火星が接近中

ノダっち

16年5月18日(水) 17:38

なんだか
くもりや雨の日が多かったので、
あまりしていなかった
夜空の話を少ししておきましょう。

今の時期、夜空では
火星が地球に接近しています。
火星と地球の距離は
2年2カ月ごとに近づいていて、
今月末、
5月31日が今回の最接近日です。

地球との距離は
夏の接近時ほど近くて大接近と呼ばれ、
冬に接近する時は
遠めの接近の小接近になります。
今回の春は、その間の中接近ですが、
冬よりは
夏に近いのでやや大接近よりです。
次回の2018年は夏の接近で
大接近となるでしょう。

接近とはいえ
7500万kmも離れているのですが^o^;
それでも、遠い時よりは
近いほど明るく見えますし、
望遠鏡などでの
模様の観測にも適した状況になります。

今の時期、火星は
夜8時前に東の空昇ってきて、
夜中に南に空を通って西に動き、
ほぼ一晩中、
ひと際明るく赤く輝いていますので、
すぐに見つけられるでしょう。
近くには、土星や
さそり座のアンタレスもありますが、
明るさは圧倒的に火星が勝っています。

なお、火星が最接近する5月31日は
九州南部の梅雨入りの平年日です。
そして、毎年のネタにしていますが、
2020年までは
梅雨入りの平年日と
ノダの誕生日が同じになっています(笑)

今夜からあすの明け方にかけては、
やや薄い雲がかかりやすいので、
星空観測に
適した夜とは言いにくいですが、
しっかり見えるタイミングもあるでしょう。
また、来週にかけて
梅雨に入る前
(最接近する前)のタイミングで
ぜひ見ておきたいものです。


背が低い高気圧の
上を進んできた
上層の雲がかかっていますが、
引き続き、
各地とも日差しはたっぷりです。

朝は、
放射冷却で内陸を中心に冷えて、
日中はきのうよりも
内陸を中心に気温が上がりました。

その分、内陸の気温差は
きのうよりも大きくなっています。

最高気温は画像欄に載せますが、
朝と昼の気温差は、
五ヶ瀬町鞍岡で20.9度、
えびの市加久藤で20.5度、
西米良で19.9度
と大きくなりました。

それでも、まだ最高気温が
県内で30度には到達していません。

先週、この日記に書いた
最近10年の中では5月16日が
最も遅かったのですが、
それより遅くなってきましたので、
さらに少しさかのぼって調べてみました。

2004年が4/21、
2003年が4/24、
2002年が5/25、
2001年が5/16、
2000年が5/6、
1999年が5/14となっていて、
21世紀に入って最も遅かったのが
5月25日
、あと一週間後です。

この先の週間予報の気温は
特に高くなりそうな気配が無いですが、
土曜日頃は、南から暖かい空気が
入りやすい気圧配置に見えますので
注目していきます。


さて、
お伝えしてきた怪しい影ですが、
だいぶはっきり見えてきました。
あすは、
やや沖縄付近の梅雨前線が
北に盛り上がって活発になるため、
その分、
南部を中心に雲がかかりそうです。
午前を中心に各地で日差しもあって
大きな崩れはない予報ですが、
午後は雲が厚みを増してきそうです。

あすの遅い時間から
あさって午前にかけて
雲が厚みを増す所もあるでしょう。
一部では
弱い雨雲になる可能性もあります。

あす、お帰りが遅くなる方は、
念のための雨具を準備しておいても

良いかもしれません。

一方、
あさって午後から土曜日は
再び広い範囲で晴れる予想です。

日曜日以降は、
どうもハッキリしません。
新しい予報の確認をお願いしますm( _ _ )m







160518_1
お昼ごろの
宮崎駅上空

薄雲が
きのうよりも多い
空でした







160518_2
午後4時までの
最高気温
(気象庁HPより)

投稿月