台風16号発生

ノダっち

14年9月18日(木) 17:06


きのうの予想よりも
早めに台風に発達しました。

午前3時に台風16号発生です。

フィリピンの東の雲は
まだ大きな渦巻きで
まとまりが弱いのですが、
これから徐々にシェイプされて
発達しながら
まとまってくることでしょう。

さて、その動きですが、
まだ良くわかりません。

きょうの資料では
北上傾向・大回り傾向になった、
という点が見えます。

ただし、日本の資料だけは
相変わらず独自路線です。
独自路線で
ブレていないのが気になっています。
というか、日本にとっては
九州にとっては
一番助かる予想でもあるので、
願いも入っているかもしれません。

一方で、欧米の資料の傾向が
揃っているのは、
見逃せないのも事実で
非常に嫌な予想も含まれているため
かなり気になります。


衛星画像を見ると、
台風の北側南西諸島付近は
雲が映っていません。

ココの所、
沖縄県には、連日、
高温注意情報が出されています。
沖縄付近では、
太平洋高気圧が強まっているのです。

このため、台風が簡単に
北に上がってこれない予想がある一方、
週末から偏西風が南下してきて
太平洋高気圧が弱まり
そこを北上してくるとともに
偏西風に乗ると北東に向きを変える、
そんな予想とがあるようにみえます。

ただ、大勢の資料が
この偏西風に乗り損ねて
ゆっくりと北上しながら
向きを変えるような予想にも見えるため、
影響時間が長くなる可能性があり
それはそれでかなりやっかいです。

東シナ海で動きが遅くなると
県内には
湿った空気が東から入りやすく、
前線が伸びていると
雨量が多くなる恐れ
もあります。

乗り損ねて
北上しないなら県内にとっては
助かるのですが・・・


いずれにせよ、
台風の動きによって
週末以降の予報は
変わってくる
ことになるでしょう。

雨マークも晴れマークも減りましたが、
台風次第です。

新しい予報をご確認下さい。


きょうは、
徐々に雲が広がってきています。

午後3時現在では
とくにレーダーの反応も弱いのですが、
東シナ海に反応があるため
夜にかけては
弱い雨のぱらつく所がありそうです。

あすは、
九州の南に前線が伸びてきて、
前線上に
低気圧も発生してくる予想です。

東風も流れ込み、
前線に近い南部を中心に
県内は広い範囲でが降るでしょう。

前線の北側での雨ですので、
あすの昼間も
あまり気温が上がらない予想です。
半そでだと、昼間でも
肌寒さを感じるかも
しれません。

土日の気象台予報は
11時に発表で
くもりマークになりました。
ただ、やはり、雨が降る可能性は
十分にあります。

レジャー、運動会などある方は
雨に備えた準備を
しておく方が良い
でしょう。

台風が早めに北上すれば、
北側の前線も北上して
影響を受けやすくなる半面、
あまり北上しなければ
雨の量・範囲ともに
少なくて済みそうです。

と書いていたら、
17時発表の予報で、
土日ともに雨マークがつきました・・・


なお、一ヶ月予報でも
日本の南には
前線が出来やすい予想です。


周期変化の中で
晴れ間が少ない予想になっていて、
この先も晴れ間は
上手に使っていきましょう。


有効に使えるように
ガンバって
情報をお伝えしていきたいと思います。








140918_1

午後3時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)










140918_2

昨日の海面水温
(気象庁HPより)

沖縄の南まで
30度以上になっていて
まだまだ
台風は今後発達しそうです。


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