そして、ようやく初真夏日2016

ノダっち

16年5月26日(木) 17:29

昨夕、北部には
しつこく雨雲が残ったものの、
南部では早めに晴れてきて、
きょうも朝から雲が多い中で
南部を中心に晴れ間がありました。

まぁ、この晴れ間を見ると
梅雨入り発表が無くても
納得かなぁと思われたでしょうか。

でも、なんだか肌感覚は
ジメジメしているし
梅雨の晴れ間のような
気がして仕方がない
ノダがいたりもします。


そして、朝から蒸し蒸しと気温が高く、
日差しが出て空気が温められたため、
ようやくの真夏日が観測されました。

きのうも書いたように、
今世紀に入ってからは最も遅い
県内でのシーズン初真夏日
です。

きのう調べた範囲の88年以降の
県内での初真夏日の日を
グラフにしてみると、
何となく近年にかけて
早まる傾向があった中での、
今年の遅さでした。

今年の場合は、
ギリギリならなかった日もあったので、
たまたま遅くなったと
言われればそれまでです。

4月から梅雨前線の
影響を受けやすくなったのが
影響しているとも思います。

一方、きょうは
晴れ間があって気温が上がったことで
午後になって、夕立雲的に
雨雲が湧き上がって
きました。
山沿いを中心に
局地的に雨雲が発達しています。


この夕立雲が解消した後、
あすの朝にかけては
いったん晴れる見込みです。

ただ、あすの日中は
前線の雲がかかりやすくなります。

大きく天気が崩れる予報は出ていなくて、
資料でも雨が
ごく一部くらいで
ほとんど計算されていません。

ただ、下層から中層にかけて
湿った空気が入る予想ですので、
雲が分厚くて
レーダーには、中上層の雲で
反応があるのではと思います。

地面付近も湿っているため
中上層で雨粒が出来てくると
地面に届く可能性もあり、
とくに、お帰りが遅くなる方を中心に
昼間も
念のための傘をもってのお出かけを
あすもおススメします。

また、洗濯物も
外を見ながらの対応が必要でしょう。

そんなあすは、
PM2.5を含む微粒子が流入する
予想も
出ています。
霞が酷くなったり気になる方は
「みやざきの空」などのサイトで
実際の微粒子の観測状況をご確認の上、
ご対応ください。


きのうも書いたように、
天気の変化が早まったため
土曜日は午前を中心に雨で、
午後の遅い時間から
一旦止み間もありますが、
月曜日の午前までは
降ったり止んだりという状況が
続くことになりそうです。

高校総体や運動会など
影響を受ける可能性が
高くなってきてしまいました。

来週の火曜日からは
高気圧に覆われて
一旦木曜日頃まで晴れそうです。

その後は、
南海上の梅雨前線が
盛り上がる予想がありますが、
まだ、梅雨入り発表が
いつになりそうとは
ハッキリ見えません。

なお、
きょう発表された一ヶ月予報では
これまでの予想通り、
この先一ヶ月は
降水量が平年より多く、
平年より曇りや雨の日が多い予想
です。
また、気温も
平年より高い予想になっていますので、
雨雲が発達しやすい状況が心配されます。

梅雨入りの時期の見通しとともに
注目していきましょう。







160526_1
昼過ぎの
大淀河畔から
南西の空







160526_2
午後3時までの
最高気温
(気象庁HPより)







160526_3
初真夏日の変化

点線は
エクセルが引いた
近似線







160526_4
きのう夕方の
OA終了直後の
MRTから西の空

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