防災意識を高く!

ノダっち

14年8月4日(月) 17:25


今週も、
雨の降り方、
雨の災害に
気を付けて過ごしましょう。


ライン状の雨雲がかかった地域と
ラインから離れた地域とで
雨の降り方が
だいぶ違う週末だったと思います。

土曜日からは
台風12号が
九州よりも北に進んでいったため
風向きが南風に変わってきて
このラインの向きが
南北に立ってきました。
日南海岸付近で出来てきた雨雲が
尾鈴山地でさらに強化されて
これが流れ込んでいった
都農や日向の山間部、
延岡市の北方など山間部、
そして日之影にかけて
活発な雨雲が
かかりやすくなったと思われます。

日曜日から今日にかけては
土曜日よりもラインの隙間が増えたため
より局地的なラインでの
雨の強まりに変わってきて、
雲の切れ間では晴れ間も出ました。

台風12号は、きょう
朝鮮半島で熱低に弱まりましたが、
台風が南に引き連れて
北上してきた湿った空気の影響で
次々と雨雲が流れ込んでいます。

週末にかけて
500ミリ以上の雨が降った所もあり、
地盤は

たっぷりと水を吸っていると推定され、
土砂災害への
危険度が高まりやすい状態
です。

激しい雨を降らせる雲がかかると
一気に危険度が高まって
大雨警報が発表されています。

あすも、引き続き、
南西から流れ込む湿った空気で
南部山沿いを中心に
雨雲がかかりやすいでしょう。

資料では、きょうよりも
雨の範囲を広げているものもあり、
再び局地的に強まる可能性もあります。

あすも雨の災害に関して
最新の情報も
確認するようにしておきましょう。

ただ、やはり雨雲の隙間もありそうです。
晴れ間もあるでしょう。
洗濯は空を見ながら、
少しでも日差しに当てられる所も
あるかもしれません。

そして、今週はなんといっても
台風11号に関する
最新情報の確認が必要です。

日本付近に北上してからの動きが
相変わらず
まだはっきりしない部分がありますが、
週末の間に
フィリピンの東を西に進み続けて
東経130度付近まで来てしまったため
県内は大なり小なりの影響を
受ける
と思っていた方が良いでしょう。

きょうの時点の資料は、
中国大陸に突き抜ける資料は見られず、
九州の近くまで北上してくると
偏西風に乗って向きを変える、
あるいは、乗らずにゆっくりと
向きを変える資料が
多くなってきました。

この向きを変えるタイミングによって
どのくらい近づくか、
また影響する時間がどのくらいになるか
変わってくるでしょう。

九州の南で
早めに北東に向きを変えれば
県内への影響は小さくて済みますが、
東シナ海に向かったり、
九州に接近する可能性もあり、
影響がかなり心配な状況です。

台風事体は、
12号に比べるとまとまっていて、
北側に本体の雲が少ないため、
南から接近してくるコースだと、
北上してきて
急激に雨風が強まるかもしれません。

一方、東シナ海に向かうと
東側の湿った空気が流れ込みやすく
局地的に
雨が強まりやすい状態が続きそうです。
その後、九州に向きを変えると
時間的にも多くかかりますし、
東風が続きやすくて
総雨量がより多くなりやすく
心配なコースともなります。

なお、海水温は
九州の南でも29度以上
あり、
東シナ海の北部でも
27度~28度あるため、
急激には衰えにくいでしょう。

まだ、予想される進路の予想が
資料が新しく出るたびにずれていて
なかなか週後半の雨の降り方を
想像するのが難しいのですが、
現段階では
可能性がある以上、
最悪の進路になることも想定して
準備をする心構えは
しておいていただければ
と思います。


一方、四国では
この週末に記録的な大雨になりました。
きょうもまだ
一部に活発な雨雲がかかっています。

こちらへの台風11号の影響も心配です。








140804_1

けさ9時の
衛星可視画像
(気象庁HPより)

台風11号は
昨日までくっきりと
つぶらな目が見えていて、
けさ6時までは
915hPaの中心気圧で
解析されていましたが、
きょうは目の上に
雲が被ってきているようで
くっきりでは無くなりました。

これで
午前9時に930hPa、
午後3時に940hPaに
なっていますが、
引き続き
非常に強い勢力です。

このあと
勢力は維持する予想で、
930hPa位で北上する
予想になっています。










140804_2

きのうの
海面水温図
(気象庁HPより)










140804_3

昼前の
MRTから南西の空

青空が見えていて、
延期になっていた
花火も出来るかな?
という状況でしたが、
ホテルの向こうには
モクモク雲が見えていて、
昼ごろから
また雨雲も
かかってきています。


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