まだまだ夏の空気です

ノダっち

23年9月20日(水) 17:13

引き続き、夏モードです。
 
それにしても、
湿度が高くなっている所があります。
 
特に昨夕もでしたが、
今朝もかなり白っぽい空でしたね。
 
暖かく湿った空気が流れ込んで
水蒸気が多くて
水滴が漂っているためでしょう。
 
一方で、日差しも朝からあって
地面が温められて
気温も上がっています。
 
かなり蒸し暑くなっている所もあり、
熱中症の危険度の高い暑さでした。
 
気温上昇で軽くなった空気が上昇すると
発達した雨雲が出来てもおかしくない
空気の湿り具合でしたが、
それほど大規模には
雨雲が出来ませんでした。
 
日本海で大規模に雨雲が出来ているのと、
太平洋上でも
雨雲が出来やすくなっているので
それに挟まれて発達を抑えるくらいの
下降気流があるのかもしれません。
 
とはいえ、所々に雨雲は出来ています。
 
 
あすは、夜にかけて
次第に前線が南下してきそうです。
 
県内は、前線が離れている
午前の平野部を中心に晴れて、
前線南側の暖かく湿った空気が
南西から吹き込む形になるため
フェーンもあって平野部を中心に
気温が高くなるでしょう。
 
あすも、十分な
熱中症予防が必要です。
 
ただ、前線の南下に伴って
午後は、山沿いを中心に
発達した雨雲が出来る恐れがあります。
 
前線の南側は、
やや離れた所を中心に
発達した雨雲が各地で出来ていますので
あすの雨雲の状況には
注意しておきましょう。
 
なお、朝にかけても雲が多く、
放射冷却が弱い所もありそうで、
宮崎や油津で、熱帯夜の可能性もある
予想も出ています。
 
さすがに県内でも
熱帯夜が減ってくる時期ですが、
過去の遅い熱帯夜の記録としては、
宮崎が
1991年と2016年に09/27
というのがありました。
油津は
2007年の10/09に
熱帯夜の記録があります。
 
ということで、
あすなったとしても
まだ記録的ではないですが、
宮崎の気象台では
5番目くらいの遅さになりそうです。
 
 
あさって以降は、
秋雨前線が九州南部付近にありそうですが、
活動が弱い予想が優勢です。
 
雲が広がりやすく、
スッキリしない空にはなりそうですが、
今のところ、まとまった雨は
ハッキリと予想されていません。
 
この前線の位置や活動具合次第で
週末の予想も変わるでしょう。
 
日差しが弱まることで
暑さは収まりそうですが、
しっかりと
秋の空気まで入りきるかどうかは
微妙です。
 
一方、来週の中ごろになると、
再び九州の南辺りで
太平洋高気圧(というか上空の高気圧)が
強まりそうな予想になってきました。
 
秋雨前線も
再び北上する予想で、
暖かい空気も流れ込みそうで、
再び暑さが戻ってきそうです。
 
まだまだ夏が終わりそうにありません。
230920_1
きょうの昼のぼんやり青空と
モクモク入道雲
230920_2
ぼんやりしていた
きのう夕方の西の空

投稿月