高かった春の気温

ノダっち

16年6月1日(水) 17:52

梅雨前線が伸びてきて、
朝から弱い雨雲がかかってきました。

 

ちょっと梅雨空です。

 

でも、ほんとにちょっとだけです。

 

あすには、また
春の晴れた空が戻ってきます。

 

 

きょうの雨は、
きのう予想していた
午後中心ではなくて、
どちらかと言うと午前中心でした。

 

少し前倒し傾向です。

 

雨量は多くなく、
宮崎市内では
傘が無くてもいいくらいの時間も
多かったと思います。

 

きのうより日差しが減った分、
気温の上がり方が鈍くて、
午後3時現在、
25度にも届かなかったところが
ホトンドでした。

 

とくに
きのう30度前後まで上がった山沿いでは
きのうより10度前後も低くなっています。

 

半袖だとひんやりと
感じられたかもしれません。

 

今夜からは天気が回復しそうです。
きのうの最接近の火星
雲が多くて見えなかった方も、
今夜からあすの夜は
チャンスがある
でしょう。
大きさはあまり変わりませんので、
望遠鏡などお持ちの方は、
ぜひチャレンジしてみてください。
肉眼でも、その赤い星は
ひときわ目立って見えてくるでしょう。

 

 

あすは、前線が南下して、
再び
大陸からの高気圧に覆われてきます。

 

乾いた空気も流れ込んでくるでしょう。

 

スッキリと青空が広がってきそうです。

 

カラッとした暑さになるでしょう。

 

洗濯物も気持ちよく乾いてくれます。

 

 

あさっても晴れますが、
あすよりは
薄い雲がかかりやすくなるでしょう。

 

週末の雨は、
土曜日が中心の予想になってきました。

 

日曜日も雨が残る予報ですが、
資料では弱まってきています。
このあたりも、最近よく見られる
雨が早まる傾向です。
WNI予報はくもりまーくのみで
雨マークが消えてきました。

 

また、気象庁の予報も
週明けの雨マークが消えて
火曜日に晴れマークが出ています。

 

ということで、
きのうもお伝えしたように、
どうも週末での梅雨入りも
怪しい雰囲気です。
もっとかかりそうですし、
ハッキリと入り口は見えません。

 

 

さて、気象の世界の統計上では
きょうから夏の区分になります。

 

きのうまでが春で、気象庁から
春の天候のまとめが発表されました。

 

それによりますと、
3月~5月の3か月間の平均気温が
延岡と都城で
観測史上2番目の高さ
になっています。

 

都城、延岡共に
この春の気温が過去最も高かったのは
1998年でした。
98年はここのところ、
何度か登場している年ですが、
これからもこの夏は
何かと耳にすることになるかもですね。

 

一方、雨の量や日照時間は
とくに記録的ではありませんでした。

 

また、5月も
気温は平年より高かったものの、
日照時間は
ほぼ平年並みとなっています。

 

なお、98年の
九州南部の梅雨入りは
5月28日でしたが、
31日~1日には晴れていて、
その後も6月は
時おり晴れた日や
無降水の日が出ていたようです。
数字的にみると
一雨の雨量は多く、
いわゆる陽性型に見えます。

 

この年の例を考えると、
やはり、あの最初に検討した
24日ごろの梅雨入りで
その後は
梅雨の晴れ間と言うことでも
良かったような
気がしないでもありません。
難しいところですが。

一方、油津は2002年以来の
高い春の気温でした。
この年の梅雨入りは6月10日まで
ズレ込んでいます。


160601_1

MRTの近くの公園でも
紫陽花が
キレイに咲いています。

 

植物は
季節を梅雨に
薦めているのですが・・・


160601_2

春の天候資料
(気象庁HPより)

160601_3

5月の天候資料

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