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ノダっち

14年10月3日(金) 17:23


九州の南で
北東に転向して四国沖に進む、
このシナリオが
最も確からしくなってきました。

東海上を進むパターンは、
県内にとっては
影響が小さめなのですが、
台風が衰えずに
日曜日でも
935hPaの勢力が予想されるだけに、
西寄りに進んで暴風域に入れば
風雨ともにキケンな状況に
なります。

今後、
暴風域に入るくらいまで
西寄りになるかどうかを
注目
していきましょう。

奄美大島に寄って行けば、
それだけ
暴風域に入る可能性が
高くなってくると思ってもいいでしょう。

今のところ、
予報円の中心線で進めば、
ギリギリで
暴風域には入らないコースですが、
逆に少しだけでも西によれば
暴風域がかかる可能性も出てきます。


なお、過去の
きょう午前の予報の中心線付近を
進んだ台風としては、
2009年の台風18号がありました。
くしくも今回と同じ号数で、
県内に近づいたのが10月7日ごろで
今回とよく似ています。
勢力も940hPaくらいでした。

2009年の18号は
九州の南では
今回の18号よりもやや大回りをして
東経130度に近づいた後で
北東に向きを変えて奄美の東を通って
紀伊半島をかすめて
愛知県に上陸しています。

その分、今回よりも
雨の降り出しが
早かった可能性がありますが、
接近当日の雨の降り方は
参考になりそうです。

奄美の東から四国沖に進んだ
2009年の10月7日の雨量は、
宮崎で96ミリ、油津で91ミリ、
西都で89ミリ、神門で85.5ミリ、
日向で85ミリ、延岡で72.5ミリ、
都城で70ミリ、高千穂で48ミリなどと
南部平野部を中心に
雨の量が多くなりました。

暴風域が南部平野部を
かすめた状態になったためでしょう。

台風が四国沖に進んだ後からは
雨が弱まったようです。

一方、油津では
21メートルの最大瞬間風速も
台風が南にあるときに
観測しています。


5日・日曜日の状況の参考になりますが、
もう少し九州に近い所を通って
暴風域に入る面積が増えれば
雨の量は一気に増える可能性があり、
油断できません。

とくに、同じ風向きが続いて
局地的に
雨量が増えるような状況も心配です。

今後の
新しい予報、情報にご注意下さい。


・宮崎地方気象台発表の気象情報
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/351_index.html

・宮崎県の注意報警報
http://www.jma.go.jp/jp/warn/351_table.html

・台風18号情報
http://www.jma.go.jp/jp/typh/1418c.html


きょうは、
一部に弱い雨雲がかかったものの、
広い範囲で晴れています。

このまま、あす日中にかけても
晴れる所が多いでしょう。
一部でにわか雨の可能性はあります。

あす夕方以降は、
台風の北側の雲がかかってきて、
曇り空に変わりそうです。
台風の
本格的な雨雲がかかってくるのは、
夜になってからとなるでしょう。

夕方以降には、早い所から
強風域に入る可能性もあり、
海は荒れてきそうです。

念のための台風への備え、
排水溝の掃除などは
あす日中までにすまして
おきましょう。

中心線よりも東寄りに進めば
日曜日の雨も風も
大したことない可能性もありますが、
外回りのリスクを理解して
念のための対策はしておきたいものです。


気象台予報は
月曜日も雨マークが残りましたが、
台風が予想通りに進めば
次第に晴れてくるでしょう。
WNI予報は
すでに曇りのち晴れで出ています。
この傾向です。

火曜日以降は、
時おり雲が広がるもののの、
おおむね晴れそうです。

来週の火曜日は
種子島からH2Aの打ち上げ
があり、
雲が少なければ
宮崎市内からも見えるでしょう。
詳しくはまた月曜日にお伝えします。

また、水曜日には皆既月食があり、
どうやら
キレイに観えそうな空の予想です。
こちらは火曜日にお伝えします。

あすのファーム選手権も出来そうですし、
月曜日からのフェニックスリーグも
初日から出来るでしょう。
CSに備えての
1軍選手の参加にも期待です。


無事に台風18号を乗り切って、
来週を楽しみましょう!

・・・・

が、、、、

台風18号の後を追うような
台風の気配も見えます。
あす朝までに新たな台風が発生しそうです。
こちらは、また月曜日以降に
随時お伝えしていくことになるでしょう。

毎週の台風、
勘弁してほしいですね( > <.)








140814_1
正午の可視画像
(気象庁HPより)

右下に
新しい台風の
幼体が見えます。

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