確率が低くても・・・

ノダっち

15年4月17日(金) 18:01


大変残念な事故が
起きてしまいました。

きのうの雷雨で
落雷によって亡くなられた方が
いらっしゃいます。

昨日の雷注意報が出たのは
午後1時過ぎで、
ノダが直接注意を呼びかけられたのは
GO!GO!ワイドからでした。
前日や朝の段階から
雷への注意を
呼び掛けられなかったのは
とても悔やまれ、
とても残念です。


ココでは何度も書いていることですが、
雷注意報が出ている状況では
周囲の雲の様子に注意しましょう。

黒い雲が近づいたり
大粒の雨が降り出したり、
冷たい風が吹いてきたりというのは
活発な雲が近づいたサインです。

どうしても、ピンポイントでの
確率は低いことですので、
油断しがちの雷注意報ですが、
それでも、注意報が出ると
時おりどこかで落雷が発生します。

これから秋にかけては、
雷が起きやすい季節
にもなってきます。

屋外での作業やレジャーを楽しむ時には
空の様子や
最新の気象情報を
確認していただければと思います。

前日の段階から
雷に注意を呼びかけているときは、
そういう雲が出来やすい気象状況で
あることを意味していますし、
雷注意報が急に出てきた場合は
そういった雲が県周辺で
発生してきたことも示唆していますので、
レーダーも確認したりして
すぐに避難できる
身構えもしていきましょう。

逆に、黒い雲が見えてきたら
雷注意報が出ていないか
と、
確認していただければと思います。

なかなか遭遇しないものですが、
全くないものでもなく、
注意報が出ている状況では
平時よりも格段に確率は上がっています。

ゴロゴロと聞こえた場合には、
すぐ近くに雷雲があると思って
避難することが大切
です。

雷に対して
絶対に安全と言える場所って、
実はあまりないと言われますが、
バスや列車、
車の中(オープンカーではない)や
鉄筋コンクリートの建物などは
比較的安全です。
建物の中でもコンセントなどからは
1m以上離れるとさらに安全とされます。

一方、屋外で、すぐに
そういったものの中に入れない場合は、
電柱や避雷針のある建物などのてっぺんを
45度以上の確度で見上げる範囲で、
その物体から
4m離れた三角形の中(保護範囲)に入ると
何もない所よりも少し安全です。

高い木の近くも危険で、
全ての幹や枝、葉から
2m以上離れて
姿勢を低くして保護範囲に入りましょう。

いざという時に、
自分はどこにどう避難すればいいかを
事前に考えておくことも
大切かもしれませんね。

また、雷とともに
突風の発生などにも注意
が必要です。


一夜明け、
けさから空はスッキリと晴れました。

朝は霞がかかっていて、
宮崎市から
鰐塚山が見えないくらいでしたが、
宮崎地方気象台から
黄砂が
観測されたという発表はありません。
なお、大分県などでは
黄砂と発表されています。

PM2.5の濃度も
少し上がったものの、
注意喚起基準には
全く届かないレベルです。

計算された通りの黄砂だったか
あるいは
そのほかの粒子によるものかは
不明です。

いずれにせよ、
大きな影響が出るレベルでは
無かったと思います。

日中の気温は、
平年並みか平年より少し高めで
宮崎市内でも
上着がなくても過ごせる陽気です。

洗濯物もよく乾いたでしょう。


あすの日中にかけても
薄い雲がかかるくらいで
おおむね晴れそうです。

まずまずお出かけ日和
きのう書いたように
潮干狩りや貝拾いも楽しめるでしょう。

夕方以降は
雲が厚みを増してきて、
夜には雨の降り出す所もありそうです。

日曜日は、午後から
(夕方以降を中心に)
次第に雨が降り出す流れですが、
早い所は、午前中にも
少し雨雲がかかる可能性もあります。
雨具を準備してお出かけください。

月曜日にかけて、
山沿いを中心に
雨脚が強まる可能性もあり、
注意報などの発表状況も
気に留めて
確認していただければと思います。

火曜日から水曜日頃は、
月曜日にかけて雨を降らせる前線が
どの程度離れるかで変わってきそうです。
新しい予報をご確認ください。

来週以降も、
基本的に、
天気は周期的に変わりそうです。







150417_1
昼頃の
MRTから南の空

朝は
南の山並みも
見えなかったのですが、
昼頃には
少し見えてきていました。







150417_2
午後3時過ぎの
新燃岳
(気象庁HPより)

水蒸気も
ほとんど目立たない
状況になっていました。

なお、えびの高原も
とくに変化はありません。







150417_3
午後4時前の阿蘇山
(気象庁HPより)

こちらも
噴煙は薄くなっていますが、
有色噴煙が見えていて
噴火継続と
発表されています。

一方、桜島は
相変わらず活発で
時おり噴火していて、
山体の膨張と見られる
データの変化も
続いているようです。
引き続き、
多量の噴煙を伴う
噴火の発生に
注意が必要です。

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