ノダっち

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祝!ひまわり8号打ち上げ成功!

ノダっち

14年10月7日(火) 17:36

天気の話なノダ


キレイに観えましたね!

宮崎市内からは、
いつも通り、
16分のリフトオフから少し遅れて
数十秒くらい数えた気がしていたら、
南の空にひょっこりと
オレンジの光を出しながら
白い雲か煙を引く
H2Aロケットが姿を現し、
左上に上昇していきました。

ただ、良く晴れていたものの、
昼間ということもあり、
2分少しで観えなくなってしまい、
夜間よりは短かった印象です。

夜間の方がやはりキレイなのですが、
それでも、オレンジの光が見えたのは
空気が澄んでいたおかげでしょう♪

何度見ても興奮します♪

この打ち上げが
県内の、どの辺りまで見えたのか、
気になっています。。。

搭載されたひまわり8号
予定の軌道に投入され、
打ち上げは無事に成功したようです。

今回打ち上げられた
ひまわり8号については
昨日書いていますので、
そちらもご覧ください。

なお、次回のH2Aロケット打ち上げは
11月30日で
小惑星探査機の”はやぶさ2”を搭載
して
打ち上げられる予定です。

日曜日の昼間ですので、
今回見逃した方も、
そして、子供たちにも、
ぜひ観測に挑戦してもらえたらと思います。


さて、きょうは
打ち上げもよく見えるくらいに
良く晴れていたわけで、
朝にかけては
放射冷却が効いて冷え
ました。

やはり、山沿いでは
一桁まで所々で下がっています。
広い範囲で
今シーズン一番になりました。

県内、この秋初めて
朝寒日(あささむび)の観測です。
(鞍岡は、昨夜に初の一桁に
下がっていますが、
朝としてはけさが最初)
(朝寒日についてはこちら)

去年は9月中に
朝寒日がありましたので、
去年より遅くなっています。

このまま今夜は良く晴れて
月夜になりそうなので、
あす朝にかけても
同じくらいに冷えそうです。

ただ、あすの日中は
雲が増えてくる予想で変わりません。
午後は沿岸部を中心に
弱い雨の降る所もあるでしょう。

9月の最後の土曜日に比べると
雨の予想は弱く、
衛星画像で観える雲も弱いため
崩れは小さくなりそうです。

ただ、皆既月食の観測には
あまりいい条件ではありません。


あすの皆既月食は、
東の低い空で6時15分頃に
満月の左下が欠けはじめ、
登りながら
どんどん暗い部分が増えていき、
午後7時25分頃には、
全体が地球の影に入って
赤黒い皆既月食となります。

皆既状態が1時間ほど続いて、
明るさが戻り始めるのは、
午後8時25分頃で、
左から明るさが戻ってきて、
夜の9時35分頃
部分月食が終わる予定です。

なお、あすの月の出は
宮崎が夕方の5時43分頃となっています。

欠け始める
部分色を見るには
東に開けた場所が良さそうですが、
海の上ほど雲が多そうで
条件が悪いです。

雲は海の方から流れ込んできますので、
県内でも山沿いに行った方が
見える可能性が上がります。

えびのや小林付近、
高千穂や五ヶ瀬付近などは
見える可能性もあるでしょう。

平野部はなかなか厳しいですが、
少しの切れ間を期待してみたいと思います。

どうしても見たい方は、
鹿児島や熊本への移動もおススメです。


あさって以降も、
東からの湿った空気が
流れ込みやすい状況は続き、
晴れ間も予想されますが、
雲も出やすくて
雨が降るタイミングもあるかもしれません。
新しい予報をご確認ください。

そして、やはり
日曜日以降の天気は
台風19号次第です。

きょう午後3時の時点で
中心気圧が945hPaまで下がり
非常に強い台風に成長してきました。

今後、10日には
925hPaまで下がり
沖縄の南東付近に北上してきそうです。

昨日の資料よりも
大回り傾向が増えていて、
県内にとっては良くない傾向の
資料になってきています。

どこまで大回りが続くか、
18号の様にこの辺りで止まるか、
またあす以降にお伝えしていきますので、
こちらの最新見解も
また明日以降、ご確認ください。








141007_1
宮崎市内の
大淀川堤防から撮影

300ミリレンズで
しっかりと
ココまで撮れます。









141007_2
ロケット雲の変化

左から右に
時間が流れています。

風の変化が分かります。









141007_3
けさの最低気温
(気象庁HPより)

台風18号一過

ノダっち

14年10月6日(月) 17:06

天気の話なノダ


久しぶりに、
鰐塚山が近くに見えました。

台風一過で空気が澄み切って
ハッキリ見えたからでしょう。

皆様の所は、
被害はありませんでしたか?


台風自体は、
ほぼ気象庁の予報通りに
進んだのですが、
ぎりぎり入るかどうか、
入ってくれば要警戒ですと
お伝えしていた暴風域には
南部平野部を中心に入って、
強い風と大雨に見舞われてしまいました。

これは、若干西寄りになったことと
暴風域が金曜日よりも広がったためです。

雨量は、油津で161.5ミリが最大で
あまり多くは無かったものの、
6時間で100ミリくらいの雨が降ったので、
串間で河川が増水して
一時避難準備情報も出されました。

一方、中心付近の最大風速が
45mから40mに落ちたことで
「非常に」がとれた「強い台風」になりましたが、
昨夜でも中心気圧が945hPaあり、
東側を通ってもさすがに
暴風域周辺の風は
台風らしく感じられたでしょう。

最大瞬間風速は、
延岡で30.7mを観測したほか、
平野部の各地で
25メートル前後の突風を観測しています。

昨夜遅くに暴風域を抜け、
天気が回復に向かいましたが、
強風域を抜けたのは、けさでした。

台風18号は
けさ静岡県に上陸して、
さらに関東地方を通過しています。


県内は、北部山沿いなど一部に
西風の影響による雲がかかったほかは、
けさから青空が広がりました。

一方、衛星画像では、
東シナ海にすじ状の雲も見えています。

今夜からあす朝にかけては、
放射冷却も効いてきて、
山沿いを中心に冷えそうです。

あす朝は、
雲海や霧が内陸で出るかもしれません。
この秋の県内で初めて
一桁まで下がる所もあるのでは?
と注目しています。

あすも
スッキリ晴れて洗濯日和が続きそうです。
お布団干しや大きな洗濯物も
あすやっておくのをおススメします。

金曜日にお知らせした
H2Aロケットの打ち上げも見えそうです。

14時16分00秒
種子島宇宙センターから
打ち上げられます。

打ち上げ後は
次第に東に飛ぶ予定ですので、
南の空から東の空へと
航跡が次第に伸びることになるでしょう。

補助ロケットの燃焼時間は1分半強で、
第一段が6分半強の予定です。
第一段が燃えている間は十分に
見える可能性がありますし、
打ち上げ後に残る
ロケット雲にも注目
しましょう。

明日の午後2時16分から10分ほど
南の空から東の空を注目
してみてください。

あすH2Aが打ち上げるのは、
気象衛星ひまわり8号です。

今度のひまわりは、
現在のものよりは大きく性能が向上します。
また、改めて紹介したいとも思いますが、
可視画像がカラーになったり、
解像度が今の2倍になったり、
撮影間隔が10分になったり、
地域に絞っては2分半で撮影出来たり・・・

テレビで
衛星画像をカラーでお見せしているのは、
白黒の雲の写真に
カラーの陸地と海のベースを
合成しているだけで、
雲自体は白黒なのです。
これが雲もカラーになると、
黄砂の動きなどが
つかみやすくなると期待されます。

また、撮影間隔が短く、
解像度も上がることで、
急速に発達する雲や台風の動きについても
より把握しやすくなる
他、
雲の動きから得られる風のデータなどで
予報精度が上がることにも期待です。

来年の夏に運用開始予定とされています。


なお、上に書いたように、
洗濯は明後日に回さない方が
良さそうな気配
があります。

明後日は、
東から湿った空気が流れこむ予想があり、
ちょうど9月末の土日の
土曜日に雨が降ったパターンです。
あすの本州南の雲の様子に注目して、
同じように西進する雲があれば、
雨の可能性が高まります。

今日午前の予報では
水曜日に雨マークはありませんが、
雨の可能性も視野に入れておいて下さい。

皆既月食が( T o T )

木曜日以降も、
地上付近は東から湿った空気が
流れ込みやすい気圧配置で予想され、
雲が広がりやすい可能性があります。

一方、南海上の台風19号によって
下降気流が卓越する状況になれば
雨雲にまではなりにくくなるのかな?
と思いつつ、
今後の資料を見てお伝えしていきましょう。

さて、問題は19号ですね。

ホントに、毎週毎週、
かんべんしてほしいという気分なのですが、
日本付近に影響しそうな資料が揃っています。
何らかな影響はあると
思っておいたほうがいい
でしょう。

ざっくりしたシナリオは、、、

太平洋高気圧が強まっていて、
18号より南側を
西寄りに進む見込みです。

18号と19号が
太平洋高気圧を強めています。

それでも、
この時期は大陸までつながるほどの
太平洋高気圧ではないため
太平洋高気圧の西縁まで行くと
北上に転じる予想です。

北上後は、偏西風に出会うまで
北寄りに進みます。

偏西風が南下していれば
早めに北東に向きを変えて
県内への影響が小さくなるのでしょうが、
今週後半の偏西風の軸は
だいぶ北に帰って行ってしまう予想です。

もうひとつ、東に早めに曲がる期待として、
早めに太平洋高気圧が
北への張り出しを弱めれば、
張り出しの弱まりとともに
北東に向きを変える可能性もあります。

さて、どのパターンを取るでしょうか・・・

世の中は、今週末からは3連休でしたね。

きょうの週間予報には
19号の影響は反映されていませんので、
19号の進路次第では
連休の移動の脚などにも
影響するかもと思って
今後の情報をご確認下さい。








141006_1
きのう午後6時の
衛星画像
(気象庁HPより)

この前後数時間が
県内には
最も近かったと
思われます。

ハッキリした目があり、
まだ強い勢力を
保っていたことも
よく分かります。









141006_2
昨日の最大瞬間風速
(気象庁HPより)









141006_3
きょう9時頃の
MRTから南西の空

空気がキレイで
鰐塚山の
山肌の模様まで
見えるくらいでした。

週末も最新情報の確認を!

ノダっち

14年10月3日(金) 17:23

天気の話なノダ


九州の南で
北東に転向して四国沖に進む、
このシナリオが
最も確からしくなってきました。

東海上を進むパターンは、
県内にとっては
影響が小さめなのですが、
台風が衰えずに
日曜日でも
935hPaの勢力が予想されるだけに、
西寄りに進んで暴風域に入れば
風雨ともにキケンな状況に
なります。

今後、
暴風域に入るくらいまで
西寄りになるかどうかを
注目
していきましょう。

奄美大島に寄って行けば、
それだけ
暴風域に入る可能性が
高くなってくると思ってもいいでしょう。

今のところ、
予報円の中心線で進めば、
ギリギリで
暴風域には入らないコースですが、
逆に少しだけでも西によれば
暴風域がかかる可能性も出てきます。


なお、過去の
きょう午前の予報の中心線付近を
進んだ台風としては、
2009年の台風18号がありました。
くしくも今回と同じ号数で、
県内に近づいたのが10月7日ごろで
今回とよく似ています。
勢力も940hPaくらいでした。

2009年の18号は
九州の南では
今回の18号よりもやや大回りをして
東経130度に近づいた後で
北東に向きを変えて奄美の東を通って
紀伊半島をかすめて
愛知県に上陸しています。

その分、今回よりも
雨の降り出しが
早かった可能性がありますが、
接近当日の雨の降り方は
参考になりそうです。

奄美の東から四国沖に進んだ
2009年の10月7日の雨量は、
宮崎で96ミリ、油津で91ミリ、
西都で89ミリ、神門で85.5ミリ、
日向で85ミリ、延岡で72.5ミリ、
都城で70ミリ、高千穂で48ミリなどと
南部平野部を中心に
雨の量が多くなりました。

暴風域が南部平野部を
かすめた状態になったためでしょう。

台風が四国沖に進んだ後からは
雨が弱まったようです。

一方、油津では
21メートルの最大瞬間風速も
台風が南にあるときに
観測しています。


5日・日曜日の状況の参考になりますが、
もう少し九州に近い所を通って
暴風域に入る面積が増えれば
雨の量は一気に増える可能性があり、
油断できません。

とくに、同じ風向きが続いて
局地的に
雨量が増えるような状況も心配です。

今後の
新しい予報、情報にご注意下さい。


・宮崎地方気象台発表の気象情報
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/351_index.html

・宮崎県の注意報警報
http://www.jma.go.jp/jp/warn/351_table.html

・台風18号情報
http://www.jma.go.jp/jp/typh/1418c.html


きょうは、
一部に弱い雨雲がかかったものの、
広い範囲で晴れています。

このまま、あす日中にかけても
晴れる所が多いでしょう。
一部でにわか雨の可能性はあります。

あす夕方以降は、
台風の北側の雲がかかってきて、
曇り空に変わりそうです。
台風の
本格的な雨雲がかかってくるのは、
夜になってからとなるでしょう。

夕方以降には、早い所から
強風域に入る可能性もあり、
海は荒れてきそうです。

念のための台風への備え、
排水溝の掃除などは
あす日中までにすまして
おきましょう。

中心線よりも東寄りに進めば
日曜日の雨も風も
大したことない可能性もありますが、
外回りのリスクを理解して
念のための対策はしておきたいものです。


気象台予報は
月曜日も雨マークが残りましたが、
台風が予想通りに進めば
次第に晴れてくるでしょう。
WNI予報は
すでに曇りのち晴れで出ています。
この傾向です。

火曜日以降は、
時おり雲が広がるもののの、
おおむね晴れそうです。

来週の火曜日は
種子島からH2Aの打ち上げ
があり、
雲が少なければ
宮崎市内からも見えるでしょう。
詳しくはまた月曜日にお伝えします。

また、水曜日には皆既月食があり、
どうやら
キレイに観えそうな空の予想です。
こちらは火曜日にお伝えします。

あすのファーム選手権も出来そうですし、
月曜日からのフェニックスリーグも
初日から出来るでしょう。
CSに備えての
1軍選手の参加にも期待です。


無事に台風18号を乗り切って、
来週を楽しみましょう!

・・・・

が、、、、

台風18号の後を追うような
台風の気配も見えます。
あす朝までに新たな台風が発生しそうです。
こちらは、また月曜日以降に
随時お伝えしていくことになるでしょう。

毎週の台風、
勘弁してほしいですね( > <.)








140814_1
正午の可視画像
(気象庁HPより)

右下に
新しい台風の
幼体が見えます。

大回り傾向ストップ

ノダっち

14年10月2日(木) 17:09

天気の話なノダ


台風18号は、
きょうの午前で
中心気圧945hPaの
非常に強い勢力
発達してきました。

引き続き、
太平洋高気圧の南側を
若干北上しながら
西寄りに進んでいます。

きのうも載せたように
海水温が高いため、
明日くらいまでは
発達のピークとなりそうです。

その後も九州や本州に近づいて
陸地の影響を受けるまで
急な衰弱は無いでしょう。

進路の予想は、
きのうより更に
大回りということはなくなりました。

九州の南で
北東に向きを変える可能性が高く

予想の傾向が大きく変わらない
米軍の予想には一貫性があります。
大回りに予想していた
ヨーロッパモデルも
今日の午後の資料で
やや内回りに変わりました。

また、衛星画像を見ると、
台風の北側の雲が
北東に動いていて、
上空の西風の存在を示唆していて、
あそこまで北上すると
東に向きを変えるのだろと
予想できるのですが、
台風の発達で
強まる太平洋高気圧が
北上を阻むのが勝つか、
それとも台風が
自力で北上する力が勝つか・・・?

今後、九州にどのくらい近づくかは、
この二つのせめぎあいによって
九州に近づく前の奄美に
どのくらい近づくまで西に行って
向きを変えるか
ある程度わかってきそう
です。

つまり、奄美から離れた所を
北上して行くほど
県内への影響は小さくなります。

あす、あさってと
台風の動きに注目しましょう。


きょうは、やはり
午前中に晴れ間もあったのですが、
昼頃からは雲が広がって、
所々に雨雲もかかっています。

まとまった雨雲ではありません。

東シナ海から前線に伴う雨雲も
ゆっくりと南下中です。
弱まりながら南下しているので、
雨の量は少なめで
範囲も狭いのかなと思います。

一方、あすの朝には
この前線は東海上に抜けて
北部や山沿いで
天気は回復に向かうでしょう。
次第に晴れ間も出てくるはずです。

ただ、日中にかけて、
前線が離れにくいため、
前線に近い南部平野部は
東からの湿った空気で
日中も所により雨が残りそうです。
宮崎市付近は
午後に回復に向かいそうですが、
日南や串間付近ほど
回復が遅れるでしょう。

回復が遅れると、
気温が上がりにくいかもしれません。

日差しが出る所も
きょうよりカラッとした暑さに変わるでしょう。

あさっては、
午前を中心に晴れて、
台風対策をしておくには
やはりここがチャンスと見ています。
午後以降は、雲が多くなってきそうです。

どの程度の対策が必要になるかは、
またあすの資料で見ていきましょう。

一方、海は、
あす以降波が高くなります。

あさっては晴れても時化ますので、
波打ち際に近づくのを
控えたほうがよくなりそうです。








141002

午後3時の
衛星可視画像

台風の渦は
しっかりとしていて
発達したことを
示しています。

一方、
台風北側の
上層の雲は
矢印の様に
動いている様子も
見えてきました。


また大回り傾向ですが

ノダっち

14年10月1日(水) 17:01

天気の話なノダ


雨はチラチラです。

はっきりした前線ではなくて
湿った空気と気圧の谷なので
雨雲も微妙なかかり方に見えます。

あすにかけては
気圧の谷が深まって
東シナ海で
次第に前線が発生しそうです。

ただ、前線の南下は
明日夜以降になってきますので、
あすも崩れ方は微妙でしょう。

所々での雨で
日中まで止んでいる所も多い予想です。

きょうより雲が薄くて
日が射すこともあって
洗濯物も外に干せる所もあるでしょう。
ただ、やはり
急な雨に気を付けながら
干しておいた方が良いと思います。
特に降りやすいのは
夕方以降となる予想です。

あさっては、前線の南下で
午前を中心に雨が降るでしょう。
午後には北部を中心に
天気が回復傾向になりますが、
南部の沿岸部ほど
東からの湿った空気の影響も残り
不安定な天気になりそうです。

土曜日は、気象台予報が
くもりマークにかわりましたが、
WNI予報では
晴れマークを残しています。

状況的には晴れ間はありそうで、
台風が近づくことになりそうなときは
土曜日が対策のチャンスとなるでしょう。

その台風18号の予想は
大回り気味のものが増えてきました。

現状、西寄りに進んでいることで
太平洋高気圧も強めに
予想されている傾向でしょう。

あとは、
どこで弱まり始めるか、ですが、
偏西風が
南下してくるタイミングになるはずで、
今の予想だと、
金曜日には
前線が一旦東に抜けそうですので、
このタイミングで
偏西風は南下してきます。

この時に、太平洋高気圧が弱まって
そこを北上するだろうと
予想しているのですが、
台風が強まることで
太平洋高気圧が強まって
西へ西へと
押すような予想の傾向もあるのです。

偏西風の状況からすると、
気象庁予報の中心線や
米軍予報の様に
九州に近づく前に
南下してくる偏西風に流されて
北東に向きを変える方が
自然なように感じています。

早めに北に向きを変えて
東よりの進路になった場合は
影響が小さくて済みますが、
台風自体も発達してきそうなので、
太平洋高気圧の弱まりが遅れたり
西よりに押されてくると
九州に上陸の可能性もあり
かなり厄介で、怖い台風です。

今後の予想に注目しましょう。


来週は
フェニックスリーグも始まりますし、
火曜日には
H2Aロケットが種子島から
気象衛星ひまわり8号を積んで
打ち上げられますし、
水曜日には皆既月食もあります。

皆既月食は
台風が過ぎてキレイな空で
見えそうな雰囲気ですが、
どこまで影響がでるかも心配です。








140814_1
午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風18号の雲は
渦巻きが
しっかりとしてきました。
気象庁の解析による
午後3時の中心気圧は
975Paです。

一方、
台風の北側は
雲の少ないエリアで
太平洋高気圧の存在が
伺えます。

18号にならなかった
雲の残骸の
次なるまとまりも
懸念しています。









140814_2
きのうの
海面水温図
(気象庁HPより)

九州の南海上は
まだ27度以上あり、
簡単に衰えません。

沖縄付近まで
29度くらいの海水温で
発達が続きそうです。

気象庁は、
4日15時で
940hPaの
非常に強い勢力を
予想しています。

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