再び緩やかに下り坂

ノダっち

17年4月25日(火) 17:13

東風が入ってきています。

午前中は、雲の隙間があって
まだ晴れ間があったのですが、
湿度が高めで
ジメッとした風を
感じられたでしょうか。

午後は雲に覆われてきていて、
所々に雨雲もかかっています。

宮崎市内でもにわか雨がありました。

きのうのOAでも
「緩やかに下り坂」という言葉で
お伝えしましたが、
最近、思いついた言葉です^o^;

「ゆっくり下り坂」というと
晴れから
だんだん雲が広がってきて、
夜くらいにパラパラし始めるみたいな
イメージになるかなぁと思っていて、
昼間から雨の可能性があるため
この表現はなんか違うなぁ、
と思いつつ、
でも、きょうから
本格的に崩れるわけでもないため、
単に「下り坂です」と言ってしまうのも
なんか違うなぁ、なんて思って
「緩やかに下り坂」って
言葉にしてみています。

いかがでしょう?

「ゆっくり下り坂」と
たいして変わんねぇよ、
と思われる方もいらっしゃるかもですが、
この言葉には
こんな気持ちを込めたのでした。


さて、西からは
まとまった雲も近づいてきています。

まだきょう西から近づいた雲は
高い所の雲が中心ですが、
あすは、前線本体の雨雲が
かかってきそうです。

九州の南に前線が伸びてきて、
前線上に発生する低気圧は
夜にかけて九州の南に
進んでくる予想になっていますので、
午後の方が、より一層、
本降りの雨となる所が多いでしょう。

雨脚が強まる可能性もあります。

南岸低気圧型になりますので、
昼間の気温が
上がりにくくなりそうです。

朝にかけての
気温降下は小さくなるものの、
昼間横ばいの可能性があって
ヒンヤリと感じるかもしれません。

低気圧が近づく午後は
風が少し強まる所もあるでしょう。


あさってには、
低気圧や前線が離れて、
天気が回復に向かいます。

しっかりと西風にかわるくらい
大陸から高気圧が張り出せば
さっさと天気が回復しますが、
張り出しが弱いと
回復はゆっくりで
不安定さが残る可能性もあり、
現時点では
どちらも示す資料がありますので、
あすお伝えする
新しい予報でもご確認ください。

金曜日から日曜日は良く晴れて、
お出かけ日和でGWが変わる予報には
変化がありません。

きのうは、
全国の連休にかけての予報を
お見せしましたが、
きょうから、週間予報の画面を
少し下降して表示する準備が
整いましたので、
県内の10日予報も
夕方ニュースでご覧いただきます。

ただし、3日以降の予報に関しては
東に抜けていく
高気圧の強さ次第で変わりそうです。

きょうのように晴れ間があっても
にわか雨があるような
不安定になる可能性も
捨てきれない資料になっています。

この点もOAでは
サラッとお伝えしますが、
来週後半部分は
精度がまだ低いと思って、
新しい予報もぜひご確認ください。


きょうは、GWからその先、
7月にかけての3ヶ月予報も
発表になっています。

特徴としては、
5月と6月は、平均気温が
平年並みか平年より高い予想で、
6月と7月の降水量が
平年並みか平年より多い予想
なっている点です。

とくに梅雨時期に当たる季節の
降水量が多くなる可能性があるのは、
気になりますね。

災害に気を付けないといけない雨が
増えないことを祈りますが、
心の準備はしておきましょう。

一方で、7月の後半は
晴れる日が多いとなっていますので、
しっかりと梅雨は明けていきそうです。

6月から
気温が高めになる可能性もあるため、
どちらかというと、
いわゆる陽性型の
梅雨になる可能性があるのかな、
とも感じらさえられる3ヶ月予報です。

なお、
エルニーニョになる可能性もあるものの、
その影響は
あまり大きくない予想となっています。
170425_1
九州南部の
3ヶ月予報
(気象庁HPより)
170425_2
3ヶ月予報の
大気と海洋の特徴
(気象庁HPより)

フィリピインの東の
平年より南で
対流活動が盛んになるため
太平洋高気圧の
西への張り出しが
強まるものの、
北への張り出しが
弱い予想で、
それによって
暖かく湿った空気が
北上してきやすくなり
降水量が多い
予想になっています。

フィリピンの東で出来る
対流雲がまとまってできる
いわゆる熱低の
動きにも気をもむような
資料です。

なお、あすにかけて
台風1号がようやく
発生する可能性もあります。

投稿月