月明かりに負けないふたごの礫

ノダっち

16年12月14日(水) 17:53

みなさんに、
おススメですよ~
なんてお伝えした手前もあって、
ちゃんと早起きしたノダです。

そして、やはり
早起きは三文の徳でした^o^


昨夜は、アオタイの打ち上げを
MRTのラン仲間で行い、
その帰り道には晴れていたので、
夜空を観ながら
(少し痛みが残る膝をかばいながら^o^;)
帰ってきましたが、
やはり、
明るい月が真上に出ていて、
かなり空が明るかったです。

オリオン座の子三つ星も
ほとんど見えないくらいでした。

ということで、
夜のふたご座流星群は
さっさとあきらめて就寝。

5時に目覚ましを鳴らして、
がんばって起きて、
東の空を見てみると
木星がきれいに見えたのですが、
この時の気持ちは
ご想像にお任せします(笑)

急いで支度をして外に出ると、
やはり西の空で
月が明るく輝いていたものの、
東の空は
真夜中よりは暗くなっていました。

観測を始めて10分ほどで
一つ木星の北のほうで流れ、
そうこうしていると
薄い雲がかかってきたので、
雲が少なかった
北斗七星のほうにカメラを向け、
3度目くらいのシャッターが開いたときです。

北斗七星の近くで
明るい光の筋が流れました。

特に明るい流星を火球といいますが、
それに匹敵するクラスの明るさで、
痕を引いて流れて、
痕が消える間際に
少し揺らめいたように見えたのが
印象に残っています。

思わずガッツポーズです。

すぐに、カメラを確認してみると、
画像欄に載せた通り、
キレイに写ってくれていました。

もう一度ガッツポーズです(笑)

久し振りに
キレイにフレイムにおさまった
大きな流星でした♪

流れ星の撮影は運なんです^o^;
どこに流れるかわからないので、
画角を決めたら、
ひたすらそこでシャッターを切り続けます。

手振れをしないように
レリーズというリモコンをつないで、
押しっぱなしの状態で連写です。

6時には東の空の下の方が
徐々に白んできたので撤収しました。

結局40分ほど見ていて、
4個ほど確認したので、
予想された通り1時間10個の
ペースだったということでしょう。

あれだけ空が明るくても
こうして確実に観ることが出来るのは
やはり魅力的なふたご座流星群です。

例年のふたご座流星群に比べると
寒さは弱く感じました。
風が冷たかったものの、
1時間も見ていると
足先や手先がしびれてくるくらいに
冷えてくる年もあるので、
それに比べると見やすい
ふたご座流星群だったと思います。


流星群を見ていた時も
時おり雲が出てきていて、
その後、いったん雲が広がりましたが、
また日中は広く晴れています。

冷たい風が西から強めに吹いていて、
寒さを感じられているでしょう。

今夜にかけては、
寒気の前面にある気圧の谷で
雲が多くなりそうです。
今夜も、けさ並みかけさよりやや少ない
流星のチャンスがあるものの、
やはり月は明るいですし、
雲の隙間からということになって
条件はあまりよくないでしょう。

また、
寒気が明日にかけて強まりますので、
あす明け方の
月が低い時を狙ってみても、
やはりけさより寒いと思います。

もし、観に出られる時には
十分に暖かい服装をご準備ください。

あす日中も、
平野部を中心に晴れますが、
西寄りの冷たい風が
強めに吹く所があり、
寒さを感じるでしょう。

山沿いでは、寒気の影響で
雲がかかりやすい所もありそうです。

夜から金曜日にかけて
寒さがさらに強まるでしょう。


ただ、金曜日から土曜日は、
冬型が緩んできますので、
山沿いでも晴れやすくなります。
一方で、その分、
朝晩の放射冷却は強まるでしょう。

日曜日には、寒気が弱まって
週明けは天気が下り坂に向かいます。
20日のイプシロン打ち上げも
怪しい天気です。。。
161214 午前5時45分頃
宮崎市から北東の空

2等星と3等星の
北斗七星の
星の列に比べても、
流星の明るさが
よく分かると思います。

撮影データは
ISO1600
5秒、F4.5です。

過去の日記を見てみると
3年前にも
北斗七星に流れた
ふたご群の流星を
捉えていましたが、
今回とは比べ物にならない
かすかな物でした。

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