ノダっち

3794件

1 ...378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 ...759

1号による間接的な大雨

ノダっち

16年7月8日(金) 17:36

天気の話なノダ

危険な降り方になっています。

台風になりそこなった
熱帯からの雲は、
やはりなかなかの力を持っていました。

また、台風1号自体は
台湾付近で陸地の影響を受け
弱まりつつありますが、
遠くに引き連れてきた雲に寄って
間接的に大雨になりましたので、
猛烈まで発達したパワーは
やはり相当なものだったともいえるでしょう。

最新の警報の発表状況を確認し、
警報発表中は、
災害の発生から身を守るように
行動を
お願いします。


きのうの予想通りに、
九州の西で
熱帯由来の雲の中に
低気圧が発生したと思われ、
朝から雨が強まってきました。

とくに午前9時頃に
鹿児島県県内で急速に雨雲が発達し、
県内に流れ込んできました。

昼前には、
日南市深瀬で
77ミリの観測史上最大の
時間雨量を記録
したほか、
県の雨量計でも
日南市付近で80ミリ前後の
猛烈な雨を観測しています。

低気圧の動きが遅いため、
断続的に活発な雨雲が流れ込んで
影響も長引いているため
午後も断続的に
活発な雨雲がかかりました。


あすは、
低気圧が東へ抜けていくものの、
低気圧から延び前線が
九州南部付近に残りそうです。

前線は次第に南下する見込みで、
前線から遠くなる北部を中心に
天気が回復する資料もありますが、
前線の南下が遅くければ、
日中まで雨が残るでしょう。

前線の南下具合次第です。

南下すれば回復しますが、
南下が弱ければ、
雨が長引くでしょう。

とくに、前線に近い南の地域ほど
雨が残りやすい可能性
があります。
この南の地域ほど
きょうの雨も多くなっていますので、
心配
です。

きょうほどは雨が強まらない予想ですが、
すでに地盤が緩んだり、
河川が増水した状況ですので、
十分に気を付けておく必要があります。

あすも、最新の
注意報・警報の発表状況を
ご確認ください。

あさっては、
前線がさらに南下する予想です。
このあたりは、
太平洋高気圧の強さ次第になりますが、
これ以上の
災害が起きないことを願い立場では
今回は、太平洋高気圧の弱まっての
前線南下が期待されます。

来週にかけても
台風1号が引き連れてきた
雨雲の残骸の影響を
断続的に受けそうです。

ということで、
はっきりと梅雨前線も見えないのですが、
はっきりと梅雨の出口も見えません。
まだ見失った状況です・・・


いよいよあすから
甲子園をかけた県大会が
開幕する予定なのですが、
あすも回復のタイミングが微妙ですし、
日曜日も前線次第ですので、
予定通りに行われるかは
微妙な状況と見られます。

私自身、応援に行くのを
すごく楽しみにしていたので、
この雨が恨めしいです・・・

160708
あすからの
高校野球の
中継準備に行った
スタッフから届いた
きょう午前の
サンマリンスタジアム

う~~ん。。。

もっと
広くグラウンドを覆う
シートがあれば
良いのですが^o^;

パワーをもった雲が北上の恐れ

ノダっち

16年7月7日(木) 17:07

天気の話なノダ

雲が増えてきました。

ただ、昼過ぎまで
薄い雲が中心で
日差しもたっぷりあったため、
きょうも内陸を中心に
気温が上がっています。

一方で、
午後はだんだんと
分厚い雲も増えてきました。

南海上から
台風の東を北上してきた雲が
近づいてきています。

七夕の夜空は望めないでしょう。
一年に一度の再会の夜なので
そっとしておいてあげましょうか。

ちなみに、七夕は
天の川が
一番きれいに見える日ではないです。

ときどきこんな質問をされるので
念のため書いておきますが・・・

夏の天の川は、
晴れて空の暗い所に行けば
いつでもキレイに見えます。

国立天文台が発表している
今年の、旧暦の七夕に相当する
伝統的な七夕は8月9日です。

なお、この旧暦の方が
天気が安定してくる時期で
天の川もキレイに観えやすくなります。
今年もそのころには・・・


あすは、
この台風の東を北上してきた、
熱帯由来の雲のうち、
活発な部分がかかってきそう
です。

この雲は、
台風になりそこなった雲でもあって、
単独で渦を巻くほどの
組織化をしていないものの、
それでも雲が消散せずに
北上してきましたので、
ある程度のパワーを持った
組織になっている可能性
があります。

また、上空の偏西風の流れと遭遇し、
この雲の中で
東シナ海で低気圧が
発生する予想となりました。
雲は
熱帯から北上してきたものですので、
熱帯低気圧の側面も持ってそうです。

低気圧に向かって流れ込む
暖かく湿った空気が
県内にの山で
さらに雨雲が発達しすくなる可能性もあり、
あすの雨の降り方には
警戒が必要に
なるでしょう。

気象台は、県内の
あすの時間雨量が最大70ミリ
18時までの24時間雨量が
250ミリと予想を発表しました。

道路の冠水など低地浸水、
河川の増水、河川敷の急な浸水、はん濫、
土砂災害などに警戒しましょう。

先週からも記載したリンク集を
再度置いておきます。

宮崎県内の注意報・警報(気象庁HP)

宮崎県の河川の水位(宮崎県河川課)

土砂災害警戒判定メッシュ(気象庁HP)

一方、日中の気温は上がりにくく
暑さは落ち着きそうです。


あさってから日曜日の雨の降り方は、
あす雨を降らせる雨が、
その後、南に引き連れてきている雲を
どう動かしていくかによって
変わってくるでしょう。

南から次々と流れ込んでくると
大雨が続く恐れがあるものの、
太平洋高気圧が弱まって
高気圧の縁を東へ動くと、
雨が弱まっていく可能性や
止んでくる可能性もあります。

太平洋高気圧周辺の空気の流れと
中国大陸に上陸する
台風周辺の空気の流れで
ちょうど九州付近で
空気の流れが東西に分かれるような
資料もあるのです。

東西に空気が枝分かれする場所は、
空気が発散していく場所になるため
雨雲は発達しにくくなります。

一方で、
発達した雨雲がかかりやすい状態が続いて、
あすの雨量に
さらに土曜日以降の雨が加わると
さらに危険度があがることになり心配です。

この辺りの見極めを
あすしていくことになるでしょう。

あすお伝えする
新しい予報でご確認ください。


なお、きょう発表の一ヶ月予報では、
2週目(~22日)まで
太平洋高気圧の張り出しが
平年より弱い予想
になりました。

このため、この期間は、
平年より晴れる日が
少ない予想になっています。

きのうも書いたように、
ハッキリとした梅雨の出口を
見失った状況です。

もう梅雨前線の雨では
ないという意味では、
ココの所の晴れ間で
梅雨明けでも良かったとは思いますが、
防災の意味では、
梅雨が明けてないとしておくのが
良かった面もあるでしょう。

一ヶ月予報の後半は、
平年並みに晴れる日が多い予想ですが・・・

はたして。。。

160707_1
昼前の青空
160707_2
お昼に外に出ると
幅の広い
波状雲が見えました。

しかも、途中で
ずれていました。
風の流れに
差が出来ているのでしょう。

なかなか面白い
雲でした。

このあと
雲が広がってきて
隙間が無くなったので、
下り坂に向かう
雲となっていました。
160707_3
正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風の渦巻きは
台湾に接近中

台風北東の雲が
ついに九州に
接近してきました。

 

梅雨明け後の空なんですが・・・

ノダっち

16年7月6日(水) 17:32

天気の話なノダ

きのうよりも
さらに梅雨明け真夏感が
増してきた今日の
宮崎の空です。

太平洋高気圧が
しっかりと覆ってきたときの
空の色になってきました。

空の青が濃くなってきた
日曜日からにしても、
4日目になります。

しっかりこの晴れ間を
使うことは出来ましたでしょうか。

それとも、暑さで
体調を崩されてはいませんか?


きょうも
朝から強い日差しが照り付けて、
気温が上がりました。

きょうは、えびの市加久藤が
猛暑日になっています。

太平洋高気圧の軸(最も強い部分)が
県内に入ってきているのでしょう。

ただ、続かない見込みで、
さぁて、この次に
この空に会えるのは
いつになるでしょうか。


あす以降は、
次第に太平洋高気圧が
弱まっていきそうです。

台風の北東を北上する雲が
かかってくることになります。

あす日中までは晴れ間があって、
かかってくるのは薄い雲ですが、
夕方以降は雲が厚みを増して
雨が降り出す所もあるでしょう。

傘を準備してのお出かけが
おススメです。

局地的に
活発な雨雲になるかもしれません。

あさってには、
活発な雨雲の部分も
入ってくる可能性があります。

あすお伝えする情報にも
ご注目ください。

土曜日も
雨が強まる可能性がありますが、
資料によって差がありますので、
もう少し様子を見ます。
日曜日以降の雨に関しても同様です。


台風1号自体は、
きょう午前に猛烈な勢力になって、
正午に900hPaまで
中心気圧が下がってきました。

この24時間で急発達しています。

900hPaは2015年の13号以来で、
この時期としては珍しいクラスです。

もちろん1号がココまで発達するのも
かなり珍しいことになります。

それだけ、
太平洋高気圧を強化したこともあって、
台風本体は、
太平洋高気圧に北上を阻まれて
中国大陸まで向かう可能性の高い
予想になってきました。

台湾付近からは
陸地の影響を受けて衰弱しそうですが、
台湾や先島諸島への影響は
かなり心配されます。

県内に直接影響する可能性は
低くなってきていますが、
上陸して弱まってばらける雲や
後ろや東に引き連れている雲が
どう振る舞うかも、
来週にかけての天気の
カギを握りそうですので、
注目していきましょう。

なお、週間予報の資料や
海外の資料を含めて
来週は太平洋高気圧が
あまり強まらない予想です。

いま、
梅雨が明けていないとすると、
梅雨の出口は見失っています・・・
160706_1 昼前の
MRTから
南西~北西の空を
パノラマ撮影
160706_2 きのうの
夕方ニュース後の
西の空
160706_3 正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

さらに夏空

ノダっち

16年7月5日(火) 17:04

天気の話なノダ

きのうよりさらに、
青空が濃くなりました。

夏らしさが日に日に強まっています。

先週の金曜日から、OAで
「梅雨明けしていようといまいと」
という表現を使って
暑さに注意を呼び掛けてきましたが、
ひとまず、あすまで要注意です。
 

きょうの空は、
県内上空で太平洋高気圧が
一層強まったことを示しています。

夕立雲もごく狭い範囲に限られました。

最高気温の県内最高も、
さらに更新して、
ついに西米良がトップです。

西米良がトップに来ると
あぁ、夏が来た!
って感じがしてきますよね♪


あすも、高気圧がさらに強まりそうです。

沿岸部で海風が吹いてきていますので、
あすも
内陸を中心に気温が上がるでしょう。

こまめな水分補給や
適度な塩分の補給も心がけて下さい。

夕立も、北部山沿いの
ごく狭い範囲に限られそうです。

大きな洗濯やお布団干しを
済ませておくのもおススメになります。


あさってになると、
次第に南東からの湿った空気の
流れ込みが強まってくるでしょう。
不安定な
空模様になってくる可能性があります。

台風の北東にある雲が
金曜日を中心に
流れ込んでくるようなイメージです。

この雲域や湿った空気が
どうふるまうかで、
どの程度雨が強まるのか、
雨雲がまとまるのかが決まってきます。

各国の数値モデルが
金曜日を中心に雨雲を予想していて、
早ければ、木曜日にも
先行して
不安定になってくるかもしれません。

高校野球ファンとしては、
この雲には、
高気圧の中でバラケていただきたい
という思いが正直なところです。


また、きょうの週間予報で
雨マークが増えてきました。

ただ、どの程度の雨になるのかは
太平洋高気圧次第でしょうから、
台風が、
台湾の北に向かうか、
南に向かうかで
知ることが出来るのではないかと
考えています。

太平洋高気圧の強さを
それで知ることが
出来ると思われるのです。

木曜日から金曜日頃に
その分かれ目が来そうです。

台風1号の予報も、
9日以降の予報円が
大きくなっています。

中国大陸付近に行った後、
北東に向きを変える動きになるか、
それとも、
中国大陸で弱まる動きになるか、
今後の予報で確認していきましょう。

そのカギは、
高気圧の強さが握っています。
今のこの強さを維持してくれれば
影響が小さくて済むのでしょうが・・・


ただし、、、

そうなると、
暑さが続きます^o^;
160705_1 朝9時ごろの
MRTから南西の空

夏らしい空です。

湿った南東風が
吹いていたので、
山で雲が出来たものの、
高気圧で
発達は抑えられました。

東の空ほど
雲の少ない宮崎市です。
160705_2 正午の衛星画像
(気象庁HPより)

台風本体の
北西進に伴って
台風北東の雲域も
北西進しています。

台風本体の雲は、
渦巻きが
しっかりしてきて、
発達してきました。

午後3時で
中心気圧955hPa
最大風速40mで
強い勢力です。
今後、木曜日には
925hPaまで
中心気圧が下がる
予想になっています。
160705_3 午後3時までの
最高気温
(気象庁HPより)

遅ればせの1号発生

ノダっち

16年7月4日(月) 17:38

天気の話なノダ

結果的に、
梅雨明けは発表されていません。

金曜日のタイトルの解答からすると、
一休み、ということになっています。

土曜日は、
たしかに空は白っぽくて
まだ太平洋高気圧の張り出しも
弱いなぁと感じたのですが、
きのうは午後にかけて
どんどん青が濃くなりました。

これで、梅雨明けでもいいかなぁ、
と感じたノダですし、
梅雨明けを感じられた方も
いらっしゃったことでしょう。

きょうも、朝から濃い青空で、
強い日差しと下降気流で
気温も上がっています。

ただし、昨日も今日も
下層は、まだ高気圧の縁辺部で
湿った空気の流入が予想され、
暖められた空気が上昇すると
雷雲が発生する可能性もあり、
朝から雷注意報も出されていました。

にわか雨が起きやすい状態で
梅雨明けしたことも
過去にあると記憶していますが、
梅雨がしっかり開けると
数日はもっと天気は安定するもの
という意見もあることでしょう。

常々、
このブログでは書いていますし、
OAでも話したこともありますが、
季節の変わり目っていうのは、
それぞれが
感じればよいことと考えています。
春の始まりを
気象庁が発表しないようにです。

そして、その感覚は
大切にしていただきたいと思います。
そういった感覚を大切にすることが、
防災にもつながることでしょう。

それでも、
この雨の季節の
始まりと終わりだけは
気象庁が発表することには、
防災という意味を感じます。

どうしても、
梅雨明けと発表があると、
夏だイエ~~い!って
夏まっさかりモードになる方が
多いですよね。
やや天気への注意も
薄れることでしょう。

つまり、
まだ雨が強まる可能性があり、
天気予報にも
注目しておいていただきたい状態が
この先に考えられるということを
意味しているとも考えられます。

やはり、
梅雨明けの発表が見送られたのは、
先週からの懸念事項であった
(けさまでは曇マークだった今週後半の)
きょうの週間予報で
雨マークがついてきた部分の
影響でしょう。

そして、ようやく
台風1号も発生しました。
1951年以降で、
2番目に遅い台風1号の発生です。
(なお、これまでで一番遅いのは、
 1998年の7月9日。
 また出ました1998年。
 今回はそれ以来の遅さとなりました。)
この雨マークは
この1号の
間接的な影響も考えられます。


きのうは、宮崎空港で35度を超え、
今年の県内初の猛暑日になったほか、
きょうも、神門で猛暑日となりました。

土曜日と日曜日は、
各地で活発な雨雲が出来たものの、
きょうは、だいぶ減ってきています。
これも、太平洋高気圧が
強まってきたことを
示唆しているといえるでしょう。

また、土曜日には、
気象台からアブラゼミの初鳴きが
観測されたと発表されています。
平年より4日、
去年より7日早い初鳴き観測です。
ちょうど金曜日に
ノダもMRTの側の公園で
セミの声を聴いたところでした。

セミも梅雨明けを感じたでしょうか!?


あすも、太平洋高気圧に覆われます。

やはり
厳しい暑さになると思っておいてください。
熱中症予防を心がけましょう。

また、午後は、
山沿いを中心に局地的な夕立に
念のための注意が必要です。

あさってくらいまでは、
まるで梅雨明けの
晴れて暑い夏空が続きます。


週の後半は、
東から流れ込む湿った空気で
雲が多くなる予想です。

ただし、台風1号は、
やはり高気圧を強めていて、
高気圧の縁を進んで
中国大陸に近づく動きで
予報が出ています。

そんなに台風を西に進めるなら
九州付近には太平洋高気圧が
ありそうだと思うのですが・・・

高気圧が縁辺まで
しっかりした勢力をもっていないのでしょう。
台風の北東にある雲が
台風の北上に伴って
動いてくるような予想にみえます。

梅雨明けが
発表されていないということは
それなりの雨を見込んでのことでしょうし、
この雲の動きにも注目が必要です。


週末には、甲子園をかけた
県大会が始まりますし、
天気には安定してほしい頃ですが・・・

きのうも、夕方に少し草野球をして
改めて感じたのです。

よくもまぁ、あの炎天下の中で
あんなに走り回れていたなぁと^o^;

ほんとにすごいことです。

ぜひ、週末からの熱い声援を!
160704_1 きのうの青空
160704_2 きょう正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

梅雨前線の雲の帯は
朝鮮半島付近に
北上しています。
160704_3 きのうの最高気温
(気象庁HPより)
160704_4 きょう午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)

3794件

1 ...378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 ...759

投稿月