6号に注目

ノダっち

23年7月31日(月) 17:18

7月も終わりですねぇ。

先週の金曜日にお伝えしましたが、
今月、
けっこう晴れたイメージもありますが、
全く雨が降らなかった日は
6日だけでした。

降水量が0.0ミリ
(0.5ミリ未満の雨を観測)の日が
15日もあります。

晴れたけど、
サーッとかパラパラと
にわか雨が降った日が多かった
今月です。

太平洋高気圧の南側になって
亜熱帯型の天気になった時
特徴的なパターンでもあります。

週末から、
またそんな天気にもなっていて、
土曜日も、降水量は0ミリでしたが
にわか雨がありましたね。

日曜日は、明け方に
発達した雨雲が流れ込んで、
雷雨となり、
一時的に警報も出たくらいでしたが、
日中には晴れ間も出て、
蒸し暑さも強く感じられたでしょう。

ただ、午後の雨が
一時的だったので、
宮崎市で行われた
4年ぶりのフルサイズのえれこっちゃ宮崎も
無事にできたようで良かったです。


そんな週末から、
週明けにかけて、
劇的に変わったのが
台風6号の予想です。

一部の資料では
週末の内から
東シナ海で迷走しそうな予想が
出始めていたのですが、
けさの資料になって、
主要資料が転向する予想に
変化してきました。

それに伴って
予報円も向きを変えています。

ただ、この予報円は、
縮小されたと以前お伝えしたように、
その影響が出ているかもしれません。

おそらく、以前の大きな予報円なら
もっと東シナ海で
同じような場所で停滞傾向に
重なり合うように
書かれていたのではないか、
と思えなくもないのです。

予報円の中心線は
上記のような理由で
大きく変化を見せた可能性もアリ、
まだ予想の資料を見ると
その傾向をそのまま信じるのは
いかがなものかという
半信半疑にならされるような
大きなばらつきが見られますので、
もう少し様子を見たほうが良いでしょう。

今日言えることは、
先週の金曜日にお伝えした段階よりは、
楽観できない状況になっていて、
もしかすると、来週にかけても
湿った空気の影響がつづいたり、
海のウネリがつづいたりして
影響が長引くか、
あるいは、最悪の場合は
影響が大きくなる可能性が
少なからず出てきたことは確かですので、
今後の新しい予報の確認を
お願いします。

ということになるでしょう。

たとえば、九州に近づかなくても、
ある程度の東シナ海を
台風が北上するような場合でも
来週にかけて、
きのうやきょうのように
断続的に雨雲がかかる可能性があって、
総雨量が多くなって
地盤が緩みやすくなるなどするのも
懸念されますので、
その点も含めて、
今後の情報を確認していきましょう。


今日の県内も、
太平洋高気圧の周辺部で
暖かく湿った空気が流れ込んでいて、
太平洋からの
雲が入ってくるタイミングを中心に、
各地でザッと雨が降っています。

今夜以降は、台風の北をまわっている
湿った空気の流れ込みもありそうです。

あすにかけても、
急な土砂降りの雨や
落雷、突風の発生にご注意ください。

まとまった雲が入ると、
急に道路が冠水するような
雨の降り方をしたり、
土壌雨量が悪化してくる可能性もアリ、
雷を伴って雨が強まった時には
キキクルの確認もお願いします。

一方、あすにかけても
雲と雲の隙間での
晴れ間もありそうです。

蒸し暑さが強まるでしょう。

日中の熱中症警戒はもちろん、
朝にかけても、
再びひどい熱帯夜の所もありそうで、
寝ている間の熱中症にも
警戒が必要です。

あさってにかけても、
一旦は
この台風の外側の空気の影響があって
雨の降り方に気を付けておきたいですが、
週の後半は、いったん
台風が離れることで、
晴れ間の方が多くなる可能性もあります。

さらにその後、
土曜日以降の予報については
台風6号の
東シナ海からの動きによって
変ってくるでしょう。

繰り返しですが、
最新の情報の確認をお願いします。

230731_1
土曜日朝の
不安定感満載の空
230731_2
午前10時の衛星可視画像
(気象庁HPより)

まだ
台風の外側の雲というよりは
別の流れの雲に見えます。

本州付近は、
太平洋高気圧の晴れの区域で
猛暑をもたらしているのですが、
九州南部にとっては
中途半端な強さで
この先の台風の予想も含めて
非常に面倒な強さの予想です。

しっかり覆ってくれれば
こんな変な台風の予想には
ならないんですが・・・

困ったものです。

 

投稿月