体調管理などにご留意を

ノダっち

17年1月13日(金) 17:20

谷が抜けて、
広く晴れました。

その分、日差しが暖かく感じられます。

ただし、やはり風は冷たいです。

しかも、また強めに吹いていて、
日陰に入ると
寒さを強く感じます。

寒気自体は、
きょう日中まで踊り場でした。

今夜から強まってくる見込みです。

今夜からの寒気が強まるタイミングでは
降水をもたらす雲が
山沿いを中心にかかってくるでしょう。

きょう午前まで-3度前後だった
県内上空1500m付近は、
あす朝には、-6度以下になり、
夜にかけて、
-9度線も県北部に入ってきそうです。

この-6度以下の寒気は、
日曜日まで滞在されます。

土日ともに、平年よりも
強めの寒さで経過するでしょう。

今季一番の寒さを
更新する所もありそうです。

平野部を中心に吹く強い風の影響で
余計に寒さも感じるでしょう。

暖かくしてお過ごしください!

ただし、去年の1月下旬に入った
横綱級の寒気に比べると、
まったく歯が立たないレベルで、
毎年2,3度はあるくらいの
寒気の強さになります。

受験生の皆さんの脚を乱すような
雪の降り方などは
県内では無さそうな予想です。

ただし、強い風は吹くため、
橋の上やトンネル出口などで
横風にあおられたりしないように
ご注意下さい。

また、
日中に雪がちらついたところなどは、
朝の橋の上での凍結にも注意しての
慎重な運転なども心がけましょう。

空気の乾燥した状態が続きますので、
火の取り扱いには十分にご注意下さい。
風が強く、火が付くと
燃え広がりやすい状況も予想されます。
どんど焼きなどされる際には、
火が飛ばないように
十分な注意が必要です。

その後、月曜日になると
徐々に抜けていく見込みです。

月曜日は、晴れそうな予想で、
等圧線の間隔も
広がってきそうですので、
月曜日の朝は、放射冷却も効いてきて
冷え込みが強まる可能性があります。


画像欄に載せましたように、
きょう、硫黄山周辺の
噴火警戒レベルが
「1」に引き下げられました。

生きている山ですので、
今後も臨機応変な対応が
必要となるでしょう。

最新情報にはご注意下さい。
気象庁のこちらのページで、
前日までの火山性地震の回数などが
日々更新されていますので、
山に入る際には、
一度確認するのが良いでしょう。

一方で、小林方面から
えびの高原に上がる道路も
規制が解除されたようです。

この週末、えびの高原で
少しの雪景色が楽しめる可能性も
十分にあります。
ただ、楽しみに行く方は、
念のためにも、
必ずチェーンなどの滑り止めを
ご準備ください。
(熊本県に近い地域の
 峠道を通行予定の方も)


来週水曜日は、
週間予報でくもりマークに
変わってきました。

きのう、予報が変わる可能性と
書いた見解の通りです。

WNIの予報では、
木曜日に雨マークもついています。

中頃にかけては、
一度寒さが平年並み程度に
弱まりますが、
この気圧の谷が通過した後、
来週末に
もう一度強まりそうな予想で
変化ありません。
170113 午後3時ごろの
えびの高原
(気象庁HPより)

きょう、
硫黄山周辺に対する
噴火警戒レベルが
「2」→「1」に
引き下げられました。

レベルが引き上げられる
キッカケとなった
火山性地震は、
先月12日に70回を
観測して以降、
落ち着いた状態です。

きょうは、
噴気が上がっているのが
ライブカメラでも
確認できます。

一方、
韓国岳は
少し白くなっていて、
樹氷が
ついているようです。

 

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