気温的な分かれ目にならず

ノダっち

16年2月3日(水) 17:40

暦の季節を分ける日、節分。

きょうは、
暦における冬の最終日ですが、
冬の宮崎らしい気温です。

気温という面では、
今年は、はっきりと
季節をわせる日には
なりそうにありません。


来週初めくらいまでは、
この時期らしい寒さです。


ただ、
日差しはだいぶ春になってきました。
昼の太陽高度が
だいぶ高くなってきているのです。
当時の頃、35度だった南中高度は
きょう41度まで上がってきました。

地球の大気は、
我々が載っている大地の上に
薄く張った膜の様なものですので、
太陽が高くなるほど、
太陽の光が
通り抜けてくる大気が薄くなります。

大気の中では
日差しが散乱されることにより
弱められますので、
通り抜けてくる大気が少ないほど
日差しが強くなるのです。

逆に、夕方など太陽が低くなると
日差しは弱くなりますね。
紫外線が
昼や夏に強いのも同じ理由です。


あすの立春も、
日影だと寒いですが、
日なただと
春のポカポカ感も感じられるでしょう。

さすが
「日本のひなた」というところを、
キャンプ見学に来られた方も
感じてもらえていると思います。

今月末には太陽の南中高度が
50度まで上がります。

気温よりも先行して
どんどん太陽が高くなって
先行して春になっていく季節も
一緒に楽しんでください^o^


きょうは、
朝から気持ちよく晴れています。

朝の気温は
平年並みか平年よりやや低めで、
日中の気温は、
各地ともほぼ平年並みになっています。

日中の湿度は
30%前後
まで下がりました。

あすにかけても
乾燥しやすくなりますので、
火の取り扱いには
十分にご注意下さい。


のどの粘膜も乾かないように
ケアを心がけたり、
静電気の発生にも気を付けましょう。

あすも、高気圧に覆われます。
きょうよりは薄雲が増えそうですが、
あすいっぱい
大きな天気の崩れはないでしょう。
日差しも十分にありそうです。

気温は、おおむね
きょうと同じくらいになるでしょう。

夜になると、
雲が厚みを増してきて、
あさっては、
雨マークが復活しました。
海外の資料も含めて、
WNIの予報では
雨マークが無かったり、
微妙な資料ですが、
やはり降る所はある
と思っておいたほうが
良さそうです。

あすの新しい見解もご確認下さい。

土曜日は、しっかり
真冬の寒気が流れこむ予想

こちらも変わりません。

土日ともに、
朝晩を中心に寒くなります。
日なたは春の陽ざしがあるものの、
日影では寒さが強いでしょう。

キャンプ見学に行く方、
県外から来られる方も、
暖かい服装をもって
出かけるようにしてください。

とくに、出待ち入待ちをする方は
しっかりと対策が必要です。

160203_1
きょう夕方の
霧島連山
(気象庁HPの
火山カメラ画像より)

雲が
全くかかっていない
霧島連山です。


160203_2
昨夜の
えびの高原の
気象庁HP
火山カメラ画像

硫黄山の
から出ている蒸気
と思われる
ものが写っていました。

きょうの昼間も
時おり見えています。

夜間は、湿度が上がり、
気温が低くて
見えやすくなったのかも
しれませんが、
この監視カメラの画像で
こうしてはっきりと
蒸気を見たのは
はじめてでした。


160203_3
朝の新燃岳火口
(気象庁HPの
火山カメラ画像より)

新燃岳か火口も
まだ表面は
完全に冷えていない
ことをうかがわせる
けさの様子でした。
あちこちから
水蒸気が
上がっていましたが、
昼は減っています。
やはり、
気温が下がったことと
湿度の高さが
見えやすくなったことに
影響しているのでしょう。

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