ノダっち

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働き者の秋雨前線

ノダっち

15年9月2日(水) 23:39

天気の話なノダ


少し晴れ間がありました。

とくに南部平野部は
洗濯物が乾くのに
十分だったかもしれません。

ただ、
だんだんと雲が厚みを増して
北部や山沿いには
昼前から
時おり雨雲がかかっています。

秋雨前線は
九州南岸に停滞していると
予想・解析されていて、
前線の北側の雲が
かかってきているようです。

朝にかけては
活動がいったん弱まりましたが、
日中は次第に
きのうの予想よりも少し早めに
活動を強めながら北上してきているようで
昼以降のムシムシ感
前線の南側に入ってきた雰囲気を
確かに感じます。

きのうは、秋雨前線が
小休止とお伝えしましたが、
ホントにちょっとしか休まなかったようです。

もう少し休んでくれて良かったのに・・・
働きすぎの
今年の秋雨前線になっています。

あすにかけて、
前線が北上して再び活発になって
九州中部付近に伸び、
前線上を低気圧が進みそうです。

このため、活発な雨雲が
かかってくる可能性
があります。

とくに午前を中心となりそうです。

ココの所の雨で
土壌雨量指数がやや上がっていて、
今後の雨で
高くなりやすい所もあるかもしれません。

最新の注意報、警報の発表状況も
随時ご確認ください。


あすの午後以降は、
次第に活発な雨雲域が
東に抜ける予想になってきました。

金曜日はいったん天気回復です。

土曜日ははじめ晴れますが、
次第に雲が増えてきます。

金土の晴れ間は上手くご利用ください。
ただ、夕立には注意です。

日曜日は雨が降りやすいでしょう。

来週の月曜日以降の予想は
やはり変化が見られます。

寒冷渦の停滞が見られず、
低気圧や前線が動きそうなのです。
もう少し様子を見ましょう。


さて、きのうは
最後に桜島のことを書きましたが、
きょうは、
えびの高原で再び火山性微動があったと
発表がありました。

午前1時過ぎに3分程度の微動で
火山性地震が
急激に増えている雰囲気も無さそうですし、
傾斜計にも変化があったようですが、
わずかなものだったようです。

警戒レベルの変化はありません。

こちらも様子見です。








150902

昼前の
MRTから南西の空

青空が
しっかりと見えました。


今年の梅雨明けはやはりあの日!

ノダっち

15年9月1日(火) 18:00

天気の話なノダ


土砂ッと降りました。

朝は、宮崎市内で
青空もみえて、おやおや・・・
だったのですが、
前線の南側に入って
少し太平洋高気圧が
かすったのでしょう。

大淀川の川面には
梅雨時によく出る
川霧も出ていました。

今年の梅雨にも何度かあった
南から流れ込む暖かく湿った空気が
川面で冷やされて
発生する移流霧です。

ということで、
なんだか秋雨というよりも
梅雨の雰囲気も残している
今年の秋雨になっています。

さて、一方の本物の梅雨ですが・・・

九州南部については
梅雨明けが見直され、
7月14日ごろ
とされました。

これは、ノダが
朝起きて梅雨が明けたかな・・・
と感じた日です。

その日の日記によると、
朝に梅雨明けを感じたものの、
午後の不安定さからやっぱりまだかなぁ、
と思ったようですが、
また次の日の日記でも
やっぱり明けたかなぁとしていました。

ということで、
梅雨明けは平年並みとなり、
梅雨入りが
平年より2日遅れ
で変わらなかったため、
梅雨の期間は、
平年より
短め
ということになっています。

梅雨を
長く感じらたという声もよく聞きましたが、
やはり
日差しが少なかったためでしょうね。
また、梅雨明け後にも
数日不安定な時期があったものの、
これは、湿った空気の流れ込みで
梅雨前線はいませんでしたので、
妥当なものだと思います。


けさは、川霧が出るくらいに
南から暖かく湿った空気が
流れ込んでいましたので、
この空気が発達して、
昼前後は各地でどしゃ降りになりました。

宮崎市内でも、
12時34分までの1時間で
45ミリの激しい雨
を観測しています。

ただ、この雨雲が通過した後は
再びややの回復傾向です。

あすにかけて、
前線が九州南岸まで南下して
日中にかけては
やや活動を弱めそうですので、
あすの日中にかけては
雨の止む時間帯も多くなりそうです。

前線から遠い北部を中心に各地で
晴れ間が
出る可能性もあります。

一方、きょうの資料では
またあさっては
活発な前線がかかりそうです。

あさっては、再び
雨が降りやすい時間帯があるでしょう。

この雨の後、
一旦土曜日にかけて
回復傾向となります。
夕立の可能性はありますが、
今週の中では洗濯チャンスでしょう。

日曜日以降も
不安定な予想ですが、
こちらは、きのうも書いたように
もう少し様子を見ます。


なお、きょう
桜島の噴火警戒レベルが
「4」から「3」に引き下げ
られました。

8月17日以降、
新たな地盤の隆起は見られていないことから、
南岳の地下に入り込んだマグマは
さらに浅い部分への上昇が停止していて、
深部への新たなマグマの入り込みも
発生していないと考えられるとのことです。

8月15日より前の
活動状態に戻っているとのことで
引き下げとなったとなっています。

ただし、それでも「3」であることには
変わりありませんね。

今後も注意深く見守りましょう。








150825_1

けさの
大淀川に
うっすらかかった
川霧

対岸のマンションの
足元が
霧でかすんでいます。










150901_2

お昼ごろの
宮崎市内の雨

なかなかに
激しい雨でした


どっぷり秋雨

ノダっち

15年8月31日(月) 17:50

天気の話なノダ

秋雨前線が
九州付近に停滞
しています。

週末も、雨脚が強まった所もあり、
イベントが中心に
追い込まれた所もあるようでした。

夏休み最後の週末、
残念な思いをされた方も多いでしょうか。

ノダは、土曜日に
小林市内で
防災の活動をされている皆様に、
気象のお話を少しさせていただき、
そちらに向かう途中で
野尻湖のお祭りが
中心の看板を見ましたし、
やはり関係者の方の
残念なお声を聴きました。

ただ、夜は
家族で少し青島方面に出かけると
花火を見ることが出来きたのは
嬉しかったです。
なんだかんだで、
今年の夏にちゃんとみた
最初で最後の打ち上げ花火でした。

きのうは、たちばな天文台で
少し天気の話をした後、
プラネタリウムを子供と楽しんで
やはり、ココでも
晴れていたら夜の星空も
楽しんで帰りたかったなぁと
また要リベンジです。


去年も、
この時期は不安定
でしたね。

女子野球W杯が
大きく影響を受けたのを
覚えています。

今年は、
南海上の太平洋高気圧が
中途半端にまだ強くて
九州のすぐ南にまで
張り出してきています。
その北の縁に出来ている
秋雨前線ですが、
一方、北には寒冷渦もあって
南と北のこの二つの勢力が
拮抗した状態になって
秋雨前線も南北動を大きく
しにくくなっているのかもしれません。

あすも、あさっても、
秋雨前線は九州付近に予想され
雨が降ったり止んだりしそうです。

前線が北上して
南側に入ったタイミングでは
南からの暖かく湿った空気で
雨雲も
局地的に発達する可能性
があります。

降り続く雨でも無くて
止み間もあったり、
場所によって
止んでいる時間が長いタイミングも
ありますが、
お出かけには
傘を持っておいた方が良いでしょう。

あすに日中は、前線の南側になり
暖かく湿った空気が
南から流れ込みそうなので、
きょうよりも
少しムシムシするかもしれません。

木曜日の後半以降、
ようやく太平洋高気圧が弱まって
前線が南下傾向になる予想で、
金曜日と土曜日に
晴れマークがついています。

ただ、上空の気圧の谷もあるため
安定した晴れではないでしょう。
と、頭に入れておいてください。

さらにその後は、
再び別の寒冷渦が
九州の北に進んでくる予想があり、
その動き次第で
日曜日以降の予報は変わりそうです。

新しい予報をご確認ください。


しかし、
今の太平洋高気圧をみていると
今年の夏は、
ちょうど高気圧が強まる時期に
台風が高気圧を強めていたのではないか
と改めて思えてきます。

その強まった時期に
少し暑く夏らしい時期があったものの、
その前後は
ちょうど前線が伸びやすい程度に
高気圧が弱まって、
ぐずつきやすくなっているというわけです。
エルニーニョらしく。

現在は、太平洋高気圧を
日本付近で強める存在がいません。

秋雨前線は、
梅雨前線に比べると
停滞期間が短いということが多いので
特にこの時期に、
ここまで、どっぷり秋雨になるのも
珍しい気がします。

去年も不安定でしたが、
晴れ間もありました。

あすは、例年ですと
梅雨の見直しが発表されます。
さて、そちらはどうでしょう。







150831_1
青島で観た
今シーズン
やっと最初の
打上げ花火







150831_2
たちばな天文台から
霧島連山方向

晴れている日に
また来ます。

秋雨入り

ノダっち

15年8月28日(金) 18:00

天気の話なノダ

朝晩の涼しさに
秋めいて来てはいますが、
秋雨前線は
秋の空気と夏の空気の境目です。

まだ前線の南側に入ると
夏が勝ってきます。

まだ、夏は終わってない・・・

なんて夏好き人間が言ってみます^o^;


きょうの県内は
晴れ間がありましたが、
やはり雲も多くて
朝から所々でパラパラもしました。

そして、少し、きのうよりも
ムシムシ感を感じる風でしょうか。

きのう書いたように
南西から
湿った空気が流れ込んでいます。

まだ、前線としては
しっかりしたものが
かかってきていないようです。

レーダーに反応があるものの、
ホトンド雨は観測されていません。

ただ、あすには
東シナ海から九州南岸に
秋雨前線
が伸びてきて、
前線上の低気圧が
夜にかけて近づいてきます。

前線の北側で雨が降っている間は
昼の気温が上がりにくくなって
ヒンヤリ感じそうです。

あさってにかけては
前線上の低気圧が
九州付近を通過しそうですが、
この低気圧の進路によって
雨の降り方も変わる
でしょう。

低気圧がすぐ近くを通過するような
コースになる場合には
雨が強まる可能性もありますので、
ぜひとも
最新の予報をご確認ください。

日曜日にかけて、
雨が降ったり止んだりで
山沿いほど降りやすいでしょう。

日曜日も、
前線の南側になった地域は
ムシムシした風が吹きますが、
北側ではヒンヤリの可能性があります。

せっかくの
夏休み最後の週末という所も多いですが、
お出かけには雨具が必要です。
レジャーやお祭りなどのイベントも
雷注意報などが出てきた場合には
急な強い雨や落雷にご注意下さい。


ノダは、日曜日に
たちばな天文台で行われる
イベントに参加します。
午後1時開場、
午後1時半開始予定です。
天文台の簑部台長が企画された
星と天気の融合というイベントで
どんなイベントになるのか
よく分かってなかったりもしますが、
ノダが少し
お話しするタイミングもありそうです。

雨で星を観ることは出来ませんが、
屋内イベントですので、
天候に関係なく開催されます。

野田だけではなくて、
変わった取り合わせでの
お話も聞けるかもしれません。

もしお暇でしたら
遊びに来てみてください^o^


低気圧が東に抜けると、
いったん前線が南下して弱まって
雨が止むタイミングもあるでしょう。

その後、再び北上して
雨が降ってきそうです。

この前線の動きで
来週の雨のタイミングは変わってきます。
現状では、その動きは
まだはっきりわかりません。

新しい予報をご確認ください。







150828
きょうの栄松ビーチ

お休みで遊びに行った
同僚から届きましたが、
県外からの友人を
連れて行ったのに、
波が上がるからと
船が出ずに
島には渡れなかったと
残念がっていました。

あのキレイな
水中景色を
ぜひとも楽しんで
いただきたかったので
ノダ的にも残念です。

きょうも
県内沿岸には
うねりが残る
予報は出ています。

秋雨入り最後の青空

ノダっち

15年8月27日(木) 17:55

天気の話なノダ


朝から
気持ちの良い青空が広がっています。

洗濯物もよく乾いたでしょう。

きのうからお伝えしていますように、
きょうは絶好の洗濯日和で
とくに大物は
きょうやっておくのが最適でした。

あすから、秋雨入りしそうなのです。


けさにかけては、
前線がきのう南下して、
秋側の空気の中に入って
晴れてきて
放射冷却も効いてきたため
だいぶ秋が感じられたでしょう。

最低気温は、
20度前後まで下がった所が多く
広い範囲で
9月中旬並み
になりました。

一方、日中は強い日差しで
平年並みに気温が上がっていますが、
日影にいると
心地よい風が感じられます。

この天気が続くといいのですが・・・

きのうのOAでお見せしたように
天気図上にしっかりと高気圧もなく
数日にわたって
九州を覆う力も持っていません。

あすは、南西から
上空に湿った空気が流れ込んで来て
雲が増えそうです。
ただ、日中は高い所の雲が中心で
厚みのある雲は少ないので
日が射すこともあるでしょう。
夕方以降、やや雲が厚みを増して
雨の降る所もありそうです。

日中の洗濯物は、
外で干して
少し日差しに当てることが出来ますが、
空を見ながら対応してください。

上空の偏西風が切り離された
寒冷渦が
朝鮮半島の北に進んでくるため
南西→北東向きの空気の流れが出来、
数日続く見込みです。

また、南海上の太平洋高気圧も
上空でみると
一時期ほどの強さがなくなっていて、
ちょうど九州南部付近が縁になります。

この北の縁の部分には、
秋雨前線が出来てくる場所です。

土曜日もこの流れの中で
午後を中心に
雨雲がかかってくる所があり、
日曜日には、
秋雨前線も伸びてきて、
前線上の低気圧が
進んでくる可能性もあります。

このため、土曜日は午後を中心に
所々で雨が降って、
日曜日は
雨が降りやすい予想です。
ただ、南西風も予想されますので、
平野部では
雨雲がかかりにくい所も出てきます。

秋雨前線は、来週にかけて
停滞しやすくなる予想
ですので、
断続的に雨が降るでしょう。

今のところ、
前線としての活発は
それほど強いものでは無さそうですが、
このあたりは
今後の資料も注意深く見ていきます。

また、前線付近より北側で雨が降ると
日中の気温が
上がりにくくなる可能性もあり、
このあたりの気温の予想、
コメントも注目してお聞きください。


きょう発表された一ヶ月予報は
この秋雨前線の停滞もあり、
平年よりも晴れる日が
少ない
となりました。
2週目(9月5日~)までが
秋雨前線の影響を受けやすい予想で、
平年より晴れの日が少ないと
なっています。

一方、9月12日以降の2週間は
平年並みに晴れる日が多い予想
です。

晴れる日が少ない分、
2週目までは、平均気温が
平年並みか平年より低い予想ですが、
3週目からは、
平年並みか平年より高い予想になりました。

来月中旬以降は
残暑のぶり返しがあるかもしれません。


なお、きょうは
ココの所、毎年の恒例となりつつある
秋の大潮期での高い潮位への
注意を呼びかける情報

気象台から発表されています。

くわしくはこちらをご覧ください。
対象となる期間の
宮崎と油津の満潮時刻も
記載されています。

来週にかけて、満潮時間帯に
沿岸部の岸壁の低い所は
浸水の被害にご注意下さい。
例年浸水があるときは
今年も注意したほうが良い
でしょう。
また、海岸でも
いつもよりも高いところまで
潮が上がる可能性もありますので
浜辺で脱いだサンダルなどが
流されないようにお気を付けください。
磯釣りなども、満潮時は
いつもよりも高いところまで
潮が来るかもと思って
お気を付けいただければと思います。

とくに、注意が必要な状況になると
高潮注意報等が発表されますので、
注意報の発表状況もご確認ください。

なお、こちら
実際の潮位の状況も確認できます。








150827

午前中は
スッキリと
青空が広がりました

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