ノダっち

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台風16号接近!警戒!!

ノダっち

16年9月19日(月) 17:19

天気の話なノダ

週末は
やはり晴れた所が多いものの、
土曜日も所々でにわか雨があり、
日曜日は
激しいにわか雨となった所もありました。

運動会も
途中から延期となるなどの
影響もあったようです。

台風14号が崩れた低気圧が
九州の北に伸びていた秋雨前線上を進み、
県内に南から
暖かく湿った空気が流れ込んで
局地的に活発な雨雲が出来ました。

台風16号は、
土曜日に先島諸島付近を通過して
東シナ海に入って、
日曜日にかけて次第に
北東に向きを変えてきています。

この向きを変えるのに
時間がかかることも多いのですが、
今回はさっさと方向転換が終わり、
東に進んで来ました。

このため、土曜日以降は
次第に県内に接近しそうな時間帯も
徐々に絞られてきて、
しかも、きょうにかけて
その予想されるタイミングも
金曜日にお伝えした予想のうちでも
早い方になってきています。


すでに、きょうの日中には
台風の東側の雲が
九州に近づいてきました。

また、県内は、
台風の外側を回る湿った空気が
流れ込んで来ている影響で
昼前から活発な雨雲が
かかりやすくなっています。

きのうまでの先行降雨があって
地盤が緩みやすくなってきている
可能性がある状態で
台風の接近があるため、
大雨災害には
厳重に警戒が必要
です。

台風16号は、
東シナ海を東寄りに進む
きょうの正午でも
中心に引き締まった目が
ハッキリと見えています。

これは、非常に発達した状態を
保っていることを示していて、
危険な状態のまま
九州に接近中です。

また、目の周辺には
非常に発達した雲が
取り巻いていますので、
予想される進路の中心を進んで
暴風域がかかってくると、
この目の周辺にある
発達した雨雲も
県内に入ってくる
でしょう。

あっという間に
道路が川の様になったり、
中小河川では
短時間で水位が上がったり、
低い土地が冠水・浸水したりと
危険な状態になる恐れがあります。

いつものですが、
詳しい情報が見られる
リンクも張っておきます。

台風16号情報(気象庁HP)

宮崎地方気象台が発表する情報(気象庁 HP)

宮崎県内の注意報・警報(気象庁HP)

宮崎県の河川の水位(宮崎県河川課)

宮崎県土砂災害危険度情報(宮崎県)

また、MRTテレビでは
終夜、台風情報をOA予定
です。

今夜、お休みになる時には、
なるべく崖から離れた所で寝たり、
2階以上に移動したり
しておくのがおススメですし、
自治体からの避難情報も
気を配って確認してください。

宮崎県のホームページなどで
最新の情報も確認しながら
水位が急に上がってきたら
早めの避難も心がけましょう。

また、
暴風域を伴ったまま
強い勢力で接近しそう
です。

気象庁による
きょう午後3時発表の予想では、
都城市付近にあると予想される
あす未明の午前3時で
中心付近の
最大風速が35m、
最大瞬間風速50mと
強い勢力が予想されています。

最大風速35mといいますと、
道路標識が傾くことがあったり、
倒れる樹木が出たりする風
です。

市街地などでも
雨戸を閉めて寝たり、
雨戸のない窓には
カーテンを閉めて
窓から離れて寝たり、
風で直接割れなくても
飛んできたもので
割れたりすることもありますので、
暴風に対しても
十分に対策をしておきましょう。


飛んできたものなどで
怪我をすることもありますので、
暴風域に入ったら
外出を引けるのが無難
です。


あす朝以降、
台風の中心が東に抜けて、
風向きが西に変わってくると、
次第に雲は薄くなって
天気は回復に向かうでしょう。

早い所は、
中心が東に抜けるとともに、
雨雲が切れて
青空が見えてくる可能性もあります。

ただ、天気が回復してきても、
少なくとも暴風域に入っている間は
危険な風が吹く恐れがあり、
油断しないでください。

不用意な外出は控えたほうが安心です。

また、強風域に入っている間も
橋の上やトンネルの出口などで
急な強い横風などに注意しましょう。
洗濯物も、
飛ばされないようにお気を付けください。


あさってからも
くもりマークが並んでいて
スッキリしない予想ですが、
秋雨前線の影響です。

微妙なところですので、
台風後に新しい予報でご確認ください。


みなさま、どうかご安全に、
大きな被害がなく
台風一過が迎えられますように

(  _ 人 _  )

160919
正午の衛星画像
(気象庁HPより)

東シナ海で
この状態の
引き締まった目を見るのは
久し振りな気がします。

ハッキリ言って
怖い画像です。

名月に叢雲

ノダっち

16年9月16日(金) 17:55

天気の話なノダ

「月に叢雲、花に風」という、
ことわざがあるくらいなので、
昔から、この中秋の名月の時期は
雲が出やすい季節だったのでしょうね。

月に叢雲、花に風
月夜には雲がかかって邪魔をするし、
桜には風が吹いてすぐに散らしてしまう、
ということから転じて
「良いことは
思うようにいかない・長く続かない」
という意味になったとされます。

今年もまさにそうでした。

それでも、宮崎市内は
雲の間に見え隠れした十五夜さんを
しっかり拝めました。

やはり雲は多めでしたので、
趣のある月に感じられたでしょうか。

しかし、このタイトル、
もしかしたら以前もつけなかったかな?
と思って調べてみたら、
去年、十五夜後の雪に対して
つけていました(笑)

やはり、そういう季節です。


きょうも晴れたり曇ったりですが、
洗濯物は
しっかりと日差しに当てられたでしょう。

あすの午前まではチャンスあります。

ただ、明日の午後以降は
湿った空気の流れ込みが強まってきて、
雲が厚みを増してきそうです。
所々で雨雲になる可能性もあります。

洗濯物などは
空模様を見ながらの対応が必要です。

また、日曜日も
雨マークが復活しました。

秋雨前線が
九州の北まで北上しますが、
前線上を台風14号から変わった
低気圧が進む影響で
前線の活動が活発になり、
前線の南側でも
雨雲が増えそうなのです。

午後を中心とした所々での雨で、
晴れたり雨が降ったりの
変わりやすい
天気になる可能性も
あります。

運動会などお出かけには
朝に晴れ間があっても
雨具を準備しておくのがおススメです。


月曜日からは、
台風の動き次第ですが・・・

問題の台風は、
きのうの午後から
台風が進路予想の真ん中付近を
進み始めています。
ということで、
現在の太平洋高気圧を
コンピューターがとらえたようですので、
台湾の北に行くくらいまでは
このまま予想の確度良く進むでしょう。

そのあとは
相変わらず巨大な予報円です。

高気圧がどこまで強さを維持するか?
あるいは強まるのか?
によって変わってくるのでしょう。

秋雨前線は
今日から明日にかけて北上します。

この前線にそって
西風がありますので、
この近くまで北上すれば
東から北東に向きを変えるでしょう。
そのタイミングが問題です。

つまり、大きな予報円は、
南北の差というよりは
東西(タイミングの前後)の差と
とらえたほうが
いいだろうと思っています。

予報円をその幅で読み取ると、
早ければ
火曜日(の早いタイミングにも)
に接近する可能性があり、
遅ければ
水曜日になる可能性もあると
解釈することができるでしょう。

日曜日の午後以降、
雨が本格的になる前に、
念のための対策などは進めたほうが
良いかもしれません。

東シナ海に進んできた後は
発達のピークを過ぎて
徐々に勢力を落としそうですが、
それでも、接近すれば
十分なインパクトがあるでしょう。

また、秋雨前線もありますので、
雨の影響も心配です。

週末以降も最新情報をご確認ください。

また、月曜日は祝日ですが、
ノダは
朝のラジオ、GO!GO!ワイド、
そして夕方のニュースNextと
通常通りに出演しますので、
最新情報をご確認ください。


そういえば、
秋らしい進路になってきたと
今週、書いた気もしますが、
まだ夏の要素も残った
台風16号の予想となっております。

蒸し暑いわけだ・・・・

160916_1
昨夜、
月の周りで
雲が少なくなった
タイミングで撮った
名月

こうして
拡大してみると
左上に影があり、
満月前の
状態ということが
分かります。
160916_2
月に叢雲

昨夜の
帰り道で
スマホで撮影
160916_3
午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

大陸には
台風14号が
崩れた雲があり、
秋雨前線の雲と
合流しつつあります。

秋雨前線の活動も
活発になりそうです。

太平洋高気圧は強まっている様子

ノダっち

16年9月15日(木) 17:19

天気の話なノダ

朝から
時おり晴れている宮崎市内です。

朝は、
北部に雨雲がたっぷりあったものの、
南部には
局地的なものがかかったくらいで
昼過ぎにかけて経過してきています。

やはり、きのうもお伝えしたように
夜にはお月様も
雲の間から
拝めるのではないでしょうか。

ただ、
晴れて気温が上がったので、
午後2時ごろからは
山沿いで
活発な雨雲もできてきていて、
この雲の残骸が
残っている間は
お月様も見えにくいでしょうね。
また、沿岸部でも
湿った空気による低い雲で
見えにくいところもありそうです。


さて、
きょう晴れ間が多くなったのは
やはり高気圧が
南で強まったから
ではないかと
思っています。
台風による効果でしょう。

あすも、
山沿いを中心に雲も出ますが、
高気圧が張り出して
九州南部付近で
前線の活動が弱まる見込みで、
南部平野部を中心に
広く晴れ間がありそうです。

マークで見るほど
スッキリとした晴れでは
ないのではないかと思われます。

午後は、所々で
雨雲が沸く可能性もあります。

台風16号が、高気圧が強まって
さらに大回り(大陸よりの西より)に進む
予想になりましたので、
あさっても、台風の影響は
ほとんど出ないでしょう。
(海のうねりは入ってくるかもしれません)

日曜日は
曇りマークで様子見になっています。

台風が
東に向きを変えるタイミング次第
です。


台風は、フィリピンの東で
発達しながら西寄りに進んでいますが、
当初予報されていた進路の
南より(西寄り)
を進んでいます。

これも高気圧の強まりを示唆していて、
それを反映したように
外回りの進路予想の傾向となり、
その分、タイミングも遅くなる傾向です。

早く向きを変えてくれば
外側の雲が
日曜日の後半以降には
かかってくる可能性がありますが、
さらに北東への天候が遅れれば、
日曜日まで
影響はほとんどないまま
経過するでしょう。

ただ、東側を回って北上してくる
湿った空気の影響が
日曜日の午後以降に
出てくる可能性もあります。

この日曜日には、
中学校の運動会が多いようですが、
午前を中心にできる可能性も十分です。
雨マークは消えましたが、
現在の資料では
午後からの雨への備えは
しておいたほうが良い
でしょう。

台風の予報円は、
中心の進度が
きのうよりさらに遅れていますが、
きのうの夕方に解説したように、
予報円の幅を読み取るだけでも、
タイミングにも幅があり、
まだタイミングは
変わってくる可能性があります。

早い場合、
遅い場合それぞれにです。

また、中国大陸によりすぎると
水蒸気の補給が弱まって
弱められる効果があると、
別のストーリーも
考えなければいけません。
そんな資料も出てきているため、
予報円は
余計に大きくなっているとも考えられます。

連休後半から来週の予報は、
とにかく16号がどう動くか
です。
どう動かすかは、
太平洋高気圧がどのくらい強まっていて、
今後どのくらい強い状態が続くかが
カギになります。

高気圧の強さって、
目で見てすぐにわかるものではなく、
さまざまな方法で
観測されたり推定されたりして
コンピュータに計算させるのですが、
そもそもそこには
最初からなかなか正確な情報をもとに
計算させられないもどかしさがあり、
誤差が出やすい分野です。

現状、上に書いたように
太平洋高気圧は強まっていることが
様々な状況が物語っています。
それが、16号が大回りをする
根拠となりうるのですが、
では、それがいつまで持続するか??
をどう予測するかです。

そんなわけで、
すごく微妙な状況になってきました。

あすの新しい予報も
確認してみましょう。

160915_1
昼頃の
宮崎市の青空

夏っぽかったです。
160915_2
午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

14号は890hPaに!

ノダっち

16年9月14日(水) 17:05

天気の話なノダ

どっぷり秋雨ですね。

空気感に
梅雨っぽさを感じている方も
いらっしゃるでしょう。

県内は、
秋雨前線の南側の
夏側の空気エリアで
蒸し暑さがあるために
そう感じやすいと思います。

そもそも、
秋雨前線と梅雨前線は
兄弟のようなものです。

前線の南にある空気が
どちらも夏の空気です。
北側の空気は
春の空気と秋の空気の違いですが、
九州付近では、
どちらも大陸育ちの空気ですので、
同じようなものになります。

ただ、秋雨前線はふつう、
梅雨前線に比べると
停滞性が弱くて
数日で動きやすいのですが、
今年は秋と夏が釣り合っているようで
動きが小さい状況です。

きょうも、局地的には
活発な雨雲がかかっています。

あすからあさってにかけては、
やや夏の太平洋高気圧が強まって
秋雨前線が北上しそうです。

前線南側で、前線が少し北上すると
晴れ間が出ることもあります。
ただ、晴れ間があっても
前線の南側の
暖かく湿った空気があるエリアは
雨雲が発達しやすく
降ってくる雨が強まりやすいので
引き続き注意しておきましょう。

この太平洋高気圧を強めているのは、
台風の影響も
あるのではないかと思います。


台風14号は、
台湾付近に進んでいるのですが、
昨夜9時の発表で
中心気圧が
890hPaまで下がりました。

900hPaを切った台風は
2013年の台風13号以来です。

この猛烈な勢力のまま
台湾に接近しました。
被害が心配です。

今後は、
中国大陸に上陸して弱まりますが、
バラけた雲や空気が
秋雨前線に与える影響も
気にしています。

一方、県内にとっては
台風16号の動きを
心配している方も多いでしょう。

台風16号は、
きょうは強い勢力になってきていて、
あすには非常に強い勢力と
更に強まってきそうです。

また、以前も書いたように、
台風で強く上昇した空気が
その周辺で下降するため
太平洋高気圧を強める効果があります。

資料では、16号の進路の予想も
やや外回り傾向になってきました。
太平洋高気圧が
強まる予想を示唆しています。

外回りになるほど、
台風による崩れが出始めるタイミングは
遅れることになるでしょう。

東シナ海で北東に向きを変える予報は
変化がないため
ある程度の影響を受ける覚悟は
しつつあるのですが、
まだ東シナ海からの予報円は
大きく描かれています。

これは、タイミングなどが
まだブレる可能性があることを
示していますので、
このブレる可能性がある幅を
考えておく必要があるでしょう。

ブレる幅を考えつつ、
あさってには天気の回復する
タイミングもありそうですので、
あさってになっても
予想される進路が変わっていなければ、
台風対策をするタイミングになりそうです。

ということで、
昨夕のOAでも言いましたが、
あさってに向かって晴れて行く前に、
あすの夜も
少しお月見が出来るチャンスも
あるのではないかと思っています。

台風くるな!
と、月に願ってみます・・・


なお、今回の台風が過ぎた後は
季節が進んで感じられるかもしれません。

体調管理に気を付けておきましょう。
160914 正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風16号と
九州付近の
秋雨前線の雲の
間には
雲の少ない
エリアがあります。

ココが
太平洋高気圧の
あるエリアです。

これから
この高気圧の盛衰が
台風16号の進路を
左右していきます。

16号発生

ノダっち

16年9月13日(火) 17:31

天気の話なノダ

台風16号が発生しました。

きのうお伝えしたのは14号でしたが、
15号が南シナ海で発生し、
16号がきのう予告した
14号の東のものです。

今後、土曜日頃にかけて
発達しながら西よりに進み、
その後、
南西諸島から東シナ海付近で
週末に
北東に転向する予想となっています。

転向後の進路やタイミングは
まだ資料によってブレがあり、
まだ予報の中心線には
とらわれすぎない方が良いでしょう。

太平洋高気圧の縁を回って
進む見込みですので、
高気圧の強さによって
コースや進度が変わりそうです。

最新の情報をご確認ください。

ここにきて、
台風らしい場所で出来て、
台風らしい動きです。

気圧配置が
秋らしくなってきたのでしょう。

ココまで16個と
平年並みの個数にもなってきています。


きょうは秋雨前線の影響で
雲の多い一日で
所々で
雨が降ったり止んだりしていますが、
やはり昨日書いたように
きのうに比べると雨の範囲が狭く
晴れ間が出た所もありました。

前線南側の
夏側の空気の影響で
宮崎市内は蒸し暑さを感じます。

熱帯夜にもなりましたので、
寝苦しかった方もいらっしゃったでしょう。

このまま前線は、
あすもあさってもあまり動きません。

雨が
降ったり止んだりという状況が
続きそうです。

急な局地的な雨雲の発達には
あすもご注意下さい。

まだ広い範囲で大雨になっていないため、
きのう集中的に雨が降った
北部の内陸部を除くと
地面の中にしみ込んだ雨も
それほど多くなっていません。

が、

これから
雨の降ったり止んだりが続いて、
徐々に増えた所で
ドカンと来るのは心配です。


来ませんように( 人 )

と、
自然の物理法則にのっとって
動いてくるものに対して、
気象予報士が祈った所で
どうしようもない
という気にもなりますが、
祈りたい気分にもなります。

次の週末も
運動会なども多いでしょうし、
ノダも予定あるし休みたい・・・
160913 午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

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