県内24日ぶりの猛暑日

ノダっち

25年8月1日(金) 17:54

全国で、暑い暑いと
毎日酷暑のニュースが出ていて、
水不足ということも心配されていますが、
宮崎県については別世界です。
 
今年の7月の気温は
高い方から10位にも入ってないですし、
降水量はほぼ平年並みでした。
 
これは、前からよくあることで、
全国的に暑さがニュースになる時、
宮崎はそうでもない、
ということがよくあります。
 
太平洋高気圧が
宮崎よりも北に張り出して、
県内が太平洋高気圧の
南側に入るパターンになるからです。
 
高気圧直下の地域で暑くなりますが、
県内は亜熱帯の天候になって
高気圧の南を吹く東からの湿った風で
にわか雨が起きやすくなり、
気温の上昇が抑えられます。
 
近年も、全国で
40度が出たりして話題になる時、
宮崎は、まぁそこそこの
夏らしい暑さ、
ということが多いです。
 
高気圧が北にいきがち、
というのは、
気候変動という面で、
大変気になっているケースですが、
それを温暖化と
ハッキリと結びつけるほどの
データも持ち合わせていません・・・
 
ただ、感覚的には
あり得るだろうと思いますし、
近年、増えていることが
何より気になっています。
 
 
いまは、台風の影響もあって
九州上空は高気圧が強まってきました。
 
直下に入りつつあります。
 
このため、きょうは
久しぶりに県内でも猛暑日が出ました。
 
先月8日以来、24日ぶりです。
 
このまま週末も厳しい暑さになります。
 
屋外でのレジャーを予定されている方も
無理をせずに、こまめな水分補給や
日かげでの休憩を入れるようにして、
熱中症を予防しましょう。
 
あすは、宮崎市の
納涼花火大会もありますが、
蒸し暑い夜になりますので
水分補給を心がけてください。
 
夢中になりすぎて忘れないように
意識して、タイマーなどをかけて
こまめな休憩や水分補給を
とるようにしましょう。
 
ノダは、消防団で
会場に事前放水の担当で
皆様が安全に楽しめる準備を
させていただきます。
 
 
来週も前半は
太平洋高気圧が九州付近で強くて
県内も、
内陸ほど暑さが強まりやすい予想です。
 
一方、来週後半は
一旦太平洋高気圧が南に弱まって、
北から
前線が南下しそうな気配があります。
 
太平洋高気圧の弱まり具合と
前線の活動具合次第で
来週後半の予報は変わってきそうです。
 
ただ、9日か10日頃からは
再び高気圧が
強まりそうな資料になっています。
250801_1
午前11時前くらいの
新燃岳
(MRTライブカメラより)

灰色の噴煙が
しっかり出ている時間も
ありました
250801_2
けさの宮崎市の
スッキリ青空
250801_3
きのうの夕陽
250801_4
海面変動の状況
(気象庁HPより)

海面変動は
徐々に弱くなっていますが、
きょうの昼過ぎ時点で
まだ通常よりも大きな変動が
残っています。

海に入る際は、
この点、いつもより違う流れが
あるかもしれないと
ご注意ください。

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