まだ薄い雲でした

ノダっち

17年1月17日(火) 17:45

いったん冬将軍が
撤退を始めています。

ただし、完全撤退はまだでしょう。

もう少し寒さとの戦いは続きます。


朝は、
放射冷却が引き続き効いて
冷えました。

きのうの朝よりは
少し高めになった所が多いものの、
まだ平年よりは低めです。

一方で、日中も
きのう予想したほどの
しっかりとした雲がかからず、
薄雲がかかったくらいでした。

高気圧が強かったのでしょう。

日差しが多かったので、
日差しの下では
暖かさも感じられたかもしれませんね。


あすは、気圧の谷に入ってきます。

谷の中で、午後にかけて
九州の南で低気圧が発生してきて、
雨雲も低気圧に近い南部を中心に
所々にかかってきそうです。

傘をもってのお出かけがおススメですが、
夜には止んでくる所も多くなります。
夜にお帰りになる方は、
置き忘れにもお気を付けください。

南岸低気圧での雨ですので、
昼間の気温が上がりにくいでしょう。

朝にかけては、
寒気の北上と
雲が広がって放射冷却の弱まりで、
冷え込みが弱まるものの、
昼間はきょうと同じくらいか
少し低めになる所も
あるのではないかと思われます。

日差しが無くて、
雨も降りだすと、
気温が下がる所もあったりして、
昼間が
余計に寒く感じられるかもしれません。

この雨の時間帯は、
上空1500m付近の寒気が
0度線が県北部までの北上するため、
山沿いも含めて
雨の可能性が高くなっています。

ただし、標高の高い地域は、
念のため、雪になる可能性も
頭に入れておいても良いでしょう。
昼にかけて気温が上がらずに
降り出しが雪の可能性もあります。

気温が低い中で雨が降る予想なので、
気温が上がらず雪で降り出してしまうと
より一層気温が低下して、
そのまま雪で経過するなんて可能性も
捨てきれない状況です。
そうなると、峠道で
急に雪道に出くわすことも
無いとも言い切れません。

来週にかけて、
山間部の峠道を通行予定の方は、
念のため、チェーンなどの滑り止めを
携行することをおススメします。


あさっても曇り予報になっていますが、
これは、
まだ冬型に移行しないためです。

まだ気圧の谷が予想され、
雲が多くなりそうな予報になっています。
ただ、はっきりとした
低気圧や前線も予想されていないため、
晴れ間が出てもおかしくありません。

木曜後半から
金曜前半にかけて
寒気が南下してくる予想で、
この寒気の前面で雨雲・雪雲が
西から入ってきそうです。
このタイミングでも
山沿いの標高の高い地域を中心に
雪が舞う可能性があります。

日曜日に
いったん寒気が少しだけ弱まって、
月曜日から火曜日は
再び寒気が強まるでしょう。
上空5500m付近の寒気も
強まりそうな予想が続いているため、
県内の雪について注目しています。


さて、きのう、
五ヶ瀬ハイランドスキー場からは
いよいよ1000mコースがオープンすると
発表がありました。

この寒波で、しっかりと
雪がたまってきたようです。

今週末も寒気が入りますので、
いよいよ
ハイシーズンになってきますね。
170117_1 けさの最低気温
(気象庁HPより)
170117_2 冷えそうだった
昨日の夕焼け

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