名月に叢雲

ノダっち

16年9月16日(金) 17:55

「月に叢雲、花に風」という、
ことわざがあるくらいなので、
昔から、この中秋の名月の時期は
雲が出やすい季節だったのでしょうね。

月に叢雲、花に風
月夜には雲がかかって邪魔をするし、
桜には風が吹いてすぐに散らしてしまう、
ということから転じて
「良いことは
思うようにいかない・長く続かない」
という意味になったとされます。

今年もまさにそうでした。

それでも、宮崎市内は
雲の間に見え隠れした十五夜さんを
しっかり拝めました。

やはり雲は多めでしたので、
趣のある月に感じられたでしょうか。

しかし、このタイトル、
もしかしたら以前もつけなかったかな?
と思って調べてみたら、
去年、十五夜後の雪に対して
つけていました(笑)

やはり、そういう季節です。


きょうも晴れたり曇ったりですが、
洗濯物は
しっかりと日差しに当てられたでしょう。

あすの午前まではチャンスあります。

ただ、明日の午後以降は
湿った空気の流れ込みが強まってきて、
雲が厚みを増してきそうです。
所々で雨雲になる可能性もあります。

洗濯物などは
空模様を見ながらの対応が必要です。

また、日曜日も
雨マークが復活しました。

秋雨前線が
九州の北まで北上しますが、
前線上を台風14号から変わった
低気圧が進む影響で
前線の活動が活発になり、
前線の南側でも
雨雲が増えそうなのです。

午後を中心とした所々での雨で、
晴れたり雨が降ったりの
変わりやすい
天気になる可能性も
あります。

運動会などお出かけには
朝に晴れ間があっても
雨具を準備しておくのがおススメです。


月曜日からは、
台風の動き次第ですが・・・

問題の台風は、
きのうの午後から
台風が進路予想の真ん中付近を
進み始めています。
ということで、
現在の太平洋高気圧を
コンピューターがとらえたようですので、
台湾の北に行くくらいまでは
このまま予想の確度良く進むでしょう。

そのあとは
相変わらず巨大な予報円です。

高気圧がどこまで強さを維持するか?
あるいは強まるのか?
によって変わってくるのでしょう。

秋雨前線は
今日から明日にかけて北上します。

この前線にそって
西風がありますので、
この近くまで北上すれば
東から北東に向きを変えるでしょう。
そのタイミングが問題です。

つまり、大きな予報円は、
南北の差というよりは
東西(タイミングの前後)の差と
とらえたほうが
いいだろうと思っています。

予報円をその幅で読み取ると、
早ければ
火曜日(の早いタイミングにも)
に接近する可能性があり、
遅ければ
水曜日になる可能性もあると
解釈することができるでしょう。

日曜日の午後以降、
雨が本格的になる前に、
念のための対策などは進めたほうが
良いかもしれません。

東シナ海に進んできた後は
発達のピークを過ぎて
徐々に勢力を落としそうですが、
それでも、接近すれば
十分なインパクトがあるでしょう。

また、秋雨前線もありますので、
雨の影響も心配です。

週末以降も最新情報をご確認ください。

また、月曜日は祝日ですが、
ノダは
朝のラジオ、GO!GO!ワイド、
そして夕方のニュースNextと
通常通りに出演しますので、
最新情報をご確認ください。


そういえば、
秋らしい進路になってきたと
今週、書いた気もしますが、
まだ夏の要素も残った
台風16号の予想となっております。

蒸し暑いわけだ・・・・

160916_1
昨夜、
月の周りで
雲が少なくなった
タイミングで撮った
名月

こうして
拡大してみると
左上に影があり、
満月前の
状態ということが
分かります。
160916_2
月に叢雲

昨夜の
帰り道で
スマホで撮影
160916_3
午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

大陸には
台風14号が
崩れた雲があり、
秋雨前線の雲と
合流しつつあります。

秋雨前線の活動も
活発になりそうです。

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