今一度の防災点検のきっかけに

ノダっち

14年8月29日(金) 17:31


明け方の地震に起こされて
寝不足という方も多いでしょうか。

震度2くらいだったら
起きることはないのですが、
震度4だとさすがのノダも
目が覚めました。

すぐにテレビを付けて、
携帯を起動して、
震度と津波の有無だけを確認して
もう一度眠りにつきましたが、
布団に入った途端に
最大震度2の余震を感じて
本格的な地震だったなと
改めて実感したノダです。

今回は、
午前1時半にM4.3の前震があり、
午後4時14分にM6.1の本震が来て、
その後、数度の余震もある
本格的な地震現象となっています。

まだ余震の可能性はあるのでしょう。


揺れだけを体感した時は、
ついに日向灘地震が来たかな?
と思ったのですが、
20年から30年周期であるとされる
M7.1前後のものと比べると
M1も違う規模でした。
ちなみに、
前回のM7.1が1984年でしたので、
もう30年たっているため
いつ来てもおかしくない状況とも
言われます。

マグニチュードが1違うと
約32倍ものエネルギー差です。


関係があるのかどうか
わからないですが、
桜島の爆発的噴火も
昨夜から増えていて、
活動が活発になっています。
(たまたまかもしれませんが。)

地下でマグマが揺さぶられたので、
しばらくは霧島のGPSの変化も
注意してみておきたいところです。

栓をした炭酸飲料を揺さぶると
中の圧力が高まって
栓を開けた時に勢いよく吹き出すように、
マグマも
空気を含んだ液状のものですので、
圧力が高くなった可能性を懸念します。


いずれにしても、
こういった地震体験を機会に、
防災や減災の意識を今一度高め、
身の回りの再点検や
いざというときの行動や
連絡方法などについて
家族との確認をしておきたい
ものです。


さて、天気の方は
午前中に晴れ間もあったものの、
午後にかけて
だんだんと雨雲が接近してきました。

とくに熊本県側で
発達した雨雲がかかってきて、
午後は、
竜巻注意情報も発表されるなど
活発な雨雲が
県内にも流れ込んできています。

竜巻注意情報が出た時は、
こちら
とくに赤いエリアを中心に
竜巻や竜巻にならないまでもの
突風の発生に要注意です。
また、該当エリアでは
大粒の雨が降る恐れがあります。

ただ、きょうも暑さは弱く
最高気温が
ほとんどの所で30度に届かず、
北部山沿いは
高千穂など所々で25度も下回って

夏日も脱出しました。
(夏日脱出は、
鞍岡では既にあったものの、
高千穂や神門は今月初めてです。)

あすも前線が九州南岸に伸びて、
日中に活動が強まりそうです。
このため、
日中を中心に雨が所々で降るでしょう。
前線に近い南部ほど降りやすいですが、
前線の位置によって変わってきます。

きょうの資料で変わった点は、
日曜日ですね。

日曜日も前線が残る予想になって
雨マークがついてきました。

ただ、前線の動き次第なので
雨のタイミングは
まだよく分かりませんし、
予想の変化が大きくなったため
前線が離れ気味になる
可能性も残っているとみます。

上空に気圧の谷もあるため
晴れたとしても夕立の可能性が強く、
天気が安定はしませんが、
さらに予報が変わるかもしれません。

新しい予報をご確認ください。


来週の月曜日からは
いよいよ
女子野球のワールドカップ
宮崎市で始まります。

月曜日の予報も、
きょうの資料で
日曜日が変わったのをひきずって
不安定な可能性が強まりましたが、
前線の動き次第でしょう。

離れて回復するか、
残って雨が降るか、
どちらとも予想がしづらいです。

その後、火曜日から木曜日頃は
いったん高気圧が強まって
晴れる時間が増えますが、
金曜日からは、再び
気圧の谷の影響を受けやすくなり、
九州付近に
前線が復活する可能性があります。

予想の
不確定要素が大きい部分ですので、
来週の新しい予報をご確認ください。
ただ、現状では、
決勝ラウンドに向けて不安です・・・( >< .)

少しでも多く、
宮崎らしい青空を
世界に発信したいものです。








140829_1

午後4時過ぎの
宮崎市内は、
大粒の雨で
景色が霞むほどでした。










140829_2

4時過ぎには
アンダーパスの
冠水も起きた
所があるようです。

このような所には
無理に突っ込まないように
する必要があります。










140829_3

東日本大震災後に
食器棚の上にとりつけた
我が家の
耐震突っ張り棒。

びくともしていませんでした。


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