ノダっち

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阿蘇もレベル3

ノダっち

15年9月14日(月) 17:25

天気の話なノダ


今度は
阿蘇山が噴火して
警戒レベルが3
引き上げられました。

気象庁によりますと、
午前9時43分に噴火が発生し、
噴煙は2000mに
上がったとなっています。
2000m以上まで上がったのは
1994年以来
とのことです。

その後、
1時間後のライブカメラの画面では
だいぶ灰色は少なくなっていたので
水蒸気メインに
戻って来ていると思われますが
午後3時のライブカメラでも
まだ灰色も見えていて、
気象台からも噴火継続で
発表されています。

きょうは
東風になってきていたため
熊本県内に噴煙が流れました。

あすも、基本的には
県内が風下になりにくい
でしょう。
あさって以降の風は、
また山の活動状況等も見つつ、
必要があればお伝えしていきます。

なお、桜島でも
きのう、気になる噴火がありました。
通常、爆発的噴火を
頻繁に繰り返している昭和火口ではなく、
南岳山頂火口で
爆発的噴火が確認され、
噴煙が1000mまで上がっています。
山頂火口も時おり小規模なものが
確認されているのですが、
1000mまで上がったのは
去年の11月7日以来とのことです。



一方、県内の天気は、
週末から穏やかに経過しています。

週末は、2日とも
まずまずお出かけ日和でしたね。

日曜日の朝の前線通過だけ
気にしていましたが、
やはり所々で
弱い雨がパラパラしたものの、
朝には止んでいて
影響は小さかったでしょう。

きょうは、昨日までに比べると
雲が広がりやすくなってきていますが、
まだ日差しもたっぷりと出ています。

あすになると、
高気圧が次第に東へ離れて、
秋雨前線が
九州の南に伸びてくる
でしょう。

あす朝の予想天気図上は
前線が書かれていませんが、
夜までには
現れてくる見込みで、
県内は、南部から次第に
雨が降り出しそうです。

傘をもってお出かけください。

南部の早い所は
午前から降り出していても
不思議ではない資料です。

東風ですので、
平野部を中心に
降りやすくなるでしょう。

また、日中の気温は上がりにくくて
降り出しが早いほど
昼間もヒンヤリ感じる可能性があります。

今のところ、
特に強い雨の予想はありません。

あさっては
やや前線が北上しそうです。
やはり時おり雨が降るでしょう。

木曜日も雨マークですが、
前線が離れていくと
次第に金曜日にかけて
天気が回復する流れになります。

週末以降の予報は、
今後の新しいものをご確認ください。


なお、日本の南東海上で、
あすにかけて
新たに台風が出来てきそうです。

週間予報には気配がないですし、
海外の資料などは
コチラ向きに動く資料は無いですが、
比較的、日本から遠くない海ですので、
一応、明日以降の
資料・予報に注目しておきます。








150914_1

土曜日朝の
宮崎市上空

朝ランを
6キロほどして
みましたが、
はじめは
風が涼しかったものの、
やはり
だんだん
暑くなりました^o^;










150914_2

噴火直後の
阿蘇山
(気象庁HPより)










150914_3

午後3時ごろの
阿蘇山
(気象庁HPより)

噴煙は
やや灰色が
含まれています。

二百二十日

ノダっち

15年9月11日(金) 17:48

天気の話なノダ

昨日の栃木・茨城に続いて、
きょうは
宮城県で特別警報が発表され、
河川堤防の決壊が起き、
甚大な災害が発生しました。

東海上を北上してきた
台風17号の風も加わって
雨雲を発達させたと思われます。

災害に遭われた方には
心からお見舞い申し上げます、
そして、同時に、
同じような自体が予想されるときに
どうしないといけないのか、と
考えるきっかけにしないといけませんね。

まずは、みなさん、
お住まいの地域の
洪水ハザードマップをご確認ください!
最近、津波のハザードマップは
よく話題に上がっていましたが、
洪水のハザードマップは
少し忘れがちの方も
いらっしゃいませんでしょうか?

自分の住んでいる場所が
水に浸かりやすい場所なのかどうか
確かめることは第一歩
です。
避難場所や避難経路も
家族と確認しましょう。
各市町村のホームページでも
公開されています。
家の見えやすい場所に
掲載しておきましょう!


きょうは
二百二十日です。

立春から数えて220日目で
昔から
台風が来やすい頃という雑節として
農事上の厄日と
伝えられてきた暦になります。

こうして、今年も
この暦は記憶されることになるでしょう。
そして、やはり
後世に伝えていかなければ
いけませんね。

同様の暦としては
二百十日も有名です。

この日に台風が来やすいというよりは
この時期には
こうした災害が起きやすい時期ということで
認識してよいでしょう。

このことは、すでに
現代ではみなさんご存知のとおりですね。

ただ、その災害は
時として、
想定して備えた以上のものに
なってしまうことを
最認識したい
と思います。

予報も直近までは
雨量・風速の詳細を
出すことができません。

残念ながら、今の技術では
なるべく新しい情報の確認を
随時確認して頂く必要があるのです。

そういえば、今から14年前の
あの9.11が起きた時も、
ノダは終夜勤務の
台風体制明けの職場にいて、
この日は台風の振り返りの
ニュースになるだろうと
思っていたところで、
職場のテレビで
何事が起きたのかと
目をこすったのを思い出します。

台風が日本に近づきやすい
季節というわけです。

今のところ、
すぐに日本に影響しそうな
台風は見当たりません。
ただ、南海上には
怪しい雲もありますので、
監視しています。
影響しそうな状況があれば
またお伝えしますので、
随時ご確認ください。


きょうも県内はスッキリ秋晴れです。

予想通りに朝は、各地で
今季一番のヒンヤリになりました。
この秋初めて
県内全域で20度を下回って
います。

一方、日中は
たっぷりの日差しで
平年並みまで気温が上がりました。
都城は8日連続の真夏日です。

朝と昼の寒暖差が
内陸を中心に大きくなるのも
秋らしい気温とも言えます。

朝と昼の
気温差が大きかった所では、
神門が
最低13.5の最高30.9で17.4度、
高千穂が
最低12.0の最高28.8で16.8度、
鞍岡が
最低11.1の最高27.1で16.0度
などとなりました。
ときに20度以上の差が出ますので、
まだまだではあります。


あすも日中にかけては
スッキリと晴れ
そうです。
洗濯物も
引き続きよく乾くでしょう。

海のレジャーは
急な高波にご注意下さい。


南寄りの風が予想されるため
日中はきょうよりも
風に蒸し暑さが加わりそうです。

朝は、
けさと同じくらいまで下がるでしょう。

ただ夜は、
前線が近づくため雲が増えてきて、
この前線が通過する
あさっての午前中には
山沿いを中心に
所々でにわか雨の可能性があります。
(WNIの週間予報では
これを示唆する雨マークの地点あり)

前線自体は、きょうの資料だと
日曜日の日中には
東に抜けますので、
前線が抜けた後は
しっかりと天気が回復して
晴れるでしょう。

運動会なども
十分に出来る
と思います。
熱中症にはご注意下さい。


来週は、
中頃から秋雨前線が伸びる予想で
変わりありません。

雨の降り方等は、
来週月曜日からの情報で
ご確認をお願いします。








150911

公園の桜に
だいぶ秋の装いが
進んで来ました。

秋晴れの空と
応用した葉が
秋を演出していました。

特別警報を再確認!

ノダっち

15年9月10日(木) 17:33

天気の話なノダ


台風18号は、
日本海で温低になりましたが、
南から引き連れきた雲で
関東北部が大変な大雨になりました。

東に高気圧があって
寒冷渦となったように
上空の偏西風も切り離されていて
温低の動きが遅くなったため、
長時間、同じ場所に
活発な雨雲が流れ込みやすくなった

考えられます。

同じような状況は
県内でも起こりうること
です。

何かの台風のあとに
少しお話したのですが、
台風は、東、北東に抜ける時は
台風一過になることが多いものの、
北や北西に抜けていくような時は、
南から引き連れてくる
湿った空気が次々と流れこんで
雨が続くケースはよくあることです。

その抜けた低気圧、あるいは台風が
動いていれば
状況はやや改善するのですが、
たまたまタイミング悪く
動きにくいタイミングで北上すると
急激に雨量が増えてしまいます。

なお、今回、大雨の特別警報が
栃木県と茨城県で発表されましたが、
アメダスによる
きょう午後2時までの48時間雨量の最大は、
栃木県内(今市)で618.5ミリとなってました。

この雨量を県内の
特別警報の一つの基準でもある
50年に一度の雨量と比較してみると、
県内ではより多い雨量が
基準となっている所が多いものの、
宮崎市が647ミリとなっていて
近い量だった他、
新富や高鍋などの基準は
超える雨量となっています。
その他の地点についてはこちらで確認できます(PDF)

なお、大雨の特別警報は
土砂災害や浸水害に対してのもので、
洪水に関しては対象外ですが、
それが発表された時には
同時にそちらにも警戒が必要な
雨の量になったと
考えないといけないですね。

大変な被災をされた皆様の経験が
無駄にならないように、
特別警報が出るような
雨の状況になった時、
自分たちはどうするべきか、
改めて確認しておきましょう!

特別警報は、
気象台からの
最後通告のようなもの
です。

広域での
重大な災害が差し迫っているか、
災害がすでに進行している状態で
さらに、命を守る行動
呼びかける
警報
になります。

自治体からの避難情報には
速やかに従う必要がある状況ですし、
すでに浸水などが起きて
避難が出来ない場合は、
家の中でも
崖から離れた部屋に移動するとか、
より上の階に移動するとか
命を守る行動をとることが必要です。

早めに避難を決断することは、
勇気がいることだと思いますが、
自分だけは大丈夫とか
まさか自分の所で
災害が起こることがないだろう、
といういわゆる正常性バイアスを
捨てることが大切
です。
これは、東日本大震災から
学ぶべきはずのことだと思います。

津波よけの堤防だけではなくて、
河川の堤防についても同じです。
土で出来ている所は、
激しい流れが続いたら削られます。
護岸があるところも、
絶対に安全というものはありません。

自然の力への
畏敬の念は忘れないように
したいものです。

一方の県内は、
朝から秋晴れとなりました。
午後にかけて
少し雲も出てきていますが、
午後4時現在、
レーダーに雨雲の反応もありません。

寒冷渦が抜けて
地上でも北西からの風に
なってきたことが大きいのでしょう。

朝は、
広い範囲で20度前後まで下がり、
宮崎市もこの秋初めて
20度を下回りました。


一方、日中は
30度前後まで上がって
平年並みの所が多くなっています。

あすも、
スッキリと秋晴れになるでしょう。

朝はけさよりややヒンヤリで
来月上旬並みになる所も
予想される一方、
日中は平年並みの
30度前後まで上がりそうです。

きょう以上に
朝と昼の寒暖差が
大きくなるでしょう。









150910_1

午後5時前の
MRTから西の空

夕方になって
少し雲が増えてきました。










150910_2

正午の衛星画像
(気象庁HPより)

九州は
良く晴れていますが、
関東地方には
南北につらなる雲が
まだかかったいました。









150910_3

午後5時過ぎの
阿蘇山
(気象庁HPより)

午後5時過ぎから
噴火が発生して、
灰色の噴煙が
南に流れています。

北部山沿いは
風下になる所が
ありそうです。

秋の夕立

ノダっち

15年9月9日(水) 18:06

天気の話なノダ

宮崎市内は、
なかなかに、
激しい夕立がありました。

夕立は夏の季語なので、
秋に使うのは不適当かもですが、
現象としては
夕立というのが適当かと思います。


宮崎市内は、朝から
スッキリと青空が広がっていたのですが、
昼頃からもこもこ雲が増えてきて
昼を過ぎて急に雨雲が湧き上がり、
上空の北風に流されて
だんだんと南に移動しました。

予想通りに
上空の寒気が影響して
局地的に雨雲が発達したかたちです。

午前9時の
鹿児島上空5800m付近は
-7.9度で
正午の宮崎市は29度ほど
気温があったため、
上空との温度差が35度くらいに
広がっていて、
大気の状態が不安定
でした。

宮崎市での時間雨量は
県の雨量計で
20ミリちょっと程度で、
激しいといえる雨量ではなかったですが、
短時間の雨の強度としては
激しいを超えるものでした。
あれが、1時間続いていたら、
冠水などが発生した可能性があります。

そんな雨からも、
注意して空を見ていた方は
洗濯物も助かったでしょう^o^;

雨の後、
だいぶ涼しい風も吹きましたね。

ただ、局地的でしたので

えっ!?雨が降った所があるの!?
という方もいらっしゃるでしょう。


残念ながら、
この雷雨で落雷にあい
怪我をされた方がいらっしゃるようです。

いまの予報技術では
どこで雷雲が発達し、
どこで落雷があるということは
予測できません。


ただ、そういう恐れがあるときは
雷注意報が発表されます。
この雷注意報の発表に関しても
昔よりも
かなり的確になってきたと感じていて、
注意報が出ていたら
どこかでそういったものが起きる可能性は
高い状況が予想される状況です。

以前も書きましたが、
晴れているのに雷注意報が出る状況は
そういった雲が
発生する可能性を示しています
ので、
空模様の変化に注意をしてください。

また、前日の予報で
雷の可能性もお伝えしていた時には
より一層、注意報の発表状況を
気にしていただければと思います。


あすは、寒気の軸が
次第に東に抜けていきそうです。

きょうよりは
大気がやや安定してきますが、
それでも上空には冷たい空気があり、
よく晴れて
地面の温度が上がるなどして
上昇気流が出来ると
やはり局地的に
急に雨雲が出来る可能性は
否定できません。


その辺りの可能性が、
南部の午後の降水確率20%に
現れています。

あさって以降も
晴れマークが並んでいますが、
急な雨の可能性は
否定出来ない日が続きそうです。

そして、きょうの資料だと
来週中頃からは
九州付近に
また秋雨前線の気配が見えてきました。

来週末からは
5連休という秋の大型連休になるかたも
いらっしゃるかもしれませんが、
新しい予報をご確認下さい。







150909_1
朝のMRTから
南西の空

鰐塚山も
くっきりでした。







150909_2
昼になると
もくもくとした雲が増えて
この雲が
次第に成長していき
不安定を
感じさせられました。







150909_3
午後1時過ぎの
レーダー
(気象庁HPより)

局地的でした。

秋の風と夏の雲

ノダっち

15年9月8日(火) 17:29

天気の話なノダ

風は秋ですが、
午後の空は、
何となく夏っぽいです。

昼を過ぎて、
西の空に
入道雲が見えています。

涼しい風を感じながら
夏の雲を観るのも、
何ともおつです。

この入道雲を作っている要因は
昼間の日差しによる昇温もありますが、
上空の寒気の影響が大きいでしょう。


午前を中心にスッキリ晴れました。

秋晴れと言ってもいいでしょうね。

秋ですねぇ。

朝晩の涼しさはもとより、
昼間の風も。

ちょうどきょうは
二十四節気の一つで白露です。
朝晩の気温が下がって
白く露を結ぶようになる頃という意味の
暦になります。

朝の最低気温は、
平年並みか平年よりやや低めで
山沿いで20度を下回った所が多く
平野部も広い範囲で
20度前後まで下がっていました。

きょうは、大陸からの
秋の高気圧に覆われて
晴れましたが、
寒冷渦の南下によって
やはり局地的には
雷雲が出来てきています。


あすも、午前を中心に
高気圧に覆われて晴れますが、
午後は
湿った空気と上空の寒気で
やはり不安定になりそうです。

急な強い雨や
落雷、突風の発生には
十分にご注意下さい。


きょうよりも
広く雨雲が出来そうな資料です。

ただ、昨日までの資料と違って、
きょうの資料では
上空の寒冷渦が
東に動くようになりました。

あすは、
次第に寒冷渦の西側になり、
あさってには抜けていきます。

あさって以降、
危険な雷雨が発生しやすい状況は
だんたんと弱まっていきそうです。

あとは、台風18号が
南から連れてくる湿った空気が
日本海に抜けた後、
どう振る舞うかというところになります。

湿った空気が流れ込みやすくなると
上空の寒気が弱まっても
午後になって
雷雲が出来やすい状況は残りそうです。

台風自体は、
あす紀伊半島から東海付近に
上陸する見込みで、
その後、日本海に抜けて、
温低化の予想になりました。

あすにかけて、
紀伊半島より東の地域に
移動する予定の方は、
十分にご注意ください。
各種の交通機関にも
影響が出る可能性が十分です。

寒冷渦が
東へ動く予想になりましたので、
日本海に抜けた後の
複雑な動きの予想も
小さくなってきています。

海は、うねりが予想されますので、
海釣りなどのレジャーは
急な高波にお気をつけください。







150908_1
昼頃の
秋晴れの青空







150908_2
昼過ぎの
西の空に見えた
入道雲







150908_3
午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

中心に目が見えてきて
やや発達してきました。
あすにかけては
いったん
上陸前に暴風域が
出来てくる予想に
なっています。

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