梅雨前線、いったん衰弱中

ノダっち

16年6月17日(金) 17:58

きのうは
沖縄の梅雨明けが発表されましたが、
奄美の梅雨明けも近そうです。

気象庁が発表した
宮崎県の週間予報にも、
夏が見えています。

いわゆる「中休み」的な夏ですが、
暑さには備えましょう。


いったん南下した梅雨前線が
大きく離れていないため
きょうも雲の多い県内です。

朝から弱い雨が
パラついた所もあります。

午後も、前線の北側の
雲の帯がかかっていて、
なかなか南下しきっていません。

今夜からあす午前は、
南海上の梅雨前線が
弱まっていく見込みで、
いったん晴れ間が出そうです。

下がりそうで下がらない前線とか
前線の盛衰の予想は
コンピュータの苦手分野なのが
気がかりではあるのですが、
雲の帯自体も
午前より午後にかけて
細くなってきていますので、
その流れなのでしょう。

梅雨前線は、
いったん南海上で弱まって、
あす朝の天気時図上では
前線が隠れた状況になる予想ですが、
隠れた状態での前線が
週末に次第に北上しそうです。

午前中の晴れ間によって
暑さが強まる所もありますが、
あすの午後には
再び雨雲が
かかりやすくなる可能性もあります。

朝のお出かけ時に晴れていても、
念のため、雨具を準備して出かけたり
洗濯物も
空を見ながらの対応がおススメ
です。

日曜日の雨マークが消えましたが、
やはり、山沿いを中心に
雨の可能性もあって、
不安定と思っておいた方が良いでしょう。
WNIの週間予報では
雨マークがついています。
ただ、パターン的には
平野部に来る雨雲は弱まりやすく、
弱まった場合に雲の隙間もあれば、
晴れ間が見えることになるでしょう。

きのうも書いたように、
月曜日にかけても、
梅雨前線の活動状況や、
どこまで北上するかによって、
雨の降り方や、
雲の隙間の状況が
変わってくる
ことになりそうです。

来週中頃からは、
日欧の資料がしっかりと
太平洋高気圧を強めていて、
夏空が広がる予報が出ています。
アメリカ資料の
太平洋高気圧の強まりは
やや遅めです。

来週、予想通りに
太平洋高気圧が張り出してくると
暑さも強まります。

宮崎市でも真夏日が出そうです。

宮崎市での初真夏日は、
去年が6月12日、
一昨年が6月29日、
2013年が5月29日、
2012年が5月5日、
2011年が5月8日でした。
今年はやや遅めですが、
海風になりにくい
南西風が続きやすい気圧配置での
晴れの日が少なかったためでしょう。

太平洋高気圧が
九州の南で
西に張り出してきそうなので、
西よりの風が続きやすい
気圧配置になると思われます。

来週は、グッと
夏の蒸し暑さになりそう
ですので、
熱中症をはじめとした体調管理や
食品の管理などにも
注意しておく必要がありそう
です。
160617_1 午後5時前に
MRTから
北西の空に
青空が見えて
来ていました。
160617_2 午後3時の
衛星画像
(気象庁HPより)

前線の雲帯が
細くなってきました。

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