台風11号を気にしつつ

ノダっち

15年7月13日(月) 17:53

やはり、
高校野球の試合に影響が出ています。

土曜日に開幕した甲子園県大会ですが、
土曜日は開会式のみで、
日月とサンマリンのみ
試合が出来たものの、
アイビーは
試合が消化できない状況です。

きのう、きょうと
台風9号が南から引き連れてきた
筋状の雨雲が南から流れ込んでいて、
このラインがかかった所で
雨が降りやすくなっています。

とくに、昨日の午前は、
尾鈴山で発達した雨雲が
北に連なって次々と進んだため
木城町や西都市の山間部、
また美郷町付近で大雨となりました。

土砂崩れが発生し、
一時的に孤立状態となった
集落もあったようです。

台風9号が
中国大陸に上陸せずに
東シナ海の大陸沿岸付近を
北上したことで
県内の雨が
強まりやすくなったと思われます。

太平洋高気圧に
中国大陸まで台風を押しやすほどの
力は無かったということでしょう。

一方、ラインから外れたとことは
日が差して、
蒸し暑さが強まりました。


明日から明後日にかけても
湿った空気の
東からの流れ込みがあって
所々で
にわか雨の可能性があるものの、
晴れ間もありそうです。

蒸し暑さも続くでしょう。

空模様を気にしながら
洗濯物を
日差しに当てる事も
できそうです。


一方、台風11号は、
週末に一旦勢力を落としました。

太平洋高気圧を強める効果が
弱まったことが影響しているのか、
太平洋高気圧に西に押されず
このあと明日明後日と
日本の南海上を
まっすぐ北上する予想に
なってきています。

ただ、この北上する間に
再び発達する予想となっていて、
日本付近では
太平洋高気圧に再び西に押されて
九州に近づくような動きが
予想進路の中心線です。

ただ、予報が出るたびに
中心線がまだブレていますので、
この高気圧の強まり次第によっては
さらに西寄りに進むか
あるいは九州から離れる
東寄りの進路になるか
予報円の範囲で
幅を観て考えておく必要があり
ます。

西寄りになるほど
県内には影響が大きくなり、
東寄りになるほど
影響は小さくなる方向
です。

明日以降の新しい予報でご確認下さい。

西より進路が強まった場合には、
あす、あさっての晴れ間がある間に
対策を進めることも必要になるでしょう。

一方、台風が去った後は
週末にかけて
天気が回復傾向となりそうです。
スッキリではなくて
夕立が起きやすい可能性もありますが、
まずまずレジャーは
楽しめる連休になる可能性があります。

このあたりも、
台風の動きにもかかっていますので、
新しい予報もご確認下さい。







150713_1
お昼過ぎの
宮崎市内は
東の空に
青空も見えました。

ただ、
反対側の西の空は
黒い雲もありました。







150713_2
昨日現在の
海面水温図
(気象庁HPより)

もう沿岸近くまで
27度線が北上していて
台風は
衰えないまま
北上してくることに
なりそうです。

ただ、
表層50mの深さは
水温が低い海域があり、
ココで発達が
弱まるかどうか・・・
注目しておきます。







150713_3
正午の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風の北には、
太平洋高気圧の
晴れの区域が
見えます。

あそこに入ると
ちゃんと
夏が来るのですが・・・

投稿月