太平洋高気圧が強まってます

ノダっち

23年7月27日(木) 18:00

やはり、きのうから高気圧は
強まっていたようです。
 
けさの青空で確信しました。
 
しっかり
空の高い所まで抜けた青空が
太平洋高気圧を感じた朝です。
 
この夏16日に続いて、
2回目かもしれません。
 
ただ、16日は
かなり風も強かったので
そういう意味では
今日の方が真夏らしかったでしょう。
 
高気圧が北に偏っているため
北側ほど高気圧が強くて、
南ほど弱くなっているため
県内も南部の方が雲も増えてました。
 
一部でにわか雨もあったと思いますが、
高気圧の強まりで限定的になっています。
 
広い範囲で
強い日差しで気温が上がっていて、
神門で35.6度まで上がったほか、
えびの市加久藤が35.4度で
今年初の猛暑日にもなりました。
 
最高気温は、内陸の方が
高くなっているのですが、
沿岸部の方が
湿度が高いこともあって、
平野部も熱中症の危険度の高い
暑さでした。
 
全国的な
40度に迫ろうかという酷暑に比べると
まだマシな気温なのですが、
それでも、宮崎は日差しが強いですし、
湿度もあるので、
油断はできない暑さです。
 
 
このまま、
あすにかけても太平洋高気圧が強く、
広く晴れそうです。
 
あすは、にわか雨も
午後の山沿いの一部に限られて
洗濯物も乾かしやすいでしょう。
 
その分、あすも
危険な暑さが続きます。
 
なるべく涼しい所で過ごすなど
熱中症にならないように警戒しましょう。
お年寄りへの声掛けもお願いします。
 
土曜日も晴れますが、
あすに比べると、午後を中心に
再びにわか雨の可能性が各地で出てきそうです。
 
日曜日になると、
九州南部付近での高気圧が
また弱まってきて、
暖かく湿った空気が
流れ込みやすくなってきそうです。
 
午後以降を中心に
にわか雨が起きやすくなってくるでしょう。
 
日曜日からは、
晴れ間があっても、
油断できない空が戻ります。
 
また、5号によるウネリは
あさってごろまで続く見込みで、
その後は、
次の台風によるウネリも
入ってきそうです。
 
月曜日から火曜日ごろは、
新たにできる台風が
南西諸島付近を西寄りの進む影響で
南西諸島近海からは
暴風域も伴う予想になっているため、
県内の沿岸に届くウネリも
5号の現在のものよりも
高いものになるでしょう。

海のレジャーを計画されている方は
波に関する最新情報にご注意ください。
 
台風外側の湿った空気も流れ込んで
いっそう
にわか雨が起きやすくなるでしょう。
 
雲の状況によっては
雨量が多くなるかもしれませんので、
最新の情報にご注意ください。
 
そのまま、台風は
西寄りに進む予想で、
この台風が離れた後は、
再び九州上空の高気圧が
強まってきそうです。
 
暑さが厳しくなるでしょう。
 
 
それにしても、、、
 
今年も、太平洋高気圧は
本州の南に中心を持たず、
本州上空くらいに
軸が出来る形になっていて、
九州南部は、太平洋高気圧の
南側になっています。
 
太平洋高気圧の南は、
亜熱帯のエリアです。
 
近年、この形が気になります。
 
エルニーニョというのもありますが、
それにしても、です。
 
温暖化との影響が気になります。
 
あまりこの形を気にする
研究者の発表など目にしないので、
気にするようなことではないのかもしれず、
そもそも、そういうパターンは
昔からあったのかもしれませんが、
少なくとも、この日記には
21年、18年、16年、14年、12年と
たびたび宮崎の亜熱帯型の夏の話を
書いてきました。
 
このパターンは、
東日本での高温傾向も
説明できるはずなのです。
 
しかも、東日本の方で
暑さが話題になっているときは、
宮崎がこのパターンになっているので
宮崎は不安定な天気だったりしてます。

気になるということを
今年も記しておきましょう。
230727_1
けさの青空
230727_2
きょう午後2時の
暑さ指数(WBGT)
(環境省HPより)

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