寒気南下を示す雲

ノダっち

16年11月1日(火) 17:16

回復してきました。

朝は、少し宮崎市内で
弱い雨がさ~っと降っていて、
おやおや!?
もしかして北東の風が残ったのか!?
っと若干焦ったノダです。

ただ、風を見ると
西に変わってきたので
やはりすぐに西の空から晴れてきました。

日差しが心地よいくらいに
風が冷たくなってきています。

まだ、
日差しが恋しいほどには感じません。

このままあすにかけても
おおむね晴れそうですので、
H2Aの打ち上げも
南部を中心に見えそう
です。

H2Aロケットの31号機は、
あす午後3時20分に
種子島宇宙センターから
打ち上げられます。


打上げから1分38秒ほど
固体ロケットブースタが燃焼しますので、
この間が一番明るいはずですが、
宮崎市では
この間、なかなか見えてこなくて
ジリジリする時間だったりするものです。

その10秒後に
固体ロケットブースタが分離されて、
第一段ロケットは
打上げから6分38秒まで
燃焼予定となっていて、
8秒後に分離されます。

この間くらいまでが
見えやすい時間帯です。

いつも通り、南の空から
南東方向に飛んでいく見込みで、
あすの午後3時ごろは、
宮崎から種子島の間に
雲も少なそうですので、
きっと良く見えることでしょう。


今回、このH2Aは
気象衛星ひまわり9号を積んで
打ち上げられます。

現在、ここに貼り付けたり
テレビなどでご覧いただいている
気象衛星画像は、
2014年に打ち上げられた
ひまわり8号によるものです。

ひまわり9号は、8号と同じ機能を持ち、
しばらくは8号が故障した場合の
バックアップが主な役割となります。

また、2022年には、
8号と9号の
運用とバックアップが交代する予定です。

天気予報を作るにあたっては
ひまわりから得られる情報も
かなり重要な役割があります。

現在は、機能の落ちる7号が
バックアップの役割をしていますので、
今後は、バックアップ機も、
高性能になる
ということです。

今後も、安定的に
ひまわりが運用される環境が
整うことになり、
天気予報の今後の
精度向上に向けての
バックアップ体制が整うともいえます。


そんな、
今のひまわり8号からの画像を見ると、
きょうは東シナ海に
しっかりとすじ状の雲
写っていました。

冬によく見る雲ですね。

上空の寒気の存在を示しています。

寒気は冬ほどの強さはないですが、
海水温が高いので
雲が出来やすいのでしょう。

今夜からあす朝にかけては、
けさにかけてよりも
グッと気温が下がってきそう
です。

とくに、風が止んだところほど
放射冷却で冷えた空気がたまって
冷え込みが強まります。

体調を崩さないようにお気を付けください。

また、北部山沿いには
今シーズンの県内で最初の
霜注意報
も出されました。
農作物の管理にご注意下さい。

日中は、日差しがたっぷりで
きょうと同じくらいまでは
上がる所が多いでしょう。

週末までは、
時おり雲がかかるくらいで
おおむね晴れそうです。

また、金曜日頃まで
今回の寒気の影響で
平年並みか
平年よりやや低めの気温で
経過するでしょう。

平野部も、
朝寒日となる所もありそうです。

161101_1
お昼前の
MRTから北西の空

低い雲が
冬っぽい
回復の空でした
161101_2
正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

 

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