ノダっち

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5年越しのリベンジ

ノダっち

15年12月7日(月) 17:23

天気の話なノダ

5年前に
ワクワクしながらその日を迎え、
そして、
がっかりした気持ちを覚えています。

日付までは覚えていなかったのですが、
ちょうど5年前のきょうだったようです。


日本初の
惑星への周回軌道投入をめざした
金星探査機「あかつき」の挑戦は、
2010年12月7日に
いったん失敗しました。

ただ、「はやぶさ」と同じように
簡単に諦めないのがJAXAです。

再び金星の軌道に入れる
チャンスをうかがい、
5年の時を経て、
きょう、金星の重力場に入り
金星の周回軌道に入るための
エンジンの噴射が実施されました。

ネットでのライブ中継を見ていると
エンジン噴射は予定通りに行われ
管制室では
握手も交わされていましたので、
噴射は上手くいったようです。

正確な軌道に入ったかどうかは、
今後データを検証して
あさって発表される予定とのことで、
まだ喜ぶには早いのですが、
「あかつき」は、
金星の大気の構造や
地表の様子などを

観測する予定
になっていて、
気象予報士としても
とても興味深い観測計画になっています。

先週木曜日に地球スイングバイをした
小惑星探査機「はやぶさ2」の
軌道データの精査結果も
1週間ほどかかるとのことで
今週中に発表される予定ですので、
「あかつき」と「はやぶさ2」ともに
成功の発表を楽しみに待ちましょう。

「あかつき」は、明け方と言う意味の
から来ている名前
ですが、
いま、金星は
その名前にふさわしく明けの明星です。
ちょうどあすの明け方は、東の低い空で
細い月のすぐ上
に見えます。
日本の探査機が、近くにいることを
想像しながら見てみると
また少し違った趣も感じられるでしょう。

あすの明け方は、
きっときれいな星空になっていると思います。


週末は、
土曜日に午前中までキレイに晴れたものの、
午後は次第に雲が広がり、
日曜日は雨の一日になりました。
やはり昼の気温が上がりにくかったので、
かなり寒く感じられたと思います。
最高気温は、
真冬並み
の所も多くなりました。

雨の降り出しは、
金曜日の予想よりは早まって、
というよりも、
先週の当初の予想よりも
雨のタイミングが早まったかたちです。

その分、きょうは天気が回復して
朝から晴れてきました。

この早まる傾向が
今週末にも当てはまらないことを
祈るノダです( 人 )

あすも、引き続き晴れて
洗濯日和になるでしょう。

あさってには、
午後にかけてだんだん雲が増えてきて、
木曜日から金曜日は
雨の降る時間がありそうです。
気温が高めの予想ですので、
雨雲が発達しないか注目します。

後半の崩れが長引いたりせず、
このまま晴れてくれれば、
ちょっと走るには
暑い時間帯が出てくるかもしれません。
今のところ、
ノダが走った過去4年では
もっとも気温が高い予想です。

まぁ、でも、
雨よりは断然マシではあります^o^;

気温など、また金曜日にでも
詳しくお伝えしましょう。








151207_1

気象台から
土曜日に
イロハカエデ紅葉が
発表されていたので、
宮崎市内の
もみじスポットである
科学技術館の横の
庭を見てきました。

青空に映えて
キレイでした。

今年は、
11月の高温が
どう影響したかと
気にしていたのですが、
気象台の紅葉は
平年並みと
発表されています。

なお、ノダが
オカシイと気にしていた
イチョウの黄葉も
気象台の標本木は
平年より早めに
発表されていました。










151207_2

久しぶりに
阿蘇山の噴火が
発表されました
(気象庁HPより)

ただ、この時
一瞬ポンっと出て、
後を引かず
一発で
収まっています。

スキー場オープン寒波、もとい寒気

ノダっち

15年12月4日(金) 17:59

天気の話なノダ

五ヶ瀬ハイランドスキー場は
雪雲の中で
今シーズンの営業開始
になったようです。

取材に行った日高記者によると
スキー場の最低気温は-5度で
吹雪いていたとのことでした。

新雪はありましたが、
見通しが悪くて滑りにくい
オープンだったかもしれないですね。
ココの所、
このスキー場のオープン前後で
寒気が入ることが多くて
スキー場オープン寒波なんて
ノダはココで書いたりしています。
この寒波で、ココ数年は
なかなかよい状態での
スキー場オープンが多い印象です。

今年もちょうど寒気は来ました。

ただ、寒波と呼ぶには
やや弱い一発屋
の雰囲気です。

今夜以降、寒気は弱まります。


スキー場ほどではないものの、
きょうの県内各地も、
十分に冬らしいと言える寒さです。

朝の冷え込みは
平年並みか平年より高めの所が多く
強まった所が少なかったものの、
日中の最高気温は、
各地で平年を下回っています。
えびの市加久藤や小林は
この冬初めてとなりそうな
一桁の気温で経過中
です。


あすは、
冬型が緩んで広く晴れ
ますが、
もう、午後には
次の気圧の谷の雲

かかってきそうです。

晴れている朝にかけては、
けさまでよりも
放射冷却が効きやすくなって
冷え込みが強まる所もあるでしょう。

山沿いは、雲が多そうなので
放射冷却が効きにくいかもしれませんが、
晴れてくれば、
低い方にぶれる可能性があります。

日曜日から雨が降り出す方向で、
予報にも雨マークがつきました。

予想天気図には、
東シナ海から沖縄付近に伸びる
前線がかかれています。

この前線が
南を離れて進むか
逆に、前線上に
低気圧が出来るなど活発化したり
北よりを進んでくるかどうかで
しっかり雨雲がかかるのか、
南部中心に部分的になるのか、
変わってくるでしょう。

傘をもっての
お出かけが必要かもと頭に入れつつ、
雨が降り出すタイミングも含めて
新しい予報でご確認ください。

北に雨雲が盛り上がってきた場合は
早めに降り出す可能性も
資料に見えています。

日曜日の崩れが早まる
予想になってきた分、
月曜日には天気が
回復に向かいそうです。

来週は、
きのうもお伝えしたように
寒気の南下は予想されていません。

その分、週末の予報は心配です。

寒気が弱いために
予報自体も不確定要素が
出やすい事態になっているのですが、
天気が短い周期で変わる中で、
現時点の予報では
青太に向けての
最後の調整ランニングは
水曜日に
済ませておく方向で
考えておいても良いとみています。

しかし、
今週もやはり早まって日曜日に
雨が降り出すとなると・・・

来週に向けては、
ホントに嫌な予感もする流れです。







151204_1
雪雲に包まれた
今季オープンの
五ヶ瀬ハイランドスキー場
(日高記者より)







151204_2
冠雪した御鉢
(気象庁HPより)







151204_3
昼前の
MRTから西の空

冬の青空と
ちぎれて入ってくる
寒気の雲が
寒気の強さを
示している空です。

この寒気の後続がない!?

ノダっち

15年12月3日(木) 17:15

天気の話なノダ

また、この時期らしく
寒くなってきましたが、
来週は寒気の南下が無さそうな・・・

そんな資料と
一ヶ月予報になっています。


きょう発表された一ヶ月予報は、
この先一ヶ月の平均気温が
平年より高い可能性が70%と
高い数字
が出ました。

週別に見ると、
1週目(~11日)が80%、
2週目(~18日)が70%となっています。

気象庁HPで公開されている
予想される気温の見通しを見ると
2週目で先月下旬から今月上旬並み(今)
くらいで予想されているようです。

今の寒気が抜けた後は
しばらく寒気の南下が
無さそうだとも解釈できます。

寒くないのは助かる~、
ってことではなく
て、
この時期、寒気がしっかり入らないと
県内では晴天になりやすい
冬型の気圧配置が続かない
ため、
天気は不安定になりやすく
日差しが減って
しまうことになるでしょう。

県内では、
大根干しなどの農家さんなど
かなり困られるでしょう。
洗濯物も、乾きにくい日が
増える可能性もあります。

この高温予報の原因の一つには、
日本の南にある太平洋高気圧が
強く予想されているためです。
実際、今も
沖縄のすぐ南にまで張り出していて、
きのうの沖縄県では
28度の最高気温まで出ました。

これによって
この高気圧の縁を回って
南からの暖かく湿った空気が
北上してきやすい状況で
低気圧や前線が発生しながら
近くを通りやすくなる
可能性があるのです。

しばらく、寒気がたまったら、
先月末から今週のように
また南下してくるタイミングも
考えられますが、
来週の青太に目を向けると
この予報も
かなり不安なものになります。

きょうの10日予報の資料では
来週後半に
寒気の南下が
はっきり見えなくなりました。

まだ、予報が新しくなるたびに
変わっているので
今後も新しい資料で
変わってくる可能性もありますが、
きょうの一ヶ月予報は
この傾向を支持するものになっています。


気温が高い傾向は、
いよいよあす今期のオープンを迎える
五ヶ瀬ハイランドスキー場

なかなか頭が痛いでしょう。

ライブカメラを見ると、
もうゲレンデが
出来上がっているようです。
今夜からあすにかけては
天然の新雪が加わる可能性もあり、
氷点下になって
降雪機も動かせるでしょう。


それだけ、上空には
あす朝にかけていったん
真冬の寒気
が流れ込んできます。
先週並くらいか
先週よりやや弱めの予想で
変化ありません。

きょうの県内は、
冷たい西風が強まっていて
午前は広い範囲で晴れましたが、
午後は寒気による雲が
山沿いを中心にかかっています。

平野部も時おり日が陰って
冷たい風と共に
寒さを感じられているでしょう。

あすは、平野部で冬晴れですが、
山沿いは寒気の影響で
雲が広がりやすい予想です。
熊本県に近い地域を中心に
時雨たり、にわか雨があったりして、
標高が高い所では
雪が降る可能性もある寒気になります。

あさっては、
冬型が緩んできますので、
広い範囲で晴れるでしょう。
朝までに雲が少なくなれば
放射冷却が効いて
冷え込む可能性もあります。

一方、気が抜けないので
新しい予報の確認をお願いしていた
日曜日は、晴れマークが消えました。

南海上を低気圧か前線が
月曜日にかけて
通過しそうなのですが、
この雲が
どこまで北に盛り上がってくるか、
今の段階ではまだはっきりしません。

月曜の雨マークが前倒しにならないか
今後の変化に注目です。








151203_1

昼過ぎの大淀川

強い西風で
川面が波立っていて
空にも
所々に鉛色の
雲が見えました。










151203_2

正午の北半球の
衛星画像
(気象庁HPより)

沖縄付近の雲の帯は
ずっとインド付近まで
連なっています。










151203_3

一ヶ月予報の
気温の見通し
(気象庁HPより)

予想の中心は
2週目で
11月下旬から
12月上旬が
予想の中心に
見えますが、
幅がありますので、
下ブレする時期が
出る可能性も
捨てきれません。

ちょっと目隠しされた雨雲

ノダっち

15年12月2日(水) 17:19

天気の話なノダ

昼頃まで
気象庁のレーダー画像が
少しおかしかったのに
気付かれた方は
いらっしゃいますでしょうか。

前にも書いたことありますが、
九州南部付近の雨雲は
主に福岡の背振山にあるレーダーと
種子島にあるレーダーからの
データを合成して
映し出されています。

このうち、朝から昼頃まで
種子島のレーダーが
点検のために止まっていたため、
奄美大島のレーダーと
背振山のレーダーからのデータで
捕捉しきれない部分が出来て
少し切れた様な
雨雲画像になっていたのです。

県南部では、一部で
雨雲が全く写らないエリアが
あったりしました。

こういった、
レーダー画像になっている時は
国交省のレーダー
見てみるのがおススメです。

こちらです。


さて、雨雲は
昼頃から所々にかかってきていて、
午後はだんだんと
本格的な雨雲が流れ込んでいます。

今夜は、
九州南岸に低気圧が進んできて、
九州の北も前線が通過するため、
活発な雨雲がかかる可能性があり、
急な強雨や落雷の発生に
注意が必要です。

あす朝までには
低気圧が東へ抜けて、
西高東低、冬型になってきます。

平野部を中心に晴れますが、
風は冷たくなるでしょう。
南下する寒気の影響で
山沿いを中心に
雲が多い所も
ありそうです。
日差しが少ない所は
昼の気温が上がりにくいでしょう。
朝よりも夜の方が
気温の下がってくる所もありそうです。

あさってにかけて南下する寒気は、
先週並かやや弱めといったところで
寒さも先週並でしょう。

体調を崩さないようにご注意下さい。

土曜日には冬型が緩んで
朝の冷え込みが
強まる所がありそうです。

日曜日は、
もう雲が増えてくる流れになります。

月曜日の雨マークも含めて
日曜日以降の予報は
新しい予報でご確認ください。

青太の天気は、
この小刻みに通過している気圧の谷が
来週のどこで通過していくかです。
来週中頃までは
気温が高めになりますが、
来週後半に通過する谷の後は
寒気南下の気配もある
10日予報の資料になっています。
さて、どうなるでしょう。








151202_1

昼前の
雲が広がってきた
MRTから南西の空










151202_2

午後1時10分の
気象庁レーダー画像

種子島レーダーが
止まっているときは
こんな感じで
九州の南に
網掛け域が出来ます。
(気象庁HPより)










151202_3

復帰した
気象庁レーダー
(気象庁HPより)

網掛け域には
だいぶ
雨雲が隠れていました。

記録続出

ノダっち

15年12月1日(火) 17:23

天気の話なノダ

昨夜も軽く走ったのですが、
青太まで2週間を切って
西の空の夏の大三角が
だいぶ低くなって、
東の空のオリオンは
だいぶ高くなっていました。

いつも目にする
該当の温度計は10度と
走り始めはヒンヤリでしたが、
2キロを過ぎた位で
体が温まってくると
ちょうどいいくらいです。

今年の11月は
気温が高かったので
ずっと薄着で走れたのは
気楽で良かったのですが、
やはりこれくらいにならないと
青太が近づくという
実感も出てきません^o^;


きのうも速報的に少しお伝えした
記録的な11月の数字をまとめました。

11月の平均気温は、
高い方から
1位にったのが西米良

その他の全地点が
観測史上2位
となってます。

また、11月の日照時間は、
少ない方から
1位を更新したのが
古江、高千穂、神門、西米良、小林

2位が
日向、高鍋、西都、鞍岡、青島で、
宮崎、油津、串間も3位に入りました。

雲がかかりやすかったということで、
降水量も
各地で平年より多かったのですが、
11月の降水量の多い記録は
加久藤、小林が1位

鞍岡が2位となり、
西米良、都城が3位となっていて、
山沿いで記録的な多さでした。

主には、
強いエルニーニョが
間接的に作用していて、
相対的に海水温が低い
フィリピン近海で積乱雲が出来にくく
太平洋高気圧が強くて
揚子江高気圧が弱く
偏西風が大陸側で南下して
偏西風が
日本上空で南西から北東に流れやすく
南西からの暖かい空気が
流れ込みやすくなったことが
影響していると考えられます。

南西からの暖かい流れに乗って
低気圧ができてくるのです。
そして、九州付近で
低気圧や前線が
まとまるかまとまらないかの
微妙なタイミングとなることも多く、
降る日にはしっかり降ったのですが、
降りそうで降らなかったりのこともあり、
日照時間の少なさの割に
降水量の順位が
平野部で上に来なかった要因も
あるのかもしれません。


そして、12月は
気持ち良い小春日和で始まりました。

朝は、
ヒンヤリと感じられたと思いますが、
これで平年並みです。
日中は平年より高めになっていて、
冬型による晴れではありませんので、
これから
天気はもう下り坂に向かいます。

あすは、朝まで晴れ間もありそうですが、
日中は雲に覆われてきて、
午後は次第に雨が降り出すでしょう。
忘れずに傘をもってお出かけください。

低気圧や前線が通過する夜は
局地的に
雨雲が発達する可能性も捨て切れません。

あさってには、
朝までに前線や低気圧が東へ抜けて
冬型に移行していきそうです。
平野部は、
早いタイミングで晴れ間も出てくるでしょう。
雨が止んだ後も、山沿いを中心に
寒気による雲もかかりそうです。

金曜日は、いったん寒さが強まります。

ただ、朝晩の寒さは
あまり強く予報されていません。
土曜日の朝に晴れていれば
放射冷却が効く可能性もあり、
ココは今後の注目点です。

まだ宮崎市内での
初霜の可能性は見えません。
平年より遅れてきましたが、
過去には12月30日というのもあり、
まだまだです。

月曜日の雨でズレていませんが、
日曜日の予報は曇りが先行ですし、
ココからの流れは
やはり気がかりなのでした。








151201_1

暖かかった11月の
代償だと思います。

このイチョウの木は
まだ緑の葉が
残っていますし、
葉っぱは
枯れかけた部分もあり、
黄色くなった葉は
すでに散っていて、
少し寂しい状況です。










151201_2

11月の降水量
上が
今年の平年の比較で
下が
平年比です。

赤い線の1が
平年のラインで
平年比で
2倍前後の所が多く
3倍近くに
なった所もありました。










151201_3

11月の日照時間
今年と平年の比較

平年比で
6割~7割
前後の所が
多くなっています。










151201_4

きのうの
雲の少ない
キレイな夕景

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