再度、春側へ

ノダっち

23年7月19日(水) 16:47

今月6日のこの日記に、
最後の春側の空気か、
というタイトルを付けた通り、
あの段階では、
一か月予報の資料の傾向などから
もうそのまま梅雨明けとなるだろう、
と予測していました。
 
が、
 
きょうは、梅雨前線が
九州を再び南下してきていて、
あすにかけて、
再び「春側」の空気のエリアに
入ってきそうです。
 
とはいえ、もう
大気全体が夏の空気に
温まっていますので、
春のような
ヒンヤリ感にはなりにくい
季節になっています。
 
それでも、
暑さ自体は少し落ち着くでしょう。
 
 
太平洋高気圧は
膨れたりしぼんだりを繰り返すため、
そのタイミングで
梅雨前線が南下することは
よくあることでもあるのですが、
この時期になると、
高気圧がしぼみ切らずに
梅雨前線が九州南部よりも南には
南下しにくくなるものです。
 
しっかり強まっていない状況は、
やはり、
エルニーニョの影響を
疑いたくなります。
 
来週の後半以降は
高気圧が強まる予想もありますが、
一方で、しっかり強まらない予想もあり、
まだハッキリしません。
 
フィリピン東で出来ている
雲の状況などとも複雑に関連しそうですので
もう少し様子を見ましょう。
 
 
きょうは、南下する梅雨前線と
前線に向かって流れ込む
太平洋高気圧周辺の空気の流れで
朝から所々で雷雨がありました。
 
一方で、雲の隙間もあって
やはり各地で日も差しましたので、
蒸し暑さも強まっています。
 
最高気温は、平野部を中心に
33~34度前後まで上がりました。
 
 
あすは、梅雨前線が
九州の南、種屋久付近まで
南下する予想です。
 
しかも活動を弱める予想なので、
前線北側の雲が多くて、
にわか雨の可能性もある一方、
おそらく、日が差すでしょう。
 
蒸し暑さはあると思いますので、
引き続き、熱中症には
警戒してください。
 
 
あさって以降、
梅雨前線は
再び北上傾向になる見込みですが、
活動はそれほど強く無さそうです。
 
土曜日くらいまでは、
前線が南岸付近に予想されています。
 
どの程度雨が降るかは、
前線の活動具合によって
変ってきそうです。
 
来週になって前線が北上した後、
月曜日くらいには
南からの空気の流れ込みが強まって
雨が強まるかもしれない資料もあります。
 
このタイプの予想は
変わる可能性も高いですので、
様子を見ましょう。
 
その後の10日予報の資料では、
来週の後半になると
太平洋高気圧が強まりそうな
資料もあります。
 
このパターンになれば・・・
 
ですが、、、
 
そうならない予想もあるので、
悩ましい状況です。
 
いずれにしても。。。
 
戻り梅雨は怖い、
と認識しているのだとしては、
このまま、不活発な前線で
過ぎてくれるのを願います。
230719
朝、
雷が止んだ後、
愛犬の散歩に出たときの
宮崎市の西の空

青空が見えていた一方、
入道雲も見えました

この雲は、このあと
8時半くらいに
宮崎市付近に
弱まりながら進んできました

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