秋霞

ノダっち

15年10月21日(水) 17:37


というのは、
春の季語
景色がぼんやりと見えることなのですが、
秋の霞秋霞(あ きがすみ)とすると
秋の季語になります。

きょうは、霞がかかっていました。

空気が乾いていて
雨も降っていないため
土ぼこりなどが
舞い上がりやすくは
なっている
のもあるでしょう。

昼休みに顔を出した
参観日の小学校でも
グランドの土が
沢山舞い上がっていました。

ただ、ソレは昨日も一緒です。
昨日よりも
宮崎市内では風も感じますので、
その分、舞い上がりやすくなっている
要因はあるでしょうが、
風があるということは、
昨日から今日にかけて
急に空気が滞留しやすくなったことも
無いと思われます。

PM2.5の濃度も
やや上がっていましたので、
こういった外来の粒子が
霞の要因でもありそう
です。
県の注意喚起情報などが
出されるレベルではありません。

大陸から
空気が運ばれてきたということは、
偏西風が
ここまで南下しているということです。

ということは、
南海上で向きを変えている渦巻きが
北上してこれないだろうという説明の
根拠としてもわかりやすいでしょうか。


霞はありましたが、
南海上の雲の帯も少し南下し、
昨日よりも
雲は少ない宮崎市の空でした。

今夜から明日明け方は
オリオン座流星群のピーク
です。
やや薄雲が増えて
邪魔をするタイミングもあるかもですが、
十分に観測することは出来るでしょう。

オリオン群は
明るい流星が多いものの、
絶対数は
年間で最も安定している
ふたご座流星群や
ついで多い
ペルセウス座流星群に比べると
半分から3分の1程度です。

それでも、年間の流星群では
この2大流星群に次いで
よくふたご群やペルセウス群と一緒に
三大流星群として紹介される
年明けのしぶんぎ座流星群
と同じレベルと思います。
(ノダの中では、
しぶんぎ座流星群は
二大流星群よりも一つ下の扱いです。)

それでも
通常の夜よりはずいぶんと
流れ星を
見つけやすい夜
と言えるでしょう。

街中でも
1時間くらい夜空を見上げていれば
何個か見える
可能性はあります。

とくに、未明から明け方の時間帯が
おススメです。
これは、どの流星群でも共通ですが、
オリオン座にこだわらず、
広く空を見渡しましょう。

明け方なら、
東の空の惑星たちとのコラボを
楽しむのもいいかもしれません。

先週ほどではないですが、
夜はじっとしていると
それなりに冷えますので、
暖かくして外に出てください。


あすも引き続き晴れます。

気温はおおむねきょう並の予想です。

週末くらいまでは
大きな崩れが無い予想
になってきました。


さて、
上で渦巻きと書いたのですが、
台風25号の影響で
海はうねりが続きそうです。

海のレジャーや船舶は
引き続き注意が必要
です。

25号は、あすにかけて、
東寄りに向きを変える予想になっています。

一方、24号は、
東寄りに向きを変えてきていましたが、
きょう午後3時に1000hPaで
ついに熱低に格下げになりました。
熱低としても
今後の大きな影響は無さそうです。

ただ、週間予報では
久しぶりに来週火曜日に雨マークが
出現しました。

この雨は前線によるものでしょう。
この前線に
もしかしたら残骸の雲が入るかもですが、
どのような形態での
前線通過になるかは
まだはっきりしません。

来週中頃の予報については
今後の新しいものもご確認ください。








151021_1

なんだか
ぼんやりした
景色になった
きょう昼過ぎの
宮崎市内。

鰐塚山も霞んで
ハッキリと
見えませんでした。










151021_2

きのうの夕方は
まだキレイな空で
夕焼けも
キレイでした。

この写真を撮った後、
もっときれいに
色がついたようです。

が、

OA準備に追われ
見逃しました・・・

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