児島、福岡の
雪の情報にも
注目しておいた方が良さそうです。

また、県内の山間部の峠道などを
明日から週末に通行予定の方も、
必ずチェーンや冬用タイヤの準備を
お願いします。

さらに、この週末にかけては
近畿や東海での雪も予想されていて、
大阪や名古屋との
航空便の情報もご注意下さい。


日曜日から月曜日にかけては
少しずつ寒気が弱まり始めて、
等圧線の間隔も広がってきそうです。

そうなると、放射冷却による
冷え込みが効きやすくなるでしょう。

朝晩の冷え込みが強まります。
水道管や路面凍結などに
注意が必要になりそうですので、
低温注意報の
発表状況をご確認ください。


来週の中ごろからは、
寒さが弱まっていきます。

きょう発表の一ヶ月予報では、
18日からの1週間は
平年並みか平年より高い
気温になる予想です。

ただし、3週目(25日~)からは
ハッキリしない傾向になっています。
170209_1 午後3時ごろの
大淀川下流

強風で
波がたっていました
170209_2 昼過ぎの
えびの高原
(気象庁HPより)

雪景色です。

すでに、
きのうの夕方から
高原に上がる道路は
チェーン規制と
なっています。

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