遅ればせの1号発生

ノダっち

16年7月4日(月) 17:38

結果的に、
梅雨明けは発表されていません。

金曜日のタイトルの解答からすると、
一休み、ということになっています。

土曜日は、
たしかに空は白っぽくて
まだ太平洋高気圧の張り出しも
弱いなぁと感じたのですが、
きのうは午後にかけて
どんどん青が濃くなりました。

これで、梅雨明けでもいいかなぁ、
と感じたノダですし、
梅雨明けを感じられた方も
いらっしゃったことでしょう。

きょうも、朝から濃い青空で、
強い日差しと下降気流で
気温も上がっています。

ただし、昨日も今日も
下層は、まだ高気圧の縁辺部で
湿った空気の流入が予想され、
暖められた空気が上昇すると
雷雲が発生する可能性もあり、
朝から雷注意報も出されていました。

にわか雨が起きやすい状態で
梅雨明けしたことも
過去にあると記憶していますが、
梅雨がしっかり開けると
数日はもっと天気は安定するもの
という意見もあることでしょう。

常々、
このブログでは書いていますし、
OAでも話したこともありますが、
季節の変わり目っていうのは、
それぞれが
感じればよいことと考えています。
春の始まりを
気象庁が発表しないようにです。

そして、その感覚は
大切にしていただきたいと思います。
そういった感覚を大切にすることが、
防災にもつながることでしょう。

それでも、
この雨の季節の
始まりと終わりだけは
気象庁が発表することには、
防災という意味を感じます。

どうしても、
梅雨明けと発表があると、
夏だイエ~~い!って
夏まっさかりモードになる方が
多いですよね。
やや天気への注意も
薄れることでしょう。

つまり、
まだ雨が強まる可能性があり、
天気予報にも
注目しておいていただきたい状態が
この先に考えられるということを
意味しているとも考えられます。

やはり、
梅雨明けの発表が見送られたのは、
先週からの懸念事項であった
(けさまでは曇マークだった今週後半の)
きょうの週間予報で
雨マークがついてきた部分の
影響でしょう。

そして、ようやく
台風1号も発生しました。
1951年以降で、
2番目に遅い台風1号の発生です。
(なお、これまでで一番遅いのは、
 1998年の7月9日。
 また出ました1998年。
 今回はそれ以来の遅さとなりました。)
この雨マークは
この1号の
間接的な影響も考えられます。


きのうは、宮崎空港で35度を超え、
今年の県内初の猛暑日になったほか、
きょうも、神門で猛暑日となりました。

土曜日と日曜日は、
各地で活発な雨雲が出来たものの、
きょうは、だいぶ減ってきています。
これも、太平洋高気圧が
強まってきたことを
示唆しているといえるでしょう。

また、土曜日には、
気象台からアブラゼミの初鳴きが
観測されたと発表されています。
平年より4日、
去年より7日早い初鳴き観測です。
ちょうど金曜日に
ノダもMRTの側の公園で
セミの声を聴いたところでした。

セミも梅雨明けを感じたでしょうか!?


あすも、太平洋高気圧に覆われます。

やはり
厳しい暑さになると思っておいてください。
熱中症予防を心がけましょう。

また、午後は、
山沿いを中心に局地的な夕立に
念のための注意が必要です。

あさってくらいまでは、
まるで梅雨明けの
晴れて暑い夏空が続きます。


週の後半は、
東から流れ込む湿った空気で
雲が多くなる予想です。

ただし、台風1号は、
やはり高気圧を強めていて、
高気圧の縁を進んで
中国大陸に近づく動きで
予報が出ています。

そんなに台風を西に進めるなら
九州付近には太平洋高気圧が
ありそうだと思うのですが・・・

高気圧が縁辺まで
しっかりした勢力をもっていないのでしょう。
台風の北東にある雲が
台風の北上に伴って
動いてくるような予想にみえます。

梅雨明けが
発表されていないということは
それなりの雨を見込んでのことでしょうし、
この雲の動きにも注目が必要です。


週末には、甲子園をかけた
県大会が始まりますし、
天気には安定してほしい頃ですが・・・

きのうも、夕方に少し草野球をして
改めて感じたのです。

よくもまぁ、あの炎天下の中で
あんなに走り回れていたなぁと^o^;

ほんとにすごいことです。

ぜひ、週末からの熱い声援を!
160704_1 きのうの青空
160704_2 きょう正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

梅雨前線の雲の帯は
朝鮮半島付近に
北上しています。
160704_3 きのうの最高気温
(気象庁HPより)
160704_4 きょう午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)

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