12月の激しい雨

ノダっち

15年12月10日(木) 17:27

あかつきくん、
無事に金星周回の軌道に
入っていた様で
良かったですねぇ!

きのうの朝見た
あの金星の周りに
ちゃんといたんですねぇ♪

今後の観測結果の発表を
楽しみに待ちたいと思います。


ただ、けさの金星は
やはり雨雲の向こうでした。

日中はだんだんと
雲が厚みを増して
雨脚が強まってきています。

延岡市古江で
午後1時までの1時間で
34ミリ
を観測して
12月の時間雨量の記録
更新しました。
県内で12月に30ミリ以上の
激しい雨が観測されたのは
2007年以来8年ぶり
です。

低気圧が近づく
今夜遅くにかけても
引き続き
雨の降り方に注意が必要
でしょう。

また、
朝にかけて気温があまり下がらず、
けさの最低気温は
10月下旬並みの所が多くなりましたが、
日中は、気温の上がり方が
鈍くなっているものの、
南から暖かい空気が流れ込んで
じわじわと上昇して
南部の所々で20度を超えました。

この暖かい空気が
雨雲を発達させています。


あすは、前線が東へ抜けて
平野部の天気は
さっさと回復に向かいそうです。

ただ、
山沿いは、西風の影響で
熊本県に近い地域を中心に
雲が広がりやすいでしょう。
いったん回復した後で
気圧の谷の影響を受けて
午後に
再び不安定になる可能性もあります。

洗濯物などを干したら、
午後は、念のため、
にわか雨にお気を付けください。

朝にかけて気温が下がらず、
日中に日差しが戻ることで
広い範囲で20度前後まで
気温が上がりそう
です。

宮崎市で12月に20度を超えると
5年ぶりとなるのですが、
その前は連続で20度以上が出ていて、
去年までの4年ほどの間に
20度以上が続いて出ていなかったのが
珍しかったと言えるでしょう。

いずれにせよ、あすの昼間に
日差しが出た所では
薄着でいいくらいになりそうです。

ただ、
日陰では冷たい風も感じるでしょう。

また、雲が多くて
日差しが少ない予想の北部山沿いは
気温が上がりにくい所もありそうです。


土曜日から日曜日は
広い範囲で晴れる方向で
予報は固まってきています。

青太は、
前日の調整、
本番ともに
青空のもとで走れそうです。

気温はやはり平年より高めで
ここ数年の中でも
高めに予想が出ています。

昨夜、ノダは本番前の
最後のランニングを行いましたが、
アメダスの気温が15度を示す中、
半そでで十分でした。
本番も
半そでにしようかなと思っています。
(朝のために、アームカバーは
念のため持っていく予定)

一昨年も半そでで出場したし、
日中に半そでで走れるのは
別に珍しくないですが、
夜間の最後の練習で
半そでで走れたのが
今年の普通じゃ無さを感じた夜です。

また、あすの予報で
気温は精査してみましょう。


火曜日の未明は
恒例のふたご座流星群ですが、
天候的に微妙な状況です。
今年はかなりの好条件ですので、
ぜひおすすめしたいのですが、
月曜日に最終的に判断しましょう。

火曜日のピークほどではなくても
この土日の夜空でも
少し見えるかもしれません。

来週後半の寒気の予想は
引き続き出ています。
強さは資料によって強弱の差があって
ハッキリしません。

この寒気、しっかり入ってくると
中国で汚染が深刻になっていると
話題になっている
PM2.5などを含む微粒子も
一緒に連れてくる可能性があります。

こちらも、現段階では
念のための情報にとどめますが、
来週になっても
予想が変わらなければ
ハッキリとお伝えしていくことにしましょう。


なお、きょう発表された
一ヶ月予報では、
気温が
平年並みか平年より高めの予想
ですが、
週別に見ると25日までの2週目は
平年並みの予想
になりました。
また、年末年始の3~4週目も
ハッキリとした傾向が無く
なっています。

例年通りの
クリスマス寒波や
年末年始寒波が来る可能性も

考えておいて良いかもしれません。


暖冬傾向ではありますが、
油断しないようにしましょう。

今年のこの暖冬の要因の一つに
エルニーニョ現象もあると
考えられるのですが、
そのエルニーニョは
11月に最盛期になった
と思われると
発表されました。

エルニーニョ監視海域の
海水温の基準値との差は
+2.9度で
最盛期の温度としては
過去3番目の大きさとのことです。
春までは
対象海域の海水温が高く
エルニーニョの状態が続き
夏までに
平常に戻るだろうと予想
されています。

来週後半以降、
冬らしくなりそうですが、
年が明けて
エルニーニョの影響がどう出るか
今後の予想などにも注目です。

※エルニーニョやラニーニャで
用いられる基準値は、
各月毎の
前年までの30年間の平均値。
(平年値とは、
 10年ごとに改定される
 30年間の平均値で、
 現在は2010年までの30年)








151210_1

海面水温図
(気象庁HPより)

上が
海面水温で
下が
平年差です。

日本の位置は
140Eのラインと
40Nのラインの
交点あたりです。

エルニーニョの
対象海域にあたる
太平洋赤道域東部が
平年差3度以上の
エリアがあって
かなり
高くなっています。

また、日本の
南海上も
広い範囲で
平年より高めです。

雨雲が
発達しやすく
なっている要因の
一つかもしれません。










151210_2

エルニーニョ
監視海域の
ひと月ごとの
基準値との差。
(気象庁HPより)

赤が実況で
黄色の箱は
今後の予想です。

予想に幅があるものの、
5月か6月頃に
平年を挟んだ辺りに
落ち着く可能性が
予想されています。










151210_3

監視海域の
基準値との偏差の
5カ月移動平均
(気象庁HPより)

この値が
+0.5度以上になると
エルニーニョが
起きていると
判定されます。

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