80年目のサイレンの朝に

ノダっち

25年8月6日(水) 17:10

宮崎市は、毎年この日、
朝8時15分にサイレンが鳴ります。
 
山口にいたノダの祖母は看護婦として
救援に向かったため
被ばく者手帳を持っていて、
ノダは小さいころから
特別な日として過ごしてきましたが、
ノダが生まれた街は
宮崎より広島に近いのに
サイレンは鳴りませんでした。
 
宮崎に来て、そのことに
とても感動したのを覚えています。
 
けさも、
サイレンに合わせて黙とうしました。
 
このサイレンの意味を、
子供たちもちゃんと理解できているかな?
とちゃんと語り継いでいかないと
いけないのではないかな
など色々考えた朝です。
 
あの日も
真夏の強い日差しが照り付ける
暑い朝だった、
ということも思い出す
けさの暑さと太陽でした。
 
 
なお、
1945年8月6日の広島の
最低気温は22.7℃、
最高気温は31.8 ℃と
記録されています。
 
この記録がどれだけ大変な中で行われたか、
こちらに少し紹介されているのですが、
時間があれば、現地に行ってみてください。
 
1945年8月6日の宮崎は
最低気温が22.8℃、
最高気温が31.8℃と
広島と同じくらいでした。
 
そして、80年後のきょうは、
広島は、
最低気温が28.3℃、
最高気温が35.6℃、
 
宮崎は
最低気温が27.5℃、
最高気温が36.3℃、
 
と、いずれも
暑さのスケールが上がっています。
 
きのうは、日本国内最高の
41.8℃が群馬県で出たり、
きょうも静岡で41.4℃も出ましたが、
もはや人類は
人類同士で争っている場合ではなく、
本気で協調して
気候変動と闘わないといけない時代が
来ているということを、
もっと真剣に考えてほしいとも
世界のエライ人たちに望みます。
 
 
一方、熱かった甲子園の試合、
宮商らしく粘り強く戦って、
いい試合を見せてくれました。
 
ただ、勝てた試合だったと思います。
 
ほんと悔しいです。
 
最近、甲子園で
力が出し切れていない、というか、
ミスで勝ちを逃している年が
続いているように見えるのが
気になっています。
 
来年こそ、まず県勢の一勝を!!
 
 
ということで・・・
 
ではないですが、
 
今回の暑さも、
いったん今日までです。
 
あすは、前線が次第に南下してきます。
 
午前の平野や部を中心に
晴れ間も残って暑くなりますが、
山沿いから
次第に雲が多くなってきそうです。
 
前線の南に
どのくらいの雨雲が出来てきて、
前線がどのペースで南下してくるかで
県内での雨の降り方は変わると思いますが、
午後には
発達した雨雲が九州北部にかかって
南下する可能性を示唆する資料もあります。
 
午後は、北部山沿いを中心に
雨雲の動向にご注意ください。
 
いずれにしても、朝晴れていても
傘を準備して出かけたほうが良いでしょう。
 
その後、あさってから日曜日にかけても
前線の動き次第で
山沿いを中心に大雨になる恐れがあります。
 
平野部は晴れ間もあるかもですが、
油断できない空でしょう。
 
いつもこのタイプの時は言ってますが、
前線の動きが読みにくいので
なんとも難しいです。
 
最新の情報、
雨雲の状況の確認などを
随時お願いします。
 
月曜日以降は
回復に向かいそうな資料が強いですが、
まだ幅がありますので
このあたりも最新の予報の確認を
お願いします。
250806
けさ7時過ぎの宮崎市上空

一時的に雲が増えていましたが、
このあと雲は少なくなりました

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