この低気圧で局面転換か

ノダっち

16年4月27日(水) 17:57

きょうも、
気温変化のグラフを載せました。

で、きょうは、
去年の同じ期間の
気温変化グラフも載せておきます。

去年の同じ時期は
朝と昼の寒暖差がはっきり
していて、
典型的な春の気温変化でした。
つまり去年は晴れていたのです。

一方、今年は
南海上に停滞する前線で雨が降って
気温変化が小さくなっています。

違いがハッキリと出ていて
ここ数日の気温変化が
小さくなっている
のが
分かっていただけるでしょう。

ココの所、
沖縄の梅雨のはしりをもたらす
ほぼ梅雨的なものの
あおりを受けた日々でしたが、
きょうは、
前線上の低気圧が進んできました。

前線が停滞して
ダラダラ降らせるのと違って、
低気圧が進んでくると
雨が強まりますが、
低気圧は前線よりもはっきりと
南北の性質の違う空気が
ぶつかっているため、
局面を変える働きはしそうです。


きょうも、
朝から弱い雨が降っていましたが、
午後になって
活発な雨雲がかかってきました。

前線上の低気圧が
近づいて来たのでしょう。

きょう午後3時まで72時間の雨量は、
平野部で100ミリ前後に
達してきたものの、
地震による揺れが大きかった
高千穂は44ミリ、
椎葉は47.5ミリ、
美郷町神門は61ミリに
留まっています。

低気圧が東に抜けると
天気が回復に向かいますので、
これから、週末にかけて
いったん地面から
雨が抜けていく期間は作れそうです。

ただ、地震によって
そもそももろくなっていないかどうかは、
注意しておく必要は
あるのかもしれません。


あすは、低気圧が東へ抜けて
西風になってきます。

湿った西風で
東シナ海から流れ込む低い雲が
山沿いを中心にかかるでしょう。
山沿いを中心に
にわか雨のタイミングも
ありそうです。
ただ、平野部では、
午前の早いタイミングから
青空が見える
可能性もあります。

洗濯物を安心して干せます、
と言えるほどの状態ではないですが、
久し振りに、
日差しに当てることが出来そうです。

西風でフェーン的にもなり、
日差しが出てきそうな
平野部を中心に気温も上がるでしょう。
暑いくらいの所もありそうです。

ただ、気圧配置は冬型になりますので、
風は少し冷たくなってくるでしょう。
夜からはヒンヤリしてきそうですので、
お出かけには、しっかりと
上着の準備をおススメです。
特にお帰りが遅くなる方は
風を通しにくい、
スプリングコートか
ウィンドブレーカーの様なものが
合っても良いかもとも思っています。


あさってから土曜日は、
スッキリと晴れてくる見込みです。
絶好のお出かけ日和になるでしょう。

朝晩はヒンヤリしますが、
昼間は過ごしやすい陽気でしょう。

日曜日は
だんだん雲が増えそうですが、
十分にお出かけは楽しめそうです。

3日に雨の予報で、
4日は天気回復の予報になりました。

その後も、
天気の周期変化は続きそうです。

ただ、
今週の様な前線の停滞性は、
やはり今回の低気圧で
いったん解消されそうな
10日先までの資料になっています。







160427_1
日曜日からの
気温変化グラフ







160427_2
去年の
同時期の気温グラフ







160427_3
宮崎市の
今年と去年

投稿月