ノダっち

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厳重な台風対策を

ノダっち

24年8月26日(月) 18:00

天気の話なノダ

台風10号は、
金曜日にお伝えしていた、
西よりになったら大きな影響のおそれ、
という予想の内でも
さらに西にきました。
 
土曜日の午後の予想から
この傾向が出てきたのですが、
これは、土曜日時点で
上空の高い所にある低気圧(寒冷渦)の
流れに乗ってしまったことで、
お互いに反時計回りに動くようになり、
きょうは、台風の南に
寒冷渦が来ています。
 
この寒冷渦の影響で
金曜日の予想よりも
西寄りの予想に変化しました。
 
金曜日時点では
残念ながら各コンピュータが
この寒冷渦の影響を
予想できていなかったのが
なんとも残念です。
 
いずれにしても、
この寒冷渦の影響で、
南下してくる偏西風にも乗り遅れそうで、
どこにどう動くか、
予想が非常に困難になっています。
 
今の予想も、
まだまだ変化する可能性が十分です。
 
今後の最新の予想をご確認下さい。
 
いずれにしても、
きょうの時点では
県内は、
あさって水曜日から29日(木)にかけて
非常に大きな影響を受ける恐れがあり、
各種の大雨災害の発生に
厳重に警戒したい状況です。
 
地震の影響で
地盤が緩みやすくなっている
可能性もありますので
心配な地域は早目の安全確保を
お願いします。
 
また、停電に備えて
あすの内に、モバイルバッテリーの充電や
冷凍庫で多めに氷を作っておくなどの
念のための準備もしておきましょう。
(我が家は2リットルのペットボトルに
 飲める水を入れて3本凍らせました)
 
マンションでは、29日は
お風呂に水を張ったままにしておいて
トイレの水なども確保しておいてください。
 
河川の情報などにも注意して
いつも冠水などが起きるような場所は
暴風域に入る前の安全確保も
お願いします。
 
影響が長引くと
それだけ被害が増える恐れもあり、
今後の新しい予想の確認もしてください。
 
 
週末の内に
この呼びかけが出来ればよかったですが、
そういう意味でも、
残念でした・・・
 
 
週末は、まだ晴れた所が多くて
暑かったですね。
 
きのうにかけて、
神門で41日目の
県内最多猛暑日を更新したほか、
加久藤も32日目の猛暑日になりました。
 
一方、土曜日は各地で雷雨もあって、
きのうも、一部に雨雲が発達しました。
 
とくに、きのうは
南部の広い範囲から
雄大に生長した
かなとこ雲をご覧になった方も
多かったようです。
 
たくさん質問をいただきましたが、
この状況ですので
オンエアではお答えできませんでしたので
ココでひとまず回答させていただきます。
 
野田が撮影した写真も
画像欄に載せておきますが、
かなとこ雲は、発達しきった積乱雲です。
 
以前も5時台に
解説したこともありましたが、
上昇気流が
対流圏の天井でもある
成層圏との境目に達して、
左右に広がったことで
雲のてっぺんが広がった
キノコのような形になってみえます。
(昔解説した時の画像も載せておきます)
 
きのう県内の南部から見えたものは、
鹿児島県の伊佐市付近に
出来たものをご覧になった方が
多かったと思います。
 
 
台風は、こんな
発達しきった積乱雲が
中心付近に密集したものです。
 
このため、
衛星画像を連続で見ると、
空の高い所の雲が
台風から離れるような動きも見えます
 
この機会に、
そちらも良ければ確認してみてください。
240826_1
きのうの夕方、
宮崎市から西の空に
見えていた積乱雲
240826_2
かなとこ雲の
出来方の説明図

かなとこ(金床)
は熱い鉄など金属を
打つ時の台座です

急な天気の変化に注意を

ノダっち

24年8月23日(金) 17:10

天気の話なノダ

きょうも、都城、加久藤、神門、小林で
猛暑日日数の最多記録を更新して、
神門で39日目に達しました。
 
その他、西米良も猛暑日になっています。
 
県内全体では42日目の猛暑日です。
 
 
今日も良く晴れていて、
気温が上がった一方、
午後は所々に雨雲が発生してきました。
 
きのうよりは、
やはりやや大規模な
雨雲発生になってきています。
 
 
あすは、きょうよりも
上空の高気圧も弱まる傾向です。
 
きょうよりさらに
午後の雷雨が広範囲である可能性があります。
 
ただ、まだ南北の谷には挟まれて
高圧場なので
基本的にはしっかり晴れ間があるでしょう。
 
晴れ具合や午後にかけての
雲の出方次第では
猛暑日の可能性もありますし、
猛暑日にならなくても
引き続き湿った空気もあるので
暑さ指数は高い予想です。
 
あすも広い範囲で
危険レベルが予想されています。
 
油断せずに、しっかりと
熱中症対策をしてお過ごしください。
 
日曜日は、
さらに高気圧が弱まって
湿った空気の影響を
受けやすくなりそうですが、
ただ、当初予想していた
明瞭な前線の予想もなくなりました。
 
雨が降る可能性はありますが、
この資料だと
日差しがあっても不思議ではありません。
 
逆に言うと
晴れ間が見えても
傘を準備してのお出かけを
おススメします。
 
晴れ具合によっては
蒸し暑さも強まって、
危険な暑さを予想します。
 
 
この週末も
屋外レジャーを予定されている方は
雷の時の避難場所の確認と
川では上流での雨での流れの変化に
注意しておきましょう。
 
また、海は
日曜日からウネリが入りそうなので
急な高波にもご注意下さい。
とくに小さい子供からは
絶対に目を離さないようにしましょう。
 
 
月曜日も
やはりにわか雨の可能性がありますが、
台風の外側の
晴れ域がかかる可能性もある
資料に見えます。
 
火曜日は、台風の位置次第です。
 
引き続き西よりの進路予想も
一部に残っていますので
この週末も最新の予報の確認を
お願いします。
 
予報円の中心付近を進めば
県内への直接の影響は限定的ですが、
海は荒れるでしょう。
 
予報円の西端に進んでくると、
暴風域に入るくらいの可能性も
引き続き残っていますので、
この辺りも確認しておきましょう。
 
東にある太平洋高気圧の縁を北上した後
北緯30度を超えると
次第に偏西風によって
北北東から北東に向きを変えそうな
予想になってきています。
 
東寄りに向きを変える前に
どこまで西に来るかで
影響がかわってくることになるでしょう。
 
一方、来週の火曜日から水曜日ごろに
本州方面に移動予定の方は
交通機関の情報にもご注意下さい。
240823_1
朝の南西の空

きのうより30分早かったので
だいぶ涼しかったです。

月もハッキリでした。
240823_2
昼前の南西の空

きょうも
モクモクしてきていました。

きのうは
発達が弱かったですが、
きょうはしっかりと
発達しました。
240823_3
海面水温
(気象庁HPより)

台風7号がかき乱した
関東南東海上は
平年より
少し低くなっているのですが、
紀伊半島の南から西の海上は
30度以上と高温です。

このエリアに進んでくるため
このあと台風10号は
発達しながら北上する予想です。

猛暑の処暑

ノダっち

24年8月22日(木) 17:10

天気の話なノダ

今年の処暑は名ばかりですね。
 
二十四節気で
暑さが収まってくるころとされる
暦を迎えました。
 
例年、このころになると
朝晩を中心に涼しくなって
秋の気配が感じられたりするんですが、
今年は、まだ
ハッキリ感じられません。
 
きょうも、昼間は
猛暑日が出ていますし、
猛暑日になっていない所も
蒸し暑い空気が支配していて
暑さ指数は広く危険レベルになっています。
 
最高気温は、
加久藤で36.7℃まで上がったほか、
都城も36度で、
神門も35.6℃と
県内の最多猛暑日日数をさらに更新し、
このほか、西米良と小林も
猛暑日になりました。
 
上空の太平洋高気圧が
いったん強まった今日です。
 
午後3時現在で、目立った雨雲も
出来ていません。
 
 
あす以降は、
再び太平洋高気圧が
だんだん弱まりますが、
引き続き高気圧にも覆われるため
厳しい暑さも続きそうです。
 
十分な熱中症予防を心がけましょう。
 
一方、午後の雷雨は
きょうよりも発生しやすくなりそうです。
 
急な天気の変化、
激しい雷雨の発生にご注意下さい。
 
 
土曜日は
さらに高気圧が弱まって
午後の雷雨が起きやすくなりそうですが、
やはり晴れ間もあって暑いでしょう。
 
日曜日は、前線が南下してきそうですが、
九州南部付近は
まだ夏の空気のエリアのようです。
 
このパターン、晴れ間が有ります・・・
予報よりも晴れて暑いかもしれません。
 
 
一方、
予想通りに熱低は台風になりました。
10号です。
 
現状は台風を動かす風が弱い所で
太平洋高気圧に囲まれていて
動きが鈍い中で
徐々に発達してくると予想されます。
 
先日書いたように、
上空の風が弱いことは
渦巻きを整えやすく
発達しやすい条件です。
 
その後、十分に発達してくると
自力での北上力を持つので
次第に北に動いてきて、
日本付近で上空の偏西風に出会うと
東寄りに向きを変えるような
予想になっています。
 
自力での北上と
太平洋高気圧の動向によって
西寄りに進むか東寄りに進むか
まだハッキリしません。
 
また、どこで偏西風に出会うかでも
コースも変わってくるでしょう。
 
まだ、偏西風が
大きく南下してくる季節ではないため
日本の南で大きく東に向きを変える
季節ではないですが、
週末に秋雨前線が
日本海沿岸付近に予想されてくる
ということは、
少なく都の日本海付近には
偏西風が南下してくることにもなるため
どこかで向きを変えるでしょう。
 
もし早めに向きを変えるケースは
前線が南下してきますので、
そのパターンでも
前線の動向による雨を
気にする必要もあるかもしれません。

ということで、いずれも
まだハッキリしません。
 
特に月曜日から火曜日ごろの天気を
大きく左右する動きになります。
 
予報円の中心線にとらわれず
来週にかけて
最新予報の確認をお願いします。
 
東に向きを変えた後は
暑さが落ち着いて
秋が感じられるタイミングが
出てくるのではないか、
とも思っていますが、
そのあたりも今後の予報で
確認していきましょう。

この台風が
季節を進めてくれるかどうかも
ちょっと注目していますが、
31日からの一週間は、
かなり高温傾向の1か月予報の出ていますので
来月も
引き続き暑さへの注意が
必要になりそうです。
240822_1
朝の青空と
白く丸い月と
タプタプの大淀川
240822_2
昼前の青い空と
モクモク雲と
飛行機雲

モクモクとしてましたが、
午後になっても
大規模に雲が出来なかったので
上から高気圧が
抑え込んでいたのでしょう

気になっていた雲も!

ノダっち

24年8月21日(水) 16:45

天気の話なノダ

やはり広く晴れています。
 
熱低に囲まれていますので、
相対的にも気圧が高くて
下降気流が起きやすく
晴れやすい九州です。
 
きょうも危険な暑さになって
最高気温は、
えびの市加久藤で
36.1℃まで上がったほか、
神門も35.4℃と
さらに県内最多猛暑日日数を
更新しています。
 
一方で、
暖かく湿った空気もあるため、
気温が上がった午後は、
軽くなった空気が上昇して雨雲を作って
所々で雷雨も発生しました。
 
 
あすも、基本的には
広く晴れそうです。
 
強い日差しで気温が上がって
広い範囲で35度前後まで上がる予想で、
危険な暑さが続きます。
 
ただ、やはり午後を中心に
激しい雷雨の可能性もあります。
 
急な激しい雨や
落雷、突風の発生にご注意下さい。
 
 
昨日に続いて、
きょうの資料でも
土曜日までは
大きな崩れは無さそうで、
あさっても晴れて
厳しい暑さが続く予想になりました。
 
日曜日以降は、
前線や湿った空気次第で
まだ変わりそうです。
 
また、来週に関しては、
先日から、南の気になる雲、
とお伝えしている雲の
動き次第にもなるでしょう。
 
今日はすでに
熱低としてまとまってきて、
明日までに台風になる予想、
と気象庁から発表されてきました。
 
発達しながら
来週前半にかけて
日本に近づく予想です。
 
上にも書いたように
その前に、日本付近に
秋雨前線が伸びてくる予想ですので、
台風の進む位置によっては
前線+台風の危険な雨の
パターンを危惧する必要も出ます。
 
まだまだ予想に大きな幅があって
日本のどのあたりに近づくのか
予想が定まっていません。
 
その進み具合次第で
雨の強まるエリアも変わりますので、
あす以降の予報に注目していきましょう。
240821_1
朝のタプタプの大淀川と
宮崎の空
240821_2
午後3時の衛星可視画像
(気象庁HPよりレベル補正)

再び危険な暑さ

ノダっち

24年8月20日(火) 17:16

やはり、台風9号の影響、
というよりは
高気圧が弱まった所に
湿った空気が北上してきた影響が
強かったのでしょう。

その中で、きのうは
渦がまとまって熱低も
九州の西で出来ていました。

その影響もあって
きのうは、各地で雷雨もありましたが、
コンピュータの昨夜の雨の予想は
過剰だったようです。

昨夜以降は、熱低も離れたこともあり、
雨雲が減ったままで、
遅い時間帯からも
とくに発達した雨雲はかかりませんでした。

一方、台風9号も
とくに台風らしい雲の渦巻きも
ハッキリしないまま
東シナ海を北上しています。

ただ、周辺には
活発な雨雲を伴っていますので
近づいていたら
それなりに大雨になったでしょう。

近づかない
直接の影響のないコースで助かりました。


なお、東シナ海は
台風が発達するには
十分すぎる海面水温の高さですが、
台風として発達した雲が
渦状にまとまる前に
上空の風に動かされていて、
キレイな渦が巻けない状況なため、
発達していないようです。

これも助かりました。


ということで、台風の外側で
下降気流もあって
九州付近は広く晴れていて、
再び厳しい暑さになっています。

きのうは
真夏日の所も少なくなりましたが、
今日は再び猛暑日が復活して、
えびの市加久藤で35.4℃まで上がりました。

一方、暖かく湿った空気もあるため
局地的に雨雲も出来ています。

ただ、、、午後4時半現在で
発達したものは出来ていません。
予想よりも高気圧が強くて
雨雲の発達を抑えている
パターンの可能性があります。


あすも、
引き続き暖かく湿った空気があって
急に雨雲が発達する恐れがあります。

急な強い雨や落雷、突風の発生に
ご注意下さい。

きのうの午後5時台にお伝えしたように
地震の影響で
土砂災害危険度の判定基準が
日南市で7割、
宮崎、都城、串間で8割に下げられています。

つまり、それだけ
土砂災害の危険度が上がっていますので、
雨が強まった時には
崖の近くでは
いつも以上に注意しておきましょう。

一方で、晴れ間もある見込みで
あすも厳しい暑さを予想します。

引き続き、十分に熱中症予防を
心がけてお過ごしください。

あすは、きょうよりも
高気圧が強まる流れですので、
きょうの雨雲の発達具合を考えると、
あすもあまり雨雲が出来なくて
逆に暑さが強い可能性もあります。

台風の影響で
雨雲の発達が抑えられたかどうかで
変わりそうです。

あさっても、基本的には同じですが、
今週の中では、最も
太平洋高気圧の強い状態で、
広く晴れて
暑さが厳しくなりやすいでしょう。


金曜日は、
前線が南下してきそうですが、
きょうの資料だと
土曜日まで大きな影響が無さそうです。

日曜日に高気圧が弱まって
影響が出そうな資料になってきましたが、
もう少し様子を見ましょう。

なお、きのうの画像欄に載せた
気になっていた雲は
きょうはまとまりを欠いてきています。

もしかしたら
台風が出来やすい状態が
解消してきたかもしれませんが、
もう少し様子を見てみましょう。


一方、きょうは
3か月予報が発表されています。

9月と10月の平均気温は、
平年より高い予想で、
11月は、ほぼ平年並み予想になりました。

少なくとも
来月も厳しい残暑になる時期がありますし、
10月も真夏日が出る所があったりと
暑さがトピックスになる可能性があります。

ただ、11月も
低:並:高=3:3:4と
高温寄りで、
低温側になる可能性も出ている
ハッキリしない予想です。

一方、降水量が
9月と10月に関して
平年並みか平年より多い予想で、
資料によると
期間の前半を中心に
太平洋高気圧の縁をまわる
暖かく湿った空気の影響を受けやすい
となっているのが
気になるポイントでしょう。

ただの暖かく湿った空気ではなくて、
まとまった暖かく湿った空気
つまり、熱帯低気圧になると
かなり厄介です。

その影響を受ける可能性も
10月前半くらいにかけて
引き続き
南海上からの雲の動向に
注意しておく必要がある、
ということになります。

随時、お知らせしますので
ご確認ください。

240820_1
朝の大淀川と青空

秋の大潮で
水量なたぷたぷな
河口付近です

やはり上空は湿っていて
飛行機雲が
ひょろひょろありました。
240820_2
昼前の空

朝に比べると
低い雲も増えていて
不安定感を感じました
240820_3
3か月予報資料
(気象庁HPより)

緑の矢印が
気がかりです
240820_4
きょう正午の衛星画像
(気象庁HPより)

 

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