勉強してきました

ノダっち

16年6月13日(月) 17:42

土曜日の日中までは
晴れ間があったり雨が降ったりで
不安定な空だったかと思います。

日中までの
雨雲のかかり具合的には
先週の中では、
少ない方だったかもしれません。

そんな梅雨の
前ステージ最終日だった土曜日、
ノダは、福岡の地におりました。

九州地方災害情報(報道)研究会
という会に参加して
お勉強してきたのです。

今回は、水災害をテーマに
国交省や気象庁の取り組みを学んだり、
意見交換を行いました。
最も興味があったのが
去年の鬼怒川の堤防決壊もあり、
堤防が決壊をするときの
パターンについての解説だったのですが、
河川を流れる水が
堤防を越水することによって
堤防が決壊するだけではなく、
堤防が河川水によって緩むことで
決壊が発生する
パターンもある
とのことです。

つまり、河川の水が
堤防ギリギリまで来ていなくても
土で盛られた堤防は、
決壊が起こりうる
ということになります。

その場合には、
堤防の河川と反対側ののり面が
崩れて来たりする
前兆現象もあるようですが、
それは気づきにくいし、
そこを直接確かめるために
川に近づくことも、
そもそもおススメできません。

堤防の上などにいると
だいぶふわふわして来たりするそうで、
堤防を見回る
消防団などの方がこれに気づいたら
早く逃げる必要があります。

また印象的だったのは、
堤防は高くすれば良いというものでもない
ということです。

高くすれば、それだけ
河川を流れる水の量が増えます。
それでも、決壊が発生した場合には、
増えた分の水が街に流れ込み、
より被害が大きくなるということで、
堤防を大きくするということは
被害のリスクも
大きくすることになる
のです。

では、
すべてをがちがちにコンクリートで
固めてしまえ!というのも、
破れた場合の補修や
費用の面からしても
難しいということでした。

なかなか
簡単ではない問題を抱えていますよね。

今年の大雨シーズン、
今回学んだことも活かしながら、
考えながら、
みなさまに、分かりやすく、
そして危ない時にいかに的確に
その情報をお届けできるように
またガンバリマス!



土曜日は早朝に出発して、
夜に帰ってきたのですが、
その夜中には
梅雨前線による雨雲がかかりはじめて、
日曜日から
本格的な梅雨空になっています。

警報が発表されるほどの
大雨にはなりませんでしたが、
きょうにかけて
多い所で24時間で100ミリを超える
注意報レベルの大雨でした。

どうやら梅雨前線は、
あまり北まで上がらずに、
前線上の低気圧も
九州南部付近を通過したようです。

きょうは午後になると、
前線が南下し始めて
次第に雨が弱まってきていて、
だんだん天気が回復に向かっています。


あすは、前線がいったん南に離れて、
貴重な
つかの間の梅雨の晴れ間となりそう
です。

洗濯もチャンスです!

日焼けにはお気を付けください。

強い日差しで気温が上がり、
きょうと比べると、
内陸を中心に
一気に暑さが強まる所もあります。
熱中症予防も心がけましょう。

気温が上がると、
湿った空気が軽くなって上昇して、
山沿いで一部に雨雲を作る可能性は
否定できません。

念のため、午後は
空模様を見ながら対応
してください。

また、日南串間付近は
前線に近い分、
やや雲が多めで経過するかもしれません。


あさっては、
再び梅雨前線が北上してきます。

午後にかけて次第に雨が降り出して、
また木曜日ごろには
雨の量がまとまってくる可能性があり、
今後の情報に注意が必要です。
土曜日からくもりマークですが、
様子見のマークと捉えてよいでしょう。
金曜日辺りから様子を見ます。

また、きょうは
18日ごろからの一週間を対象に
高温に関する異常天候早期警戒情報が
出されました。

いよいよ夏の太平洋高気圧が
強まってきそうな気配が見えています。
九州南岸付近まで
張り出しそうな日があったり、
10日予報の資料では
九州南部付近にかかってきそうな
資料も出てきました。

夏っぽい空が見えてくるかもしれません。

逆に、その分、
雨が強まりやすいことにもなります。

梅雨が最盛期に入ってきそうです。
160613 土曜日の
博多駅上空

暑かったです^o^;

投稿月