エルニーニョの暖冬へ

ノダっち

15年9月25日(金) 17:48

このくらいで良いので
週末まで天気がもつといいのですが・・・


きょうも、朝は
低い雲がかかった所があるものの、
日中は比較的よく晴れました。

最高気温は、きょうも広い範囲で
30度前後まで上がっています。

まずまず洗濯物も乾いたでしょう。

午後4時現在、
きのうの様な
しっかりとした雨雲発生も
レーダー上で確認できません。


あす、あさってと
秋雨前線は九州の南に予想され、
その北側の雲がかかりやすくなります。

ただ、やはりあすも
まだ晴れ間が出る時間もある
でしょう。

夕方以降は、南部で所々に
雨雲がかかってきそうです。
雨雲はきょうよりも増えるでしょう。

あさっては、明日よりも
やや前線が北上傾向
の資料です。
とくに前線に近い南部を中心に
分厚い雲がかかりやすく
東からの湿った空気もあって
雨雲もあすよりも
かかりやすくなる可能性もあります。

一方、前線から遠い北部を中心に
晴れ間が出る可能性も十分にありです。

前線の位置の予想が
少しぶれるとどちらかに転ぶくらいに
微妙ですので、
新しい予報をご確認下さい。

運動会にも、念のための
雨具の準備をしておいたほうが
良いでしょう。
カメラなどに雨が直接かからないように
タオルやビニール袋も
準備しておくのもおススメです。

運動会は出来ません、
と言えるほどの資料ではありません。
逆に北部を中心に、
日焼け止めが必要な所もありそうです。

中秋の名月ですが、
まさに「月に叢雲、花に風」
と言った感じになる可能性もあります。

なかなか良いことは思うように続かない
と言うような意味のことわざですが、
名月の夜には
雲がかかって邪魔をしたり
お花見の季節には風が吹いて
すぐに花を散らしたりすると
言ったことから
転じた言葉と言われます。


なお、台風21号は
徐々に西に動き始めました。

台風の北西側に
大陸からの上空のチベット高気圧が
張り出していて、
台風の西進、北進を抑えているようです。

今後は、
次第に太平洋高気圧の張り出しで
西に押される形で進み、
県内に直接の影響が無い見解に
変化はありません。

海には、うねりが入りますので、
週末の海のレジャーは
急な高波にお気を付けください。


また、台風の東、
太平洋高気圧の縁を北上する
熱帯由来の空気で、
秋雨前線が活発化する懸念
引き続きあります。


月曜日以降は、
昨日と打って変わって
一気に雨マークが並びました。

月曜日の、今年最も大きな満月を
拝むのは厳しくなりそうです。

これは、秋雨前線の北上
しっかりと予想されてきたためです。

台風によって
南の太平洋高気圧が強められて
秋雨前線を押し上げるようにもみえます。

活発化する可能性もありますので、
月曜日以降の新しい情報もご確認下さい。


今月の最後はくもりや雨が続きますが、
来月は平年並みに晴れそうです。

ただ、11月~2月は、
平年より晴れる日が少なく
て、
12月から2月の冬も
平年より晴れる日が少なく

気温が平年より高い予想が
きょうの3ヶ月予報と
寒候期予報で発表されました。

11月の気温も、
平年より高い予想で、
ココまで順調に進んできたような
この秋ですが、
最終盤での秋の深まりが
遅れてきて、
そのまま暖冬傾向
の予想です。

この冬は、すでに
何度かお伝えしてきた通り、
強めのエルニーニョ現象が予想されていて、
過去の統計からも、エルニーニョ時には
暖冬傾向となっています。

暖冬傾向になると
冬型の気圧配置が続きにくく
低気圧や前線の影響を受けやすく
なって
平年より降水量が多く
くもりや雨の日が平年より増えるため
晴れの日が少ない予想です。

また、上空の偏西風の流れも
日本付近に寒気が南下しにくくて、
南からの暖かく湿った空気を
運び込みやすい方向で
予想されています。

ただ、
3ヶ月予報範囲の12月については
一時的な寒気の時期もあるかもとのことで、
気温の予想が
平年並みと平年より高い可能性が
同程度に見積もられました。

暖冬とは言っても、
ずっと暖かいわけではなくて、
寒い時期もある
というわけです。
(そりゃそうですが・・・)
また、くもりや雨の日には、
気温が上がりにくくなって
寒気が強い晴れの冬型の日よりも
寒く感じる可能性
もあります。
(とくに南岸低気圧型だと)

なお、九州南部で
平均気温が平年より高くなると
6シーズンぶりとなる見込みです。







150925_1
九州南部の
3ヶ月予報
(気象庁HPより)







150925_2
九州南部の
寒候期予報
(気象庁HPより)







150925_3
寒候期の
予想される特徴
(気象庁HPより)

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