スキー場オープン寒波2014

ノダっち

14年12月5日(金) 17:23


五ヶ瀬ハイランドスキー場が
オープンしました。
きょうも新雪が降る中での
オープンになったようですが、
風も強めで吹雪いて
かなり寒かったでしょうね。

麓の五ヶ瀬町内での
雪景色も見られたようです。

上空1500m付近の寒気は
もう強い状態であすまで
あまり変わらずに経過しますが、
上空5500m付近の寒気は
今夜からあす朝がピーク
となるため
山沿いの標高の高い所は
このタイミングでさらに
雪が増える可能性があり、
気象台からも
大雪に関する情報が発表されました。

先日、ちょっと期待を書いたように
えびの高原でも
雪遊びが楽しめる可能性がある週末ですが、
五ヶ瀬のスキー場、えびの高原ともに
山間部の峠道などを通行する際には
チェーンなどの滑り止めを
必ず準備してお出かけください。


例年、この五ヶ瀬ハイランドスキー場が
オープンするころに合わせて、
寒気が流れ込むことがちょくちょくあり、
個人的に
スキー場オープン寒波と呼んでいます。


きょうは、スキー場の麓の
五ヶ瀬町鞍岡が
0度前後の気温で経過
している他、
山沿いが5度から6度前後の所が多く、
平野部でも10度前後までしか
上がっていません。

今週月曜日ほどではないものの、
西よりの風がやや強めで
余計に寒く感じます。

山沿いで時雨れている所があるほか、
宮崎市内でも、午後3時前に
一時的に降水
があったようです。

気象台では雨と観測しています。

山沿いからちぎれて
弱まりきらずに流れ込んだ雲から
落ちてきたと思われ、
上空では雪粒だった可能性があるものの、
地上の気温は10度くらいあったので、
次第に溶けて雨になってのでしょう。

こうして、降水をもたらす雲が
平野部までくることも
上空の寒気の強さをものがったっています。

平野部はあすにかけても
時々雲がかかってくるくらいで晴れますが、
山沿いは、
熊本県に近いエリアを中心に
あす午前まで所々で時雨れて、
標高の高い所は雪になりそうです。

特に朝までの5500m上空の寒気が
強い時間帯は、
平野部にも千切れ雲が流れ込んで
宮崎市内での初雪の観測が
気象台であるかどうかも注目しておきます。

日曜日には、
冬型の気圧配置が緩んで
高気圧に覆われてくるでしょう。

山沿いでも
寒気が残っている所で
寒気による雲は減ってくるため
広い範囲で
放射冷却が強まりやすくなるほか、
風が弱まってくる可能性があるため
夜間に放射冷却で冷えた空気がたまって、
朝の冷え込みが強まりそうです。

この冬一番の冷え込みを更新する所も
多いのではないかと思います。

月曜日には
弱い前線が通過して
雨雲がかかりそうですが、
天気の崩れは小さいかもしれません。

火水と晴れた後、
木曜日には
再び前線が通過して雨が降り、
その後、再び寒気が南下してきます。

今年の青太は去年より寒そうです。
一昨年並に寒い可能性もありますので、
このまま資料の傾向が変わらなければ
去年のような半そでは断念して
長そでになりそうな気配を感じます。
雨よりはいいと思って調整しましょう。








141205_1

田島記者から届いた
きょうの県北通信

上の二つは
きょうの
五ヶ瀬ハイランドスキー場

左下は
スキー場の取材から
降りてきた後の
入場リフト乗り場に
停めていた車の様子。

右下は
スキー場からの帰り道
麓の様子。

すっかり雪国です。










141205_2

朝のえびの高原
(視聴者提供)

こちらも雪国です。
ライブカメラを見ると
昼間も降ったようです。










141205_3

昼前の
MRTから南西の空

山沿いから
ちぎれて流てきている
低い雲が
寒気の強さを
示しています。


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