今回もメインの予想で経過

ノダっち

24年6月18日(火) 16:43

夜中にたびたび目を覚まして
雨雲を確認しましたが、
心配された線状降水帯のような
雨雲の組織化はありませんでした。
 
一時的に、細く線状に並んだ
積乱雲がレーダー上に見えたものの、
停滞性はなく動いてくれてよかったです。
 
昨日のように
低気圧が順調に動くケースでは
雨雲が停滞しにくいので
もっと大規模に組織化された
雨雲が出来ないと
大きな災害にはなりにくいパターンでした。
 
やはり、
線状降水帯のパワーワードが
独り歩きしそうで、
伝家の宝刀を切りすぎると、
いざという時の効果が小さくなりそうで、
なんだか不安にも感じます。
 
線状降水帯が出来なくても
大雨になるケースもあるので、
予測情報の発表時においては、
過度に線状降水帯にとらわれずに、
まずは、予想されている
最も確からしい予想の数字を確認し、
きのうもお伝えしましたように
もしも予想以上に発達した場合に備えて、
いつもよりも雨雲の状況を
気にして過ごすようにしましょう。
 
そのときに、
雨雲レーダーを見ても
それと判別できなかったり、
レーダーを見られる環境にない時は、
一つは連続的な雷で体感できるのと、
広範囲に警報が出てきたりしたら、
早めに安全を確保できるように
準備をして下さい。
 
 
なお、結果的に24時間雨量は
昔の警報基準で24時間300ミリだった
えびの高原が227.5ミリで、
他の200ミリが基準だった各地は
最大で野尻の137ミリと、
注意報レベルの雨でした。
 
悪い方へのブレは小さく、
おおむねメインの予想で経過した
言えるでしょう。
 
キキクルが利用されている現在の警報でも
警報は発表されないままで経過しています。
 
けさには、前線や低気圧が抜けて
発達した雨雲も抜けていました。
 
前線北側の雲が残って、
昼頃までにわか雨もありましたが、
北部から次第に天気が回復して
晴れてきています。
 
それとともに
北部を中心に気温が上がって、
再び真夏日も出てきました。
 
 
あすも、引き続き晴れそうです。
 
薄い雲がかかりますが、
日差しはしっかりあるでしょう。
 
今年一番の暑さを
更新する所もありそうです。
 
洗濯物もよく乾きます。
 
あすの日差しで、
大きな洗濯など、
盛大に済ませておきましょう。
 
今夜かrあ朝にかけては放射冷却もあるため、
風が弱まった所では
霧が出る可能性もあります。
早朝にかけて車を運転する方は
お気を付けください。
 
 
あさっては、再び雨が降り出しそうです。
 
きのうの資料だと、
午後からの崩れに見えていましたが、
きょうの資料だと
午前から降り出しそうにも見えます。
 
午後にかけて
強めに降る可能性もありますので、
あすお伝えする新しい予報でも
ご確認下さい。
 
金曜日以降も雨が降ったり止んだりですが、
週末以降は、太平洋高気圧が強まって
梅雨前線が九州より北に
北上しそうな気配も見えてきました。
 
前線の南側になると、
雨が強まるリスクがあるとともに、
平野部では、予想よりも晴れ間が出やすく、
暑さが強まることも出てきます。
しかも、これまでよりも
蒸し暑さが強まりますので、
その点にもコメントに注意して
ご利用ください。
 
とはいて、
この辺りは前線の動き次第です。
 
まだまだ変わる可能性もありますし、
中途半端な北上だと
山沿いを中心に
総雨量が増える可能性もありますので、
最新の予報をご確認下さい。
240618_1
朝の大淀川

盛大に
茶色く濁っていました
240618_2
午後3時ごろの
MRTから西の空

昼を過ぎて
だんだんと
青空が広がって来ました
240618_3
午前3時前後にかかっていた
やや発達した雨雲
(気象庁HPより)

ただ、
停滞性はありませんでした

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