確かに熱帯からの空気が入ってます

ノダっち

23年8月23日(水) 17:20

それにしても、
昨夜は蒸し暑かったです。
 
一昨日の夜よりも蒸し暑さが強く、
やはり、熱低崩れの低圧部が
熱帯から持ち込んできた
雨雲の素の存在を感じました。


昨夜遅くからは

東から発達した雨雲が流れ込んで
今日の明け方にかけて
各地で
激しい雨や非常に激しい雨が降って
警報級になった所もあります。
 
ただ、雨雲が動いていたので
一過性で過ぎていて、
朝には雨雲が県内をほぼ抜けて
晴れ間も出ていた宮崎市です。
 
深夜からけさにかけての
雨雲の傾向は
きのうの夕方の時点で
おおむね予想出来ていて、
予想の範囲内でした。
 
ただ、朝からの雨雲の抜け具合は
予想以上だったかと思います。
 
このあたりは、
熱低が不明瞭になっていったことで
予想が難しい点でした。
 
ただ、
熱低から変わった低気圧は
きょう正午の時点では
日向灘北部辺りに
気象庁は解析していました。
 
きのうの午後の気象庁の予想では
朝までに不明瞭になるとして、
予想天気図から消えていたのですが、
解説でお伝えしたくらいの位置に
隠れずに生き残ったようです。
 
一方、衛星画像で見ると
四国の南を中心に
大きな雲の循環も見られて、
そもそもの熱低的なものも
まだ残っているのかもしれません。
 
いずれにしても、
これらの空気の北上によって
県内は昨夜から今日にかけて
雨が降っていることは確かです。
 
日中は
風向きが変わって
南から北上してきた雨雲が
再び流れ込んできています。
 
午後も
発達した雨雲がかかった所もありました。
 
 
一方、
きょうは札幌で36度台まで気温が上がるなど
宮崎よりも北日本の方が暑くなっています。
 
二十四節気のひとつで
暑さが収まってくるころとされる
処暑を迎えたのですが、
北日本は暦とは裏腹です。
 
一方、甲子園が
慶応高校の107年ぶりの優勝で
今年も終わりました。
 
すごい歴史ですね。
 
そして、
毎年、甲子園が終わると
夏が終わりそうな気配もしています。
 
ただ、この蒸し暑さは
まだ終わりそうにありません。
 
 
あすも
暖かく湿った空気が残るため不安定で、
午後を中心に
各地でにわか雨がありそうですが、
日中は晴れ間も広がるでしょう。
 
洗濯物を
日差しに当てるチャンスもありそうです。
 
ただ、やはり
干したままのお出かけは
お勧めできません。
 
不安定ですので、
にわか雨には
備えておいた方が良いでしょう。
 
いったん降ってくると
土砂降りになる可能性もありますし、
雷を伴う恐れもあります。
 
一方、
日差しもあって
厳しい蒸し暑くなりますので
熱中症にならないように
十分に警戒が必要です。
 
 
あさっては、
九州の北に前線的なものが
伸びてくるように見えます。
 
的と書いたのは
気象庁が予想天気図に
前線を書いていないためなのですが、
この前線的なものの南は
夏の暖かく湿った空気があるため、
やはり、あさってから週末も
大気の不安定な状態は
解消しそうにありません。

ただ、
東からの高気圧の張り出すし具合と
湿った空気の影響のどちらが勝つか
まだ読み切れないです。
 
予報のように所々で雨が降るものの、
晴れ間もあるパターンではないかな、
と思っています。

今日の資料だと
この前線の影響が月曜日から弱まって
一旦しっかり晴れそうです。
 
来週の後半に関しては、
いま、グアムの東のあたりに出来ている
熱低の動き次第で変わるでしょう。
 
気が抜けません。
230823
けさの宮崎市の青空

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