太平洋高気圧が強まってきたか

ノダっち

23年7月26日(水) 16:48

湿った空気が流れ込んでいて、
午前から雲が多かったですが、
今日の午前は、
ほとんど雨雲がかかりませんでした。

簡単には詳細な解析は難しいですが、
上空で
高気圧が強まっているのではないかと
想像します。

台風5号で上昇した空気が
外側で下降して
高気圧を強めている効果も
あるかもしれません。

ただ、かなり白っぽくて、
水蒸気がかなり多いです。

きっかけができると
急激に雨雲が発達する恐れも心配されます。

しかも、その雨雲を動かす風が
弱い環境になっているため、
ひとたび発達した雨雲ができると
同じところに強雨が発生しやすくなることも
心配な状況です。

引き続き、梅雨明けは発表されたものの、
油断はできない空になっています。


一方、あすも
基本的には高気圧が強まってくるため
広く晴れやすいでしょう。

湿った空気の流入があるため
またきっかけがあると
雨雲の発達が心配な状況は
変化ありませんので
油断できないですが、
一方で、きょうよりもよく晴れて、
暑さが厳しくなる可能性もあります。

急な激しい雨や落雷、突風、
それに熱中症にご注意ください。

なお、海は、
あすも引き続き
台風5号によるウネリが入る予想です。

海のレジャーは、沖が穏やかに見えても
波打ち際で急に高くなる波に
あすも十分にお気を付けください。

そのまま、あさってから
土曜日くらいまでは、
同じように
夏空が広がりやすいように見えます。


日曜日頃になると、
また太平洋高気圧が少し弱まって
高気圧周辺部の
湿った空気が入ってきやすくなり、
にわか雨が起きやすくなってきそうな
資料が優勢になってきました。

晴れたり雨が降ったりの
パターンになってくるでしょう。

亜熱帯型の天気です。

朝夕に虹を見るチャンスが増えるでしょう。

また、来週の初めごろには
沖縄に次の熱帯低気圧が近づきそうな
気配が引き続きあります。

夏休みで
沖縄に行く予定のある方は
今後の情報にご注意ください。

その卵は
台風5号の南東側で
雲がまとまり始めています。

一方、弱まるとはいえ、
弱まりきらない高気圧がありますので
九州に直接の影響はなさそうです。

その一方、5号よりは近くなるため
台風周辺部の空気の影響もあり、
来週前半は
今週よりさらに
不安定感が増すかもしれません。

また、今週よりも
さらに高めのうねりになる
可能性もありますので、
海のレジャーを計画されている方も、
今後の情報にご注意ください。

230726_1
朝の空

昨日よりも低い雲が多くて
不安定感を感じた
空だったのですが・・・
230726_2
午後2時の衛星画像
(気象庁HPより)

台湾の南の渦巻きが5号、
その南東側に
まとまりかけている雲の
塊があります

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